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常識や価値観や考え方を「破壊」して、生まれ変わる。

この世界は、創造(ブラフマー)、維持(ヴィシュヌ)、シヴァ(破壊)の三つにより構成されているというインドの教えがる。

ブラフマーとかシヴァとか、神さまの名前が付いているが、この神は「人格」の神ではなく、一種の宇宙「システム」のことだろう。

「生まれる(創造)、生きる(維持)、死ぬ(破壊)」が、形あるものすべての法則であり、我々、地球に住まう人間であり、生命体である。

「創造」と「破壊」についてはわかりやすい。生まれ、死ぬ。生成し、滅ぶ。そして、これは我々人間は、自分で選べない。あなたが生まれたのは、あなたの意思と関係ないところで決まり、死ぬ時もそうだろう。もちろん、あなたの自我は、死が訪ずれることを予期し、観察することは、突発的な死でないかぎりは可能だが、それでもあなたが選んだ、ということにはならない。

さて、宇宙のシステムが神であり、神であるシステムが生命を創造した。システムはあなたの自我と関係のないところで働き、あなたはこのシステムの中で生きて死ぬ。あなたの意思で心臓を動かしたり、止めたりできないように。

しかし、我々は「維持」をしたがる。誰もが“死にたくない”と思う。また、喜びや快楽なども“終わらせたくない”“失いたくない”と思う。

つまり『執着』だ。

この意識こそが、我々の人間らしさあり、人間ドラマなのだが、この執着によって、人は苦しむのも事実。

シヴァ(破壊)が起これば、また新たな生命を生むのだが、とにかく破壊が怖い。

「死」は、人類の持つ最大の恐れだが、もしも「死はない」とするならばどうだろう?

3つの法則は、「物質世界」の法則であり、我々の本質や本体は、物質を超えた存在である。

「死=終わり」と、ほとんどの人が思っているし、仏教だの輪廻だのスピリチュアルの“知識”があろうど、やはり100%確信を持って、「死は終わりではない」と、言える人がどれだけいるだろうか?

しかし、信じてみる価値はあるだろう?いや、信じる以前に、死んだら終わる、という考え方や信念に「疑い」を持ってみてはいかがだろう?

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