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夢で見た大楠

朝5時前、赤子の泣く声で目が覚めた。はっきりと夢を覚えていた。
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僕は旅をしていて、佐賀県に入ったところで一泊し、次の朝に周辺を散策した。街を抜け森に入ると、とても大きな楠木が立っていて、その周りには湖が。神聖な気配だった。その幹のうねりや湖の透明な輝き、新緑の木漏れ日。ひととき休んでいたところで目が覚めた。


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すぐスケッチをした。何だったんだろうなぁと思いながら、なんとなく「佐賀、大楠」で検索してみた。我が故郷の鹿児島県の蒲生の大楠には、よくスケッチに出かけてたのだった。
すると「武雄神社の大楠」との情報が。佐賀県武雄市。樹齢3000年の大楠と、その隣に「心字の池」という桜が見どころの池があるという。僕の名前にも「心平」と心の字が入っている。武雄には行ったことがないし、大楠のことは知らなかったのだが、いつか学生時代を過ごした佐賀に帰る時には、一度立ち寄ってみたいものだ。
つまり、あの樹は御神木だったのかもしれない。偶然が重なり、意味があるのかないのかわからない。夢の啓示は意味を求めすぎると遠ざかるという。直感とビジョン。あの神々しさをいつか表現したいものだ。

武雄神社
https://takeo-jinjya.jp/

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