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紙芝居デリバリー・アーカイブ

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世田谷公園の紙芝居おじさんのいつもの紙芝居。コロナでなかなか公園で出来ないし、映像で子供たちに届けることにしました。音楽入りの大迫力の紙芝居ですよ!!
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#紙芝居デリバリー

いわさきちひろの「雪の女王」

いわさきちひろの「雪の女王」

https://youtu.be/uJaYOFPD0c8

「紙芝居デリバリー」今回はアンデルセンの「雪の女王」。子供たちはみんな「アナと雪の女王」は知ってますから、このタイトルにみんな反応します。そのうえで、このお話が「アナと雪の女王」とは全然違うお話だけれど、元になったお話なんだよ、と説明してからお話をはじめます。

いわさきちひろの初期の絵で、いわさきちひろのパステル画は珍しく、貴重なものだ

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「悪魔の子」愛と救済の物語

「悪魔の子」愛と救済の物語

「紙芝居デリバリー」今回は、オリジナルストーリー。カジモド、メフィスト、マルガレーテ、ジークフリート、といった、オペラやミュージカルでおなじみのキャラクターの名前を借りて、「悪魔の子」を孕み、産み落としてしまった女性、「悪魔の子」を育てた男、そして悪魔の子としての葛藤に苦しむ主人公、といったおよそ子供向けの紙芝居とは思えない、重厚な「愛と救済」の物語です。

もともと、ミュージカルとして構想した物

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紙芝居デリバリー「アンデルセンの白鳥」

紙芝居デリバリー「アンデルセンの白鳥」

まだまだやってます「紙芝居デリバリー」今回はアンデルセンの「野の白鳥」をアレンジした作品。絵と音楽はあーちすとウエダのオリジナルです。

アンデルセンの原作から、主人公のエリサと11人のお兄さまたちを「黒人」に、悪いお妃や、王さまの国の人たちを「白人」という設定に変更しています。エリサが理不尽にひどい目に合う原因を「肌の色」にすることによって、ストーリーをわかりやすく、また考えさせるものにしたい、

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あーちすとウエダの紙芝居「鳥とエンドウ豆」

紙芝居デリバリー、今回はブータン民話。
ブータンは民話の宝庫。
1960年代までは村には電気がなく、テレビもラジオもなく、語り部が村のお話会で語るお話が村人の最大の楽しみ。そんな中で民話は洗練されていったのでしょう。60年前まで民話がヴィヴッドに活きていた世界、それがブータンなのです。現代ではもちろん語り部は消滅し、ブータンのいきいきした民話がどれだけちゃんと保存されているか、心配です。
このお話
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あーちすとウエダの紙芝居「しあわせな木こり」

家でモヤモヤしてる子供たちのための紙芝居デリバリー、どんどんやってます。
今度はダンスが好きな木こりの夫婦のお話。オジサンも踊ってます!!
子供たちに届くといいな。