【変化とは?】

変化とは何か?

この現実世界に
変化しないものは何もない

常に万物が変化し続けているこの現実において
真の変化とは何なのか?

人間の真の変化とはどういうことなのか?

ある人が、「変化したいんです」という。
「いやいや、今この瞬間も変化し続けてますよ」
と私は言う。

どう変化したいのですか?
と私が問う

するとある人は
「人間力をあげたい」という

人間力を上げたいというけど
人間力ってどんなイメージですか?

「コミュニケーション力が高くなること」

コミュニケーション能力が高くなるっていうことが
人間力を上げることならば、
人間力=コミュニケーション力ってなりますよね。

人間とは何ですか?
「人間、、、、、」

答えに詰まる人がほとんどではないかと思う

人間とは何か?
それは、人類にとってずっと謎に包まれた問だと思う

けれど、その答えがわからずして
人間力の向上とか、人間の真の変化とか
考えるのは言語道断ではないか?

人間とは、何かに依存しないと存在できない
不可能性そのもののである

人間が可能なことは一つもない
あらゆるものの協力を得て初めて人間がなりえる

例えば、当たり前のようにしている呼吸だけど
酸素を吸うためには、植物が光合成してくれることが欠かせない

植物が光合成をしてくれて酸素を出してくれなければ
人間は呼吸すらできない

人間に水は欠かせないものだが
水も自ら生成することができない

可視光線を使ってこの現実画面を認識しているけれど
この光も、人間がつくることができない

人間は、人間だけの力で生きることは不可能なのだけど
普段、そんなこと意識して生活する人はほとんどいないかもしれない

でも、それはなんとも傲慢な姿勢態度だと思う

人間は、宇宙自然すべてに依存して、それらの恩恵を受けることで
初めて人間活動が可能になっている

だから、人間が何なのかを知ること=宇宙自然を理解することでもある

宇宙自然がわかり、人間のことが分かった時
全てを使って生きることができる人間になれる

宇宙自然のメカニズム、自然法則を使って生きる人間
全てのつながりがわかるから、それが可能になる

全てのつながりがわかって、
そのつながりから完全に自由になったポジションから
この現実を創っていける

変化はまずは
人間という存在が、いかに不完全性そのものなのか
不可能性の塊なのかを自覚し理解することがからしか始まらない

人間が不可能性そのものだとわかるから
全てのつながりを知ろうとするだろう。

そして、どんなメカニズムで成り立っているのかを知り
そのメカニズムに沿って生きる人生がある。

観点から自由になるっていう
人類の究極的な課題、難題を超えることができるか

それに勝負しているのかが認識技術だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?