タイマンPvP個人的(超重要)クラス別評価

今回【クエストノーツアドカレ Advent Calendar 2022】と言う企画に参加させて頂きました。

この場をお借りしてクエストノーツにおける【1対1におけるPvP】のクラス別評価をさせて頂こうと思います。
評価と言いつつ解説もちょびっとありますが、基本的にはスキルやビルド等を理解している前提で進めさせていただきます。

評価基準は以下の四点+総評でやらせていただきます。
①攻撃性能 どれだけダメージを与えられるか、命中や火力等の評価
②防御性能 どれだけダメージを防げるか、回避や防御のスキル性能やビルド相性の評価
③補助性能 状態異常や移動スキル等の搦め手の評価
④燃費性能 スキルの消耗の度合いや長期戦適性の評価

個人的視点の評価となっていますが、よろしければお付き合いください。

【高水準の前衛! ウォリアー】

基本5クラスの一つ ウォリアーから始めていきましょう。
最初に選んだ人も多いであろうウォリアー。

通常のクエストで強力なこのクラス、PvPでも非常に強いです。

攻撃性能:☆☆☆☆☆ 
扱いやすく高性能な初期スキルである【バッシュ】と【ソードマスタリー】で確保される高い命中によってダメージを通す能力が非常に高いです。

【バッシュ】は威力を求めてダメージ+1d成長にするか 安定を求めてHIT+1dするか、はたまたSP消費を-1にする成長にするか どれを取っても高い効果を発揮するでしょう。
地味な効果として打撃属性になる為 ルールによっては許可される
【チェインメイル】への対策にもなります。
勇気ビルドとの相性も良く、【レイジ】が発動している状態の【バッシュ】はロマンと実用性が高いレベルで共存している組み合わせです。

もう一つの攻撃スキルである【スマッシュ】はAP消費が5と重いですが、
ダメージと同時に相手を1マス分ノックバックさせる効果で、命中成長でバッシュと共存させたりとダメージを与えつつ相手の攻めをけん制できます。

防御性能:☆☆☆☆☆
ウォリアーの防御面は非常に高水準なスキルとビルド相性です。
HITの数値で回避が出来る【ディフレクション】と物理攻撃に対して高い効果を発揮する【アイアンクラッド】と【シールドマスタリー】それらによって非常に高い防御能力を発揮します。

物理攻撃を一度だけほぼ確実に防げる固有スキル【マイティガード】も見逃せません。
どちらも前衛にとって非常に強力な効果を持っており 正面から戦うウォリアーにとって頼もしいスキルでしょう。

補助性能:☆☆☆☆
搦め手と言えるスキルは【エンゲージ】です。
【エンゲージ】は相手と自分の移動を封じると言うこれ強力なスキル。
AP1かつSPD1でウォリアーとの真っ向勝負を強制できます。
弓相手には特に効果的であり、対策必須です。

燃費性能:☆☆☆
パッシブ・アクション・リアクション共に強力なスキルを持っていますが、その分消耗もあります。
幸いスキル一つ一つの消費は余り大きくありませんが、積み重なると決して無視できないものです。
特にディフレクションを多用する場合はSP消費の問題は常について回ります。
ビルド次第ですが長期戦ではなく隙を見て一気に決着をつけるのが向いているかもしれません。

総評
基本クラスの中でもシンプルに正面から殴り合う事を得意とするクラスです。
攻守ともに高性能で分かりやすい強さを持っていると言えるでしょう。

しかし魔法相手、特に回避不可魔法を使用する相手はしっかりと対応策を考えなければあっさりとやられてしまう事も多々あります。
強いクラスだからこそ相手もしっかりと対策してくるクラスです。

余談ですが面白い所ではディフレクションと弓の相性がよく、弓ウォリアーもビルド案として存在します。
初心者から修羅まで幅広く扱えるクラスとなっています。

【回避と手数のスペシャリスト! シーフ】

シーフは基本5クラスの一つでウォリアーと同じく近接系のクラスとなっています。
TRPGでは補助や探索よりのイメージが多いシーフですが、
クエノPvPでは攻撃的かつ強力なアクション 高性能のパッシブとリアクションを所持するクラスです。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
AP3で攻撃ができる初期スキルの【クイックトリック】と命中補正が高い【インビジブルアタック】二つの攻撃スキルはシーフの攻撃性能を強く支えています。

特にAPが7でも連続攻撃が可能な【クイックトリック】はとても強力です。
攻撃回数が多いと言うのはダメージやリアクションでのAP消費で相手に与える負担が増え 当然勝ちにも直結します。

Will消費が一つでAP0にできる点も見逃せません。
例え現在APがマイナスでもWillクイックトリックは攻撃レンジに相手がいれば発動し、相手に攻撃が可能。

ただしこれはレンジ内に相手がいるとキャンセルできずWillを消費してしまうと言う弱点とも言えます。
それを加味しても攻撃面で非常に優れたスキルです。

パッシブには「ダガーマスタリ」を持っており、ダガーはダメージ係数が延ばしにくい弱点はあれどAPが1増えると言う特殊効果を持っており、さらに手数を増やせます。

防御性能:☆☆☆☆☆
パッシブのFleeが増える【バタフライダンス】が強力で、回避型の場合非常に大きな強みと言えます。

リアクション面でも 回避に成功するとノックバックする【バックステップ】は攻めの点では使いにくい物の相手のラッシュを躱すことが可能で対ラッシュ性能の高さが魅力的です。
成長させれば回避性能も高められ、簡単には攻撃を受けないようになります。
しかし攻めの点ではノックバックする部分が考え物になってきます、そこを踏まえた上でどう使うかが回避型シーフの難しい部分ですね。

固有スキルの【絶対回避】は当然強力。
回避できるならばほぼ確実に避けられ、回避を振らないシーフにとっても頼もしいスキルです。

補助性能:☆☆☆☆☆
シーフの補助スキルは【ダッシュ】【フェイント】【プレパレーション】の三つです。
【ダッシュ】の1マス余分に移動できるというのは数値以上に強く、攻めるにも下がるにも利用できます。
ただし移動と違ってファンブルをしてしまう点は気を付けましょう。

【フェイント】は対策が難しいAPダメージを与え、相手のアクションとリアクションを封じつつ自分の行動を通せます。
このスキルによってHITを振らずに戦う「フェイントシーフ」は成り立っています。

【プレパレーション】はAP2で次の行動の消費APを-3し、様々なアクションセットを組む場合に非常に役立ちます。
ただしアクションだけでなくリアクションでも消費してしまったりキャンセルが難しくなる等、弱点も存在するため多用には注意しましょう。

この通りどれを取っても超強力なスキルが揃っています。

燃費性能:☆
とても強力なスキルが揃っているシーフですが、その分スキルの消費SPがとても重いクラスです。

特にアクションの消費SPが多く、最大SPが40前後あっても2~3ターンで半分以上なくなる事もあるほどです。
それでいてスキルへの依存度大きく、相手に上手いように躱されるとビルド次第では何もできなくなってしまう事すらあります。

この燃費とどう付き合いうまく扱うかがシーフ使いの腕の見せ所でしょう。

総評
攻撃的なアクション性能と高いリアクション性能を併せ持つシーフ。
燃費以外のすべてが高水準でありビルドも多種多様に渡ります。

回避を振らずにアクションを突き詰め圧倒的手数と攻撃性能で押すビルドや弓を装備してバックステップをしつつも攻撃性能を維持するビルド。
勇気ビルドとの相性も◎で 凄まじい手数を高水準の回避が支えています。

ただしどのビルドも知ってる人は逆にその弱点を突いて的確に対応してくる為、案外玄人向けのクラスかもしれません。

【高火力の代名詞! アーチャー】


アーチャーは分かりやすく強力なスキルを持ったクラスで、シーフやウォリアーとはまた違うベクトルで高い攻守の能力を持っています。

その為PvPでも様々なビルドが存在しており、スキルに悩むこともしばしば。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
アーチャーの大きな特徴として豊富な攻撃スキルが挙げられます。

初期スキルの弓の射程を高める【ホークアイ】と初めとして、単発のスキル火力が最高クラスの【ダブルショット】広範囲で目の前の敵もカバーできる【アローシャワー】対回避型の切り札【スナイピング】弓アチャ相手に0距離でも油断できない【クイックドロウ】と非常に強力なアクションスキルが揃っています。

この中でも【ダブルショット】はアーチャーの代名詞であり 近接武器を持って戦う通称「近接アーチャー」が放つダブルショットの威力はあるだけで大きなプレッシャーとなります。

弓が使用する場合は 弓の高い命中係数とそれを底上げする【ボウマスタリー】そこから高レンジで一方的に放たれる高命中高火力の【ダブルショット】は【チャージ】と併用して連続で放てば防御型でも厳しい威力となるでしょう。

防御性能:☆☆☆☆
アーチャーは防御面でも優秀なスキルを持っています。
それが【フェアリーステップ】と【インタラプト】です。

【フェアリーステップ】は単純な回避強化スキルであり、回避の上昇量は全スキル中最高を誇ります。
このレベルになると回避にほとんど降っていなくても命中が低い攻撃ならばWillを使わなくても避けられる程です。

固有スキルの【インタラプト】は超強力の一言に尽きます。
防御面では相手のあらゆるアクションを止め、レンジ内ならほぼ確実に自分に対する攻撃を防ぐ事が可能です。
一回スキルである他、防御以外にも使いたい場面が多いのが玉に瑕ですが、そうでなければ余りにもオーバースペックと言えるでしょう。

補助性能:☆☆☆☆☆
アーチャーの補助スキルは先ほども紹介した【インタラプト】と【影縫い】【クィックステップ】の三つが挙げられます。

補助面での【インタラプト】はとにかく自分の間合いから逃さない効果が強力です。
本来失敗しないはずの移動すらも封じる事が出来てしまいます、筆者もよく使いました。
弓アーチャーなら相手の接近を封じ、近接アーチャーなら退避を封じる。
どちらも超強力なスキルであり、アーチャーの生命線と言えるでしょう。

【影縫い】は弓アーチャーの凶悪スキルと言わざるを得ません。
回避型でなければ一方的に封殺する事すら可能です。
近接アーチャーでも疑似的なエンゲージとして使用可能で、選択肢として十分に入るスキルとなっています。

【クィックステップ】は非常に使い勝手が良い移動スキルです。
1マス限定とはいえAP2で使える移動スキルと言うのはアクションセットを組む上で非常に強力と言えます。
近接・弓問わず採用すればほぼ確実に役に立つでしょう。

燃費性能:☆☆
制圧力の高いスキルが揃っているアーチャーですが、SP消費はかなり重い部類に入ります。

ダブルショットがSP成長なしで4、その他のスキルもほとんどが3以上を消費します。
ステータスに余裕が出にくいアーチャーはそれが足を引っ張る事も多く、
SPをいたずらに消費してしまうと 最終的に攻めきれなくなってしまう事も多々存在します。

攻めの緩急をうまく利用するのが大事なクラスと言えるでしょう。

総評
圧倒的火力と封殺能力で制圧するクラス。

弓アーチャーと近接アーチャーで運用が大きく変わりますが 共通している点として「自らの間合いで火力を叩き込む」と言う点があると考えています。弓ならば相手を動かさず自らの有利なレンジを維持させ火力で詰める。
近接ならばとにかく自身の間合いに入り込み、圧倒的火力を叩き込む。

アーチャーは強力なクラスですが、自らの間合いの外から接近されたり攻められると非常に辛いクラスです。
そこをどう対策し、向き合うか…それが大切だと思っています。

【魔法火力の代名詞! メイジ】

メイジは基本的には杖を装備し 広範囲高火力の魔法スキルを使用するクラスです。

魔法特有の広い間合いと軽減のし辛さにスキルの高火力が相まって、こちらも相当な強さを持つクラスです。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
命中を【マジックマスタリー】と【コンセントレイト】で底上げしつつ 魔法スキルの中でもトップクラスに火力が高く間合いが広い【ファイアボール】と回避型への対策になるダメージ状態異常を与えられる【ブリーズ】による攻撃面での高い汎用性が魅力的です。

特に【ファイアボール】は両手武器を持った前衛並の火力を出す事も実用的な範囲で可能です。
【スペルエンハンス】と併用すれば地点指定でレンジを実質5に伸ばす事もでき、APとSP消費こそ重いですが中々に強力です。
【ウォータースピア】も【コンセントレイト】や【スペルエンハンス】とは若干相性が悪いですが、
詰めの場面において非常に強い役割を発揮します。

その他、初期スキルの【マジックアロー】は燃費が非常によく、副砲としては十分な性能があります。
面白い使い所では勇気型の自傷に使われる事が多いです。

防御性能:☆☆☆
メイジは【コンセントレイト】によって命中だけではなく回避も底上げする事が可能です。
ただし発動にAP2を消費するので攻撃スキルと併用する場合Willを使わなければ回避を使用できる回数が1回になってしまうのが少し痛い所。

また魔職と言うのは基本的にはSTRでHPを上げる事はなく 前衛に比べると耐久面が低くなりがちです。
とは言えメイジはCPに余裕が出来やすく、高火力の前衛相手でも渡り合えるぐらいの耐久を確保する事は可能ではあります。

しかしそれを補助するスキルはない為 距離を保つのが大事です。
他の防御スキルとして【リフレクション】と【カウンタースペル】存在します。

その内【カウンタースペル】は弱いスキルではないですがAPを2消費する抵抗スキルである為 APやWillをほかに回したい事が多いメイジに取ってはPvPではあまり選択肢に入る事は少ないかもしれません。

【リフレクション】固有スキルであり。メイジミラーやアコライトと言った「対象指定の魔法スキル」に強く出れる反面 物理相手にはほとんど無意味で 地点指定の魔法や範囲魔法にも無意味になってしまいます。

補助性能:☆☆☆☆
メイジの補助スキルと言えるのは【スリーピング】ぐらいですが、効果はとても強力です。
スキル一つで「アクション妨害」「リアクション妨害」「移動封じ」を同時に出来るのが強く、それだけに相手も全力で抵抗せざるを得ません。
ただし他のスキルと比べて射程が1短くなっており、
射程の外にいる相手に近づいて使おうとすれば移動を合わせられ間合いを詰められるリスクも存在します。

それを踏まえた上で 積極的に近づいて使うか 相手の移動をけん制するように使うかを選ぶのが重要です。

燃費性能:☆☆☆☆
メイジで魔職なのでその仕様上、基本的にはINTを高く降るクラスです。
なのでSPが高くなりやすくなっており スキルのSP消費も平均的なレベルに落ち着いています。

【コンセントレイト】以外で無駄に消費してしまうパターンは少なく 豊富なSPを使って強気に攻める事が可能です。

総評
広い間合いとそれに見合わない高火力が持ち味のクラス。
攻撃面に関してはかなり突出しており、耐久型にとってかなりの重圧になるでしょう。

CPの余裕やスキルの豊富さから多種多様なビルドが存在し、ビルドによって得意不得意が変わりやすいクラスでもあります。

ただし 接近戦においては流石に近接相手に真っ向から挑むのは厳しいです。
隙をついて一気に距離を詰められると一気に瓦解してしまう事も多々あります。

自分のビルドの得意不得意を理解してそれを補えばメイジの隙はほとんどなくなるでしょう。

【補助だけじゃない高水準 アコライト】

アコライトは物理職であり魔法職であり補助職と言う三つの側面を持っているクラスで、PvPにおいてはどちらか一つに特化したビルドが多いでしょうか。

スキル構成によって大きく変わる攻め方をするクラスであり、実はなんでもできるクラスなのかもしれません。

攻撃性能:☆☆☆☆
物理職としてのアコライトは【メイスマスタリー】による命中の底上げと【骨砕き】による防御デバフを絡めてダメージを通すクラスです。

メイスのMIは比較的優秀な物が多く、特に蛮族のウォーハンマーは両手武器特有の火力係数の高さと【ブレッシング】によるバフも相まって馬鹿にできない高火力を持ちます。
半面命中を底上げするスキルが【メイスマスタリー】以外だと最大でHITが+3になる骨砕きのみであるのが少し痛いかもしれません。

魔法職としてのアコライトは杖を持ち【ホーリーライト】によって回避ができない確実性の高いダメージを通すクラスです。
HITを一切振らずとも一定のダメージを通す事が可能かつ【ブレッシング】で底上げも可能です。
一発の期待値こそ低めですが、アコライトの継戦性能と相まって強力なスキルとなっています。

防御性能:☆☆☆☆☆
アコライトの特徴は物理と魔法を問わない高い防御性能にあるでしょう。

【マジックヴェール】によってRESIを底上げされた【プロテクション】はとても強力で、DEFも上げつつある程度特化すれば前衛の防御型に匹敵する防御力を得ます。
魔法ビルドでも物理ビルドでも高い効果を発揮するでしょう。

補助性能:☆☆☆☆☆
アコライトは補助クラスでもあり、当然そちらの性能も高いです。
【ヘイスト】で移動力を強化すれば追うにも下がるにも相手からすれば厳しい状態となり、戦況を優位に進める事が出来ます。

そしてアコライトの初期スキルである【ヒール】も強力です。
ほとんどの場合魔法ビルドでの話になりますが、相手から受けたダメージを取り戻す事で 相手の行動を徒労に終わらせる事すら可能です。

それの強化版とも言える固有スキル【リザレクション】は劣勢を覆す能力が非常に高く、アコライト相手ではギリギリまで削っても全く油断できない事でしょう。
ただしメイジのリフレクションで奪われてしまう点には注意してください。

燃費性能:☆☆☆☆
アコライトは数少ないHP回復スキルを持ったクラスであり 削り合いにはとても強いです。

ただしスキルのSP消費は重めなクラスでもあります。
特に魔法ビルドの場合はホーリーライトのSP消費が非常に重く、相手が魔法に強い場合はSPが足りなくなってしまう事すらあります。
とは言えそれほどのSP消費があっても相対的には平均レベルで済むほどにアコライトはSPを上げやすいクラスです。

総評
派手な性能こそ持ってないアコライトですが、堅実かつ確実性のある強さを持っているクラスです。

特にその防御性能の高さは目を見張るものがあり、物理と魔法両方に此処までの耐性を実用的に得られるクラスは中々ありません。
とはいえ小さな弱点として 魔法型の高耐久相手の火力不足・物理型の回避型対策が挙げられます。

火力に関してはHITを上げたりブレッシングで底上げしたりと対応もできますが、その為に別の部分を諦めざるを得ない事もあります。
物理型の命中不安に関しては HITを上げすぎると他の部分が疎かになりやすく、どこまで割り切るかが難しいかもしれません。

それらを乗り越えられた時、アコライトは真の意味での万能職になれるかもしれません。

【要塞の如し物理耐久 ナイト】

此処からは追加クラスの評価に移ります。
一番手のナイトは高い物理防御と癖はありますが強力な物理攻撃を兼ね備えたクラスです。

攻撃性能:☆☆☆☆
ナイトは【スピアマスタリー】によって命中を高める事が出来る他、
【ピアース】は「レンジ2の相手にしか届かない」と言う制約がある代わりにSPD1とダメージボーナスが付いた高性能スキルです。

一撃を入れる能力はピアースによって非常に高くなっており、ナイトの攻撃性能に大きく貢献しています。
しかしレンジ2限定と言うのは長所でもあり短所でもあります。
接近戦では上手く下がるか【ブランディッシュ】によってノックバックさせるかしないと当たらず、離れた距離から接近して攻める場合は移動にかなり気を使わないといけません。

強力な反面使い所に困るスキルです。
もう一つの攻撃スキルに【シールドバッシュ】があります。
DEFでダメージを与えられるので特化型のメインウェポンになります。

防御性能:☆☆☆☆☆
ナイトの防御性能は前衛職の中ではトップクラスです。
基本スキルの【ガーディアン】によってDEFを上げつつ防御スキルの消費APを減らし、
超高性能の【フルディフェンス】で物理攻撃を受け止める。
物理職から見るとダメージを通すのが非常に難しく厳しい相手となるでしょう。
【ガッツ】が発動した場合火力特化でもダメージを通せない事すらあります。

半面魔法に対しては【フルディフェンス】は効果こそ高い物の、MDEFを高く保つと他の能力が低くなりがちで メイジ相手にはダメージを大きく通されてしまう事も多いです。
固有スキルである【ラストスタンド】も詰めの場面で詰ませず、発動している間は攻めを全力できる…と若干癖はありますがとても強力です。

補助性能:☆☆☆
ナイトの補助スキルは【ディポーション】の【ディフェンスライン】の二つです。

【ディポーション】は瀕死の時にHPが毎Rに4回復するというスキルですが、これは正直使いにくいと思います。
弱いわけではないのですが 物理相手に瀕死になるならば【ガッツ】による防御の底上げが強いですし、魔法に関してはHP4では足りない事も多々あります。
もちろん好みでつける場合に損はしません、素の耐久が高い場合はしぶとさをかなり底上げできるからです。

【ディフェンスライン】はウォリアーの【エンゲージ】に似ていますが細部は大きく異なります。
「AP消費が1多く」「自分は移動できる」「Rを伸ばせない」と言う違いがあり、特に自分が移動できる点は【ピアース】を刺す点において強力な効果になります。
高レンジ相手を逃がさずに攻撃をする事もできる為、攻めにおいて非常に高い効果を発揮するでしょう。

燃費性能:☆☆
ナイトはスキルのSP消費がとても重いクラスです。

多くのSP消費が3以上であり、メイン火力のピアースは4も消費します。
これはSP軽減の成長を取っても非常に重く、下手に攻めすぎたり受けすぎたりするとSPがギリギリになってしまう事もしばしば。

とは言えそれを補って高い性能を誇る為、相手の燃費がそれ以上に悪いならば耐えつつ戦う事も視野に入ります。
戦い方の選択が重要になると言えるかもしれません。

総評
高い耐久と癖はあるが強力な攻撃スキルを携えたナイト。
ステータスに余裕こそ生まれにくいですが、耐久面…特に対物理における強さは突出しています。

ただしマスタリーがあるとは言え命中を大きく上げる事が難しく、回避型相手には厳しい戦いを強いられてしまう事も。
その弱点を克服できるか否かが強さの分かれ目かもしれません。

余談ですが【ピアース】を上手く刺せた時の快感は強く、
それをより強化した、「回避ナイト」と言うビルドも存在するほどです。
【ラストスタンド】との相性もよくて、特殊ビルドだけとは言い切れない性能を持ちます。

耐久特化に見えて多芸なナイト、その魅力は果てしないのかも…?

【自己バフのスペシャリスト ダンサー】

ダンサーは以前に改修が入り 性能が変わったクラスです。
メジャーとは言えないクラスながらも 実はかなり高いポテンシャルを秘めたクラスであり、PvPでも実力を発揮できます。

攻撃性能:☆☆☆☆
ダンサーの攻撃スキルは【ソードダンス】のみで1対1のPvPにおいてはAP消費が重く、空振りが出来ない等 若干重めの制約があります。
しかしHIT+1d成長をしたソードダンスは素の火力と合わさって回避型に対して高い効果を発揮するでしょう。

【ポルカ】は攻撃面において非常に優れたスキルであり、HITを上昇させる効果は他のクラスのマスタリー以上に高い効果を発揮します。
ただしRの制限が効果成長だと短く、効果量を取るか効果時間を取るかがキモになるでしょう。

防御性能:☆☆☆☆
ダンサーは耐久面ではスキルがあるわけでもなく、強い場面は少ないですが回避面においては【ジグ】や【フロントステップ】が非常に強力です。

【ジグ】は効果Rの制約こそ厳しい物のFLEEとRESIを同時にマスタリー並に上昇させることが出来、回避型にとって上げたい二つの能力を同時に上げてくれます。
【フロントステップ】も単純に回避判定を強化するリアクションとしても使え、対レンジでは回避をしつつ接近も出来るようになります。

補助性能:☆☆☆☆☆
ダンサーの補助スキルは非常に豊富で、PvPでも十分に高い効果を発揮するスキルが多くあります。

【ユニゾン】は新しいダンサーの初期スキルで、相手に隣接していればAPが+1される効果ですが、これが案外テクニカルに使えるスキルだったりします。
単純に隣接時にAPが増えているのも強力ですが、隣接してなければAPが増えないと言う弱点も当然あります。
ですが、その弱点を逆手に取って相手と隣接しなければAPが足りないアクションセットを組むことでWillやアイテムの無駄仕様を防ぎつつ行動が可能です。
他にも攻撃面でも強力だった【ポルカ】は移動力も強化されるため、攻めにも逃げにも使える高い汎用性があります。

【チャーム】はアーチャーの【クィックステップ】のように扱うことが出来、抵抗される場合がありますが中々に強いスキルです。
ただし自分から接近するわけではない為、予想とは違う移動をされてしまう場合もあります。

【アンコール】は1対1だとあまり役に立たないように見えてAP1でAP4分のディレイを作れるスキルとして利用できます。

【セイムフット】は使い所は難しいですが、AP1であることを利用してレンジ2で下がって攻撃しようとする相手に対するカウンターとして効果を発揮するかもしれません。

固有スキルの【カーテンコール】はディレイ面でかなり高い効果を発揮する反面 隣接している場合は相手もAP回復をしてしまう弱点があります。
とは言えこちらの【カーテンコール】を前提にしたアクションを組まれる事はあまり考慮しなくて良いでしょうし、相手のレンジの外に移動しながら使えばディレイと移動回避を同時に兼ねられます。

以上のように、補助面においては非常に豊富で迷いやすいクラスです。

燃費性能:☆☆☆
バフを多く使う仕様上スキルによってSPを消費する回数も多くなるダンサーですが、案外燃費は悪くありません。

攻撃アクションにおいては数を試行しにくいソードダンスのみであり、SP消費こそ重いですが多用する場面があまりありません。
ダンス系スキルの消費SPは3と平均的で 効果量に対しては少ないとまで言えます。

リアクション面でもフロントステップは威力成長でもSP消費は2の為、多用にも耐えられます。

総評
強力なバフスキルで自己強化をしながら戦うダンサー。
ダンスバフはどれか1スキルしか適用こそできませんが、相手によって使い分ける事で高い対応力を持ちます。

反面、バフを使わない場合のステータスはそこまで高くない為 バフをかけ直す隙を突かれたり、そもそもどちらを上げても対応されてしまう場合もあります。

そこに自分なりの対応が出来るかどうかが重要になってくると思います。
テクニカルなクラスではありますが、秘めたポテンシャルは驚異的です。

【☨闇の力☨の使い手 ウォーロック】

ウォーロックは特殊なスキルを持った魔職であり、他のクラスとは異なるリソースの使い方をするクラスです。

HPをリソースにする数少ないクラスで、特殊かつ強力な性能を持っています。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
ウォーロックは【ネクロポーテンス】によるHIT強化と【ドレインライフ】【ブラックホール】による回避不可攻撃の組み合わせが強いです。

【ドレインライフ】は与えたダメージ分HPを回復する効果を持ち、抵抗をされなければ相手から受けた攻撃や【ネクロポーテンス】によって減ったHPを取り戻すことが出来ます。

【ブラックホール】は3×3の範囲魔法で、レンジこそ3ですが疑似的なレンジ4攻撃としても利用できます。
攻撃マスの中心に1ヒッチさせつつ移動不可を与える強力な効果も持っており、ウォーロックの強力な手札となっています。
ただしネクロカウンターがたまってない場合はヒッチだけになるので気を付けましょう。

それ以外にも回避は可能だが相手のMDEFを下げられる【シャドウボール】とHPではなくSPにダメージを与える【マインドブラスト】が存在します。
特に【マインドブラスト】は回避が可能ではありますが、相手のリソースを減らしつつHPが高い相手でも倒せる面白いスキルです。

防御性能:☆☆
ウォーロックの防御スキルと言えるのは【ソウルシフト】一つでしょうか。
【ソウルシフト】の受けるダメージをSPダメージに変換する効果は弱いとは言えませんが、ダメージを防ぐ効果は小さく 自らのリソースを大きく削る為
多用は出来ないスキルです。

しかし詰めの場面で相手の攻撃をSPで防いで凌ぐと事ができるため、ここぞと言う場面で使用すれば高い効果を発揮するでしょう。

補助性能:☆☆☆☆☆
ウォーロックは補助スキルも多種多様です。
基本スキルである【ネクロポーテンス】は攻撃性能の欄でも軽く触れましたが HPを犠牲にしてネクロカウンターを貯め、APとHITを上げることが出来る強力なスキルです。

最大成長でAP+2・HIT+3と言う大きな効果を得られます。
なのでウォーロックはどれほどネクロカウンターを維持できるかが重要になっていきます。

相手の行動を制限できるスキルでは【カース】と【テラー】の二つが存在します。
【カース】は相手の回復行動を阻害する性能を持ち スキルによるHP回復だけではなく PvPで重要な各種ポーション類の効果もWillポーションを除いて無効にできます。
特にAPポーションの無効化が強く 相手の攻めを大きく牽制する事が可能です。

【テラー】は相手のアクションのAPを増やす効果を持ち、これまた高い妨害力があります。
しかし【テラー】を受けた相手は基本的に攻めに転じる事はしないので ただ使うだけでは膠着状態に陥ることも多いスキルで、使い方が肝心です。

そして固有スキルの【ドゥーム】は強力無比なAPダメージを使用できます。
1回切りとは言え最大でAP7のダメージを与え、一気に勝負をつける事が可能です。

燃費性能:☆☆☆☆
HPリソースとSPリソース両方を使うウォーロック。
こう見ると長期戦は厳しそうなイメージがありますが、それを補うスキルとして【デストルドー】が存在します。
【デストルドー】はネクロカウンターがたまっている状態だと毎Rの終わりにSPが回復し、スキルによるSP消費を補ってくれます。

自分のスキルでは気絶にならない効果も相まって 便利なパッシヴです。
【ドレインライフ】による回復もあり、十分に補えるでしょう。

総評
HPをリソースにすると言う少ない概念を持つウォーロック。

攻撃と妨害の性能がとても高く多種多様であり、人気も高いクラスです。
それに魔職ではありますが物理適性もそれなりにあります。
状態異常スキルで相手を縛りつつ隙を見てドゥームで決めるスタイルが持ち味です。

とにかく【ネクロポーテンス】によって高い拡張性があるクラスであり、
色々なビルドが存在しうるクラスだと思います。

【愛されし音楽家 バード】

バードは色々な人に愛されているサポートクラスです。
何度か改修があり現在は中々にユニークなクラスになっていると思います。

しかし先に断っておくとバードは1対1のPvPに関しては不向きなクラスです
とは言え全く戦えないわけではありませんが…。

攻撃性能:☆
バードの攻撃スキルは【フォルテシモ】が存在します。
【フォルテシモ】ATKでもMATKでもなくDEX補正でダメージを与える魔法版弓のようなスキルですが、故に火力が延ばしにくい弱点があります。
火力成長が1dではなく+3が最大値な事もあり、メインの火力としては厳しいものがあるでしょう。

とは言え魔法ビルドでなくても長いレンジの魔法ダメージを与えるスキルではあり、後述するカウンターを貯めれば最大で+3dされる事を考えれば副砲としてはそれなりの性能はあるかもしれません。

防御性能:☆
バードはHITで抵抗する【ハウリング】があります。
AP消費は2と重いですがRESIを使わずに抵抗できるのは中々の性能です。
しかしそれ以外に防御手段を持たない事もあり、特に物理攻撃には非常に弱いです。

補助性能:☆☆☆☆
サポートクラスな事もあって、補助スキルは豊富です。
初期スキルである【プレリュード】は前述した演奏カウンターを貯めつつ自分と周囲の消費APを一度だけ1減らせる状態にできます。
しかしスキルの消費APが3である為、単体ではAPを損してしまい 相手にも利用されてしまいます。
演奏カウンターをどう扱うかが大事になってくるでしょう。

その演奏カウンターは【フォルテシモ】のダメージを増やすだけではなく、
MATKがなくても回復スキルである【バラード】の回復量を大きく増やせたり、消費AP0でAPを最大で3回復できる【アドリブ】に利用できます。
しかし【バラード】は相手も回復してしまい、【アドリブ】はラウンド一回の制限があります。
それでいて回復量は他の回復スキルと比べると小さめなので、使い所が難しいかもしれません。
そして【フォルテシモ】を含めてどのスキルも発動したら演奏カウンターは0になってしまいます。
その為AP1でバードに撃てばカウンターが増え、相手に撃てば【バラード】【プレリュード】が相手に効果を発揮しなくなる【アレンジ】はバードとしては便利なスキルでしょう。

その他、相手の魔法スキルのAP消費を+2する【ディスコード】と相手が距離2以上に居る場合に命中判定を減らせる【ノクターン】があります。
これらは対魔法には強く出れるかもしれません。
特にノクターンは最大で-6の命中判定ができます。

そしてそれらのスキルを演奏カウンターがたまっていれば命中判定を強化したり消費APを1減らしたりと出来る【メドレー】が存在します。
ついでにチャージの消費APも減らせるので物理型にとってはかなり重要でしょう。

固有スキルの【アリア】は演奏カウンターを一気に最大値の3にしつつ広範囲のAP2ダメージを与えるスキルです。
PvPのAPダメージは強力で演奏カウンターを貯める事ができるため、アドリブを絡めることで相手の行動を縛りつつ一気にラッシュを仕掛けることが可能です。

燃費性能:☆☆☆

バードはスキル消費SPこそ平均的ですがダメージを与える能力は低いため、必要なスキル試行回数は多くなってしまうので注意しましょう。

有用な成長後SP消費1のスキルとして【アレンジ】と【プレリュード】がありどちらも有用なスキルなので楽器との相性がよく、それを装備すれば燃費は大きく改善できるでしょう。

総評
最初に言った通り バードは1対1で戦う事に向いていないクラスです。
スキルの効果量が複数人にかかる事前提の効果となっており、単体には効果が薄くなりがちだからです。

とは言え 対魔法の性能は一定以上のものがあるのでそこを重点的に強化すると案外戦えない事もないかもしれません。
【フォルテシモ】はダメージ量こそ低いですが抵抗が難しく ダメージを通す効果は高めなのも悪くありません。

しかし耐久面は本当に厳しいので、ステータスで補強しないと簡単にやられてしまいます。
なんにせよ戦えないクラスでは決してないと思います。

余談ですが昔の仕様であったバードはよくわからない動きで超遠距離からHP50ぐらいなら削りきれる面白いクラスでした。

【玄人向けの術師 ドルイド】

ドルイドはサポート職であると同時にしっかりと攻撃性能も維持していますが、1対1のPvPでは癖のある性能をしています。

スキルの性能が決まったら強力な反面、制限がそれなりに有るため使いこなすのが非常に難しいクラスです。

攻撃性能:☆☆☆
ドルイドには3つの攻撃スキルが存在しますが、
どれも「地点指定」でなければ攻撃できない弱点があり、上手く相手に当てるにはAGI振りかSPDWill或いは高い読み能力が必要になってきます。

その内【リーフエッジ】はレンジ4と長く標準的な攻撃性能をしています。
回避不可であり、単純にダメージを与える能力に優れていると言えるでしょう。

【バインドソーン】は非常にピーキーながらも強力なスキルです。
ダメージを与え抵抗されなければ相手の移動を封じる効果が上手くハマれば一方的に近接相手ならば封殺する事も可能です。
しかし回避型にはよっぽどHITを高めてなければ当てるのは厳しいでしょう。
地点指定のため、移動先を読む事が出来なければ尚更です。

3つ目の【アースシェイク】はAP6と言う、非常に重いAPと広範囲かつ高威力のダメージを誇るロマン砲です。
地点指定の弱点である 移動された場合に刺さらない部分を広範囲である程度カバーできる反面、SPD-1の補正によって相手の行動をしっかりと読まなければ行けません。
しかし当たればダメージは大きく、MOVEを下げる効果も相まって非常に有利になります。

このように、攻撃面ではかなり玄人向けの性能と言えるでしょう。

防御性能:☆☆☆☆☆
ドルイドはサポート職として非常に強力な性能を誇っており、特に防御面は非常に優秀です。

【ミラージュ】によるRESIを使用した回避はAPこそ2を使用しますが【メディテーション】と併せて高水準の回避型並の性能を持っています。

このように【メディテーション】のHITとRESIのバフは強力ではありますが、AP4のアクションを使う場合 リアクションにwillが必要になるという弱点もあり、その部分が弱点となります。
とは言えミラージュを使うなら元から一定のRESIを振っている事前提ではあるので、相手の命中次第でどう選択するかが重要になってくるでしょう。

補助性能:☆☆☆
ドルイドの補助スキルは1対1の場合は【ポーレン】一つとなっています。
【ポーレン】は物理スキルのAPを+2させる状態異常を与えますが、スキルではない行動には刺さらず当然魔法を使う相手にも効果は薄いです。
とは言え物理スキルを大きく制限できるため、それに対する依存度が高い相手には効果を発揮するでしょう

燃費性能:☆☆☆☆
ドルイドはミラージュを使う場合はSENをかなり高めるクラスです。
故にSPも高くなりやすく、魔職としても高いSP水準を誇ります。
相手が魔法を使うクラスなら【リコレクト】によってSPを回復することもでき、気休め程度では有るものの 決して無意味にはなりません。

スキルの消費SPは軽いとは言えませんが、魔法特有のダメージの通しやすさと回避不可の性能と地点指定も対象がいなければ不発になる仕様によって無駄にSPを消費するパターンもメディテーションぐらいでしょう。

総評
ドルイドはサポートクラスとして高い性能を誇る反面、1対1では使いこなすのが難しいクラスと評価せざるを得ません。
初期スキルの【プレイ】と固有スキルの【プラーナ】がキャンセル面を除いて腐ってしまう事もあり、切り札が少ないのも弱点の一つです。

しかし使いこなせた場合 スキルの高い対応性と対近接の封殺力が相まって、
非常に厄介かつ強力なクラスになるでしょう。

余談ですが、2対2以上のPvPの場合 腐っていた【プレイ】と【プラーナ】は一転して凶悪スキルになります。

【見えざる暗殺者 アサシン】

アサシンは特殊なスキルを多く持った近接クラスですが、
PvPでの立ち位置もとても特殊で、扱いが結構難しかったりします。
強力なスキルが揃っている反面、成長や条件が特殊だったりするからです。

しかしそういったクラスは極めればとても強力なクラスになるでしょう。

攻撃性能:☆☆☆☆
アサシンは火力面では【アサルトスタンス】によって1対1においてかなりの高水準を保てます。
【バックスタブ】も条件こそ相手のAPが0以下の場合と厳しいですが ダメージの上昇量はピカイチです。

【スニークアタック】は回避アサシンの切り札的スキルです。
相手が自分より遅く回避をしない場合はかなり高い封殺性能を持っています。
【インベナム】は通常の火力が低いビルドにうってつけのスキル。
期待値で12の直越ダメージを与える事が可能です。
固有スキルの【デッドエンド】はオーバーキルになりやすいですが、相手の防御を実質無視して攻撃できるのは役に立つでしょう。

その反面、深刻な命中不安を抱えており 単純に命中を+1dできるスキルが
片手が空いている場合にしか発動しない【スローイングナイフ】のみとなっており、直接当てる能力が低い弱点を抱えています。

しかしステルス状態で【アンブッシュ】を狙う場合、条件は厳しめですが相手の回避を無視する事が可能です。
相手のAP4行動の前に先手を取ってステルス状態になると言う厳しい条件こそありますが決まれば低耐久の回避型は沈黙するでしょう。
自分はこの前やられました。
失敗行動にも発動する事を利用して あらゆる行動にキャンセルを入れる事ができるのもPvPで強力です。

弓によって命中と火力を両立するビルドも存在し、その場合は命中不安の弱点をカバーしつつ 【アサルトスタンス】と【インベナム】で弓の火力不安もカバーできます。
ステルスとの相性もよく、強力な組み合わせです。

防御性能:☆☆☆☆
回避型ならば【ブレイクスルー】を持っており、上昇値こそ小さいですが
回避成功時のAP+1がとても強いです。
上手く使えばラッシュを全て躱しつつ Will消費を最低限に抑える事が可能になります。
しかし他に回避を底上げするスキルがなく、ステータスとスキル成長の上昇による数値で勝負するしかないのが玉に瑕かもしれません。

補助性能:☆☆☆☆☆
アサシンの基本スキルである【クローキング】が非常に強力です。
ステルス状態の恩恵として「行動の対象にされない」「どこから攻められるか分からない」「一部のスキルの効果条件」等があります。
特に行動の対象にされないのが強力で、相手を一方的に攻撃する事も可能です。

ですが決して攻撃されないわけじゃなく 当てずっぽうが偶々当たったり、
ステルス読みが可能な強者に見破られて当てられる事もあります。
また、指定移動をした場合 位置こそわからないものの「自分に向かって移動をする」と言う情報は有るため そこから位置を割り出される事も…。

【シャドウムーブ】はステルス状態こそ必要ですがPvPにおけるAP2の移動の強さは想像以上に強力です。
3回移動してAPポーションを使用し一気にラッシュを仕掛けたり 移動を連続して行い位置を撹乱したりと使い道が様々。

このようにアサシンはステルスをどれだけ使いこなせるかが重要になってくるクラスです。

燃費性能:☆☆
アサシンは【クローキング】や【シャドウムーブ】で攻撃以外でSPを消費する行動を多用します。
どれも消費こそ大きくないですが、ステータスに余裕が出来づらい回避アサシンにとっては特に死活問題です。
ビルド次第で対策は十分に可能ですが、この部分は大きな課題になってくるでしょう。

総評
アサシンはステルスの性能が高く、戦況を優位に持っていける能力があります。
反面リアクションが強い相手に攻めきるのが難しいクラスであり、防御型か回避型 両方を同時に対策するのが難しいクラスだと思います。

ただし中には相手のアクションの隙を突いて 攻撃を叩き込んだり【アンブッシュ】を叩き込んだりする玄人も存在し、PLの腕次第でカバーできる事も。

特殊なクラスですが レンジ・火力・回避とやれる事が多く面白いクラスだと思います。

【頭を使う狂戦士 バーサーカー】

バーサーカーと言うクラスは狂戦士と言う名前ではありますが、
PvPにおいてはかなりテクニカルなクラスだったりします。
強力なスキルを数多く揃えてる反面、相手によってしっかりと行動を選択する必要が有るからです。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
バーサーカーは名前通り高い攻撃性能があります。
シンプルで扱いやすいレンジ2の物理攻撃【トマホーク】と自傷と言う弱点は有るがAP4の範囲攻撃で対ステルスに使うと面白い【デスパレード】。

【デスパレード】は【トマホーク】に比べると若干扱いにくいスキルですが【フィーリー】による被ダメージ時の攻撃増加に利用したり【インデュア】で自傷を抑えたりと しっかりとカバーすれば強力なスキルになるでしょう。

【アクスマスタリー】を始めとして【トマホーク】を命中成長にする事で、
対回避型に対してもしっかりと対応できます。
特に「フランキスカ」を装備する事でHITが9もあれば相手視点でかなり怖い命中になる事も。

それらの攻撃を強化出来る初期スキル【オーバーロード】はPvPだと使い処を見極める必要があるスキルです。
リアクションができなくなる弱点はHPが高くなりやすいバーサーカーと言えども厳しく、相手がリアクションに強かったり 高火力である場合は下手に使うと自分の首を締めてしまうでしょう。
ただしそれを補って余りあるAP+2とATK増加の効果が有るため 攻める場面では一気に使うべきスキルでもあります。

【オーバーロード】は強力ですがただ闇雲に使うのではなく、
アクションセットのぶつかり合いのためにカウンターとして仕込んだり あえてキャンセルをする事で【ソウルバスター】を待機すると言った選択が重要なスキルでしょう。

固有スキルである【ソウルバスター】はリアクション攻撃であり対回避型への切り札です。
HPの減り具合によっては耐久に振ってない回避型であれば一撃で屠る事が出来るでしょうし、回避型でなくともダメージを与えていれば相手はレンジ1内では迂闊に攻撃が出来なくなってしまいます。
ただし相打ちはRPvPでない限りはアクションを行った側が勝利をすると場合が多く、HP調整はしっかりとしましょう。
RPvPにおいては相打ちはとてもかっこいいパターンもあるので狙うのも面白いかもしれません。
失敗行動に発動する点を利用してアクションキャンセルにも効果的なスキルです。

防御性能:☆☆☆☆
バーサーカーは対物理においては非常に高い防御力があります。
CONを上げるのがスキルとの相性がとても良く、【タフネス】によって最大HPを上げ 【インデュア】によって更に物理耐久を上げる事も可能だからです。

反面 魔法に対しては苦手な場面が多く、特に【オーバーロード】状態ではあらゆる状態異常魔法に弱くなってしまいます。
ある程度はHPで受ける事で耐えられますが バーサーカーの弱点と言えるでしょう。

補助性能:☆☆☆☆☆
1対1のPvPで実は非常に高い補助性能があります。
【プロヴォーク】によって相手の地点指定への行動やチャージ等の自己バフを咎めつつ 相手がそれを前提としてアクションセットを組んでいた場合にはこちらのアクションセットをほぼストレートに通せる事も。
攻めにも受けにも使える強力なスキルです。

そして回復スキルである【ウォークライ】も強力です。
HPをギリギリまで減らされていても これを使えばある程度持ち直せ、相手に大きなプレッシャーをかけられます。
ただし相手が高火力だったりする場合は効果が薄い事も多いのが弱点か。

燃費性能:☆☆☆
バーサーカーはパッシヴスキルが多く、他のスキルもSP消費は平均的な物が多いです。
とは言え【オーバーロード】や【ウォークライ】などを多用したりすると枯渇も見えてくるぐらいではあり、ビルド次第で対応はできますがSPが高くなり辛いクラスなのも向かい風か。

総評
高い攻撃性能と耐久を誇るバーサーカー。
狂戦士と言う名前ですがPL目線ではレンジ攻撃と妨害や回復も兼ね備えているテクニカルなクラスです。

もちろん強力なスキルと高い耐久性を利用して闇雲に暴れても強いクラスですが、しっかりと相手に対応した行動を取る事でより一層強いクラスになるでしょう。
人気も高く、個人的にも非常に強力なクラスだと思います。

【変幻自在の破壊者 クラウン】

クラウンは道化師と言う名前ですがPvPでの実態は超攻撃的クラスです。
アサシンと同じステルスクラスですが、アサシンとはまた違った強さを持っています。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
クラウンの攻撃性能は【ジャグリング】に全てを任せています。
相手のダメージ軽減行動を無効にしつつ【バッシュ】と同じ火力を叩き込むと言う超高性能なスキルです。
抵抗こそ可能ですがHITをしっかり降れば、これを抵抗できるのはアコライトやドルイドぐらいになるでしょう。
弓との相性も高く、強力な攻撃スキルです。

HITを増加させるスキルが乏しい弱点こそありますが、特化したビルドならある程度対応もできる他、固有スキルである【ショータイム】は1回だけですがこちらの命中を底上げできます。
ただし相手にも効果がある為、離れて使うのが大事になるでしょう。

【ミミック】に関しては近接だと案外使いにくいスキルだったりします。
と言うのも初見殺し性能はありますが実質【ジャグリング】を2回繰り返している事になり、SP消費以外ではあまり意味がないからです。
相手が自分の【ジャグリング】の後に移動した場合には刺さったりと限定的な効果はありますが。
逆に弓ならば近接に比べると効果は大きいかもしれません。
ジャグリングを撃った後に接近されたり離れたりされても【ミミック】を仕込んでいれば攻撃が可能です。

防御性能:☆
クラウンには1対1で使える効果的なリアクションが存在しません。
【ショータイム】で1Rだけ回避判定を底上げ出来るぐらいです。
防御面においては非常に厳しいクラスと言えるでしょう。

補助性能:☆☆☆☆☆
クラウンはアサシンと同じくステルスクラスでもあります。
当然それを与える【ディスアピア】はかなり高性能です。
ステルスの有用性は相手の攻撃を事実上躱したり、安全に攻撃出来たりと様々で どれも非常に高い性能を持っています。

初期スキルの【イリュージョン】も癖こそ強いですが高性能な移動スキルです。
AP1で移動すると言うのは攻める際にも下がる際にも有用で、R終了時に発動した位置に戻ると言う効果も相手の次ターンの反撃を躱したりと短所であると同時に長所としても利用できます。
それ以外にPvPではAPダメージを与える【ジョーク】と【アピール】がありますが、正直どれも使いにくいです。
AP4と言うのはかなり重く、相手のへのAPダメージよりも大きくなってしまうからです。
とは言えアクションセットに仕込むことで相手とのぶつかり合いを有利に進める効果はあります。

パッシヴの【ドラマティカ】はクリファンと言う PvPにおいて致命的な状態が必要になりますが、案外使い勝手は良かったりします。
移動と待機以外の全てがクリティカルorファンブルする仕様上、チャージや移動スキルがファンブルすればそれが乗るからです。
そうした場合の永続的なAP上昇は強力で戦況を有利に進められるでしょう。

燃費性能:☆☆
SP消費は平均的ではありますが、【ディスアピア】や【イリュージョン】
の消費は積み重なると大きく【チャージ】等も併用すると枯渇しやすいです。
特に【イリュージョン】はキャンセルしにくいスキルであり、SP消費は軽いですが細かい消費が最後に困る…と言った事もあるかもしれません。

総評
クラウンは攻撃性能に大きく偏ったクラスです。
勝つための一点を【ジャグリング】に集中し、他のスキルはそれを補助すると言った役目が多いでしょう。

反面 防御性能が低く、ステルスである程度対応出来るとは言え 大きな弱点かもしれません。
とは言え盾が優秀なゲームなので耐久に振るのは決して間違いではありません。
【ジャグリング】は素の攻撃力が低くても効果が高いので、その分他の能力を上げる事ができるからです。

なんにせよ…ステルスを利用して見えない超火力が近づいてくるのは非常に怖く 恐ろしいクラスだと思います。

【連続詠唱の賢者 セージ】

おおよそ1年前に実装されたセージですが、PvPにおいては最近になってその強さが認知されて来ました。
連続でスキルを行使する事が基本であり、今までのクラスとは一味違う戦い方もできます。

攻撃性能:☆☆☆☆
セージの魔法攻撃スキルである【ショック】は魔法版【クイックトリック】のような性質を持っています。
と言っても一撃一撃の火力はMATKの半減と言う効果上、低めに抑えられています。
とは言え魔法ダメージの通りの良さと連続で発動しやすい性能が相まって、高い火力を出すことが可能です。
ただしアコライトやドルイドのようなMDEFやRESIが高くなりやすいクラスは苦手としています。
【エンサイクロペディア】でじわじわとMDEFを下げれば大きな火力補助となるでしょう、APが1の為 気軽に使えるのも評価点です。

命中面でも【カーム】を利用すれば移動が出来ない制限はある物のマスタリ以上の命中の底上げが可能です。

防御性能:☆☆☆☆☆
セージの初期スキル【バリア】は非常に珍しい「防御系アクション」かもしれません。
攻撃を受ける前にHPを底上げするような効果を持っており、軽減数値も他の防御スキルに比べて高いです。
ただし一撃に対する防御力は高いものの連撃には若干弱いのと、現在はSPD補正がないのでそこが弱点かもしれません。
また回避をしたり ダメージを減らすわけではないので ダメージに付与した効果はそのまま受けてしまう欠点があります。

固有スキルの【デファイアンス】は1対1のPvPではSPを消費しない【バリア】として使用できます。

補助性能:☆☆☆☆☆
セージの補助スキルにはパッシヴ・アクション・リアクションで一つずつ存在します。
パッシヴの【セカンドキャスト】はセージの生命線であり非常に強力な効果を持っています。
魔法スキルを連続で発動すれば消費APとSPが1減少すると言う、魔法クラスにとって喉から手が出るほど欲しい効果を持っています。
このスキルによってセージは高い行動力を保持しています。

回復スキルの【ファーストエイド】も所持しており、こちらも単発の回復量こそ【ヒール】に劣りますが【バリア】と組み合わせればHPを取り戻す性能は十分でしょう。

リアクションには【ディナイ】が存在し、攻め受け両方に扱える効果を持っています。
APが3とリアクションとしては重い物の、相手のあらゆる行動に合わせて行動を阻害することが可能です。
セージはアクションにWillを割かずとも強いクラスであり、ディナイにWillを込めても大きな問題にならず、妨害性能をしっかりと発揮できます。

燃費性能:☆☆☆☆☆
前述した【セカンドキャスト】によって高い燃費を誇ります。
スキルをSP軽減に成長させた場合は1ターンに3回魔法を使ってもSP消費が4と非常に軽く、魔職特有のSPの上がりやすさもあり継戦力はトップクラスでしょう。

総評
攻め・防御・妨害 三拍子揃った非常に高水準なクラスと言えるセージ。
ただしスキルが強力な反面、どれを取るのか非常に迷いやすいクラスです。
逆に言えばスキルの組み合わせ次第で 行動が大きく変わるクラスであり、
多種多様な魔法ビルドが可能かもしれません。

【圧倒的最大風速 フェンサー】

最新クラスのフェンサーはPvPに新しい風を吹かせました。
移動系の行動を駆使し、まだまだ研究の余地が多い面白いクラスです。

攻撃性能:☆☆☆☆☆
フェンサーは【ブレードワーク】によって「中型片手武器」を使う事に大きな利点を持つクラスです。
なぜか盾を持っても効果が発動するため短剣との相性がよく、移動を駆使すれば高い命中強化を行えます。

それ以外にも【デュエリスト】によって高いHPを持つ相手に対して火力を底上げしたり 【ペネトレイト】で高防御へ対策したりとパッシヴが豊富です。
ただし【ペネトレイト】は相手の失敗行動を狙わないと行けない制限が重めで相手のDEFが高くないと効果が薄いため、使いこなすのが難しいかもしれません。

攻撃スキルとして初期スキルの【ファント】が存在し、移動先に相手がいなければ行けませんが実質レンジ2の攻撃として扱えます。
しかし【ファント】の真骨頂はその部分ではなく、
固有スキル【フラッシュリープ】と組み合わせた連撃にあります。
【フラッシュリープ】によってWillを使わずとも3連撃、Willを使用すれば5連撃が可能です。
【ブレードワーク】も乗るため回避型にも高い効果を発揮できます。
更にシーフの【バックステップ】によるアクションセット回避も突破できるおまけ付きです。
短剣装備ならばWill2で5連撃が実現でき、一回切りとは言え圧倒的攻撃回数を叩き出せます。

リアクションの【リポスト】も条件こそ厳しいですが、相手のリアクションを無視して攻撃出来る他、例によって失敗アクションにも発動するので高いアクションキャンセル性能があります。

防御性能:☆☆☆☆
攻撃性能でも紹介した【ブレードワーク】は回避も底上げが可能で、回避型にとって高い回避底上げスキルになるでしょう。
ただし回避系のリアクションは持ってないのが向かい風か。

そして数少ない防御系アクションの一つ【パリィ】は効果が強いですがその分警戒されやすいスキルでしょう。
しかし上手く【パリィ】を置いて相手の攻撃を無力化しての【リポスト】は非常に気持ちが良いでしょう。
【ペネトレイト】の発動条件も満たせると、各スキルへの相性の良さも○。

補助性能:☆☆☆
フェンサーのPvPで使える補助に【チャレンジ】があります。
SPD1で移動が出来る反面、相手に向かって使うと挙動が特殊で使いこなすのが難しいスキルです。
近接の攻撃を移動回避しつつ【ファント】や【フラッシュリープ】を叩き込む使い方が効果は高いですが読まれやすい弱点があります。
相手目線では移動系の行動を仕込むだけで【パリィ】と同時に対策が出来てしまい、安易に使えば首を絞めてしまう事も有るでしょう。
とは言えSPD移動は決して弱くなく、読まれやすい弱点を補えるだけの性能はあります。

燃費性能:☆☆☆
フェンサーのSP消費は例の通り平均的です。
リアクションでSPを消費することもなく、大きく消費するパターンは連撃を叩き込む時ぐらいでしょう。
とは言え連撃を最大出力で行うとSP消費は【ファント】がSP軽減成長でも8が必要で、チャージを行ったり 命中や威力成長の場合その倍近く消費する事もありえます。

総評
今年実装されたばかりのフェンサー、その性能は非常に面白く実用性も高いです。
とても珍しい「攻撃固有スキル」を持ったクラスであり「必殺技」としての性質が強く ロマンもばっちりです。

スキルや装備の相性から回避型でも防御型でも活躍できるでしょう。
まだまだ研究開拓の余地が多い新クラスでもあり 今後の活躍にも期待です。


感想


PvPと言うコンテンツで各クラスの評価と言う「お前何様のつもりだ」みたいな記事ではありますがここまで読んでいただきありがとうございました。

PvPの評価と言うのは人それぞれであり 楽しみ方も人それぞれです。
自分は比較的【ゲームシステム】と【タイマンPvP】に寄った評価とさせて頂きましたが、RPや複数戦における評価はまた変わるでしょう。
自分の評価形式でも人によっては異なる点も存在するし、正解は人それぞれだと考えています。

PvPに限らずそれぞれの楽しみ方を共有し多くのPLとPCが楽しめるゲームになって欲しいですし、その為に色々な人が努力しているでしょう。
今回のアドカレ企画もその一つだと認識しております。

長文を書くことになれてないので誤字脱字や読み難さや情報の間違いもあったかもしれませんが、ありがとうございました m(_ _)m


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