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将軍(SHOGUN)を観たんです

8月中旬から、文章表現はかなり控えている。

だからnoteを書くつもりはなかったが、

これは書かずにいられなんだ……。

アメリカで「エミー賞」で、作品賞、そして真田広之さんが主演男優賞を受賞した「SHOGUN

鑑賞しました。

この作品が、世界で評価されたということは、とても意義深いものだと思います。

なぜなら、ほとんど日本語で進むし、戦国時代の話なのに、戦争シーンとかで盛り上げるのではなく、人間の心理や駆け引き、関係性のドラマ。

そしてなにより、

日本の侘び寂び的な気遣いや配慮、物言わぬ心の奥の世界観。

そう、世界観だ。

日本という世界観…。

さらに!

特に女性だ。

この作品は女性たちのドラマとも言える。

ちなみに、これはディズニープラスの配信でしか観れない。

個人的な話をさせていただくと、我が家はNetflixとAmazon prime入ってるし、「これ以上サプスクはいいよな、他に特に観たいもんないし…」、と思っていたんだけど、この度登録した。

なぜかと言うと、僕はケータイ電話を「docomo」ユーザーなだけど、プラン変更したら、その特典で『無料期間』が付いたので、せっかくだから入っておこうと(笑)

そして、さっそく鑑賞した。

どうだったかは、言うまでもない。素晴らしすぎた…。

真田広之さんは好きな役者だし、浅野忠信さんとか、脇を固める俳優も素晴らしい。

細部のこだわりが半端なく、服装や室内の装飾にいたるまで、徹底されていて、外国人が作るデフォルメされた日本ではなく、リアルな日本(日の本)の描写がたくさんあった。

プロデューサーを、主演の真田さんが務めたおかげだろう。外国人に任せたら、どんな描かれ方するかわかったモノじゃない。

最近、あらためて、日本人の体を取り戻すために、「歩法」についてリール動画を作ってる。(こちらのインスタアカウントをチェック)

これらはこれまで何年もワークショップでやってきたことだけど、より「歩法」に特化させて、1人でもできるように動画コンテンツも作成してます。

そこで、改めてSHOGUN出演者たちの「所作」や「立ち振る舞い」に自然に目が行くんだけど、かなり見事でしたね。

重複するが、何度でも言おう。

やはり女性だ。

和服で、草履、足袋で歩いてるから、自然にそういう動きになるんだろうけど、本当に洗練され、凛としててしなやかで、優しくも艶っぽく。

日本人の女性の美しさって、こああう所作や立ち振る舞い、そして佇まいなのだなと思いました。

時代劇などに出る役者さんたちは、徹底した動作の鍛錬をする。

知人に役者がいて、「殺陣たて 」の稽古なんて、とんでもなく厳しいし、「居合いあい 」の達人が教えてたりする。

だから、SHOGUNでも、しかるべき指導者の元で鍛錬したのは間違いない。

そして、見事な所作に溢れていた。

とはいえ、日本人の「美」は繊細だ。

なのに、この繊細な表現が海外で評価されたということは、世界がより、繊細で、感性で感じる方向へ向かってるという証なのかもしれない。

男性的なドッカンバッタン、ズバズバドバドバの世界観から、たおやかな女性性へ、全体意識が向かっている。

日本人の女性。

真の美しさ。

先日「つながるからだ、つながるこころ」のワークショップを大阪で行った。

すり足で動く。
武術的な動きを取り入れた歩法。

多分、もうやらないつもり。

これからは動画コンテンツと、個人レッスンにシフトします。

で、そこで「座り方」とか「立ち方」など「女性の所作」を色々とやったんだけど、やはり所作や振る舞い一つで、女性は皆んな「美しい」です。

いや、美しい、って言葉も何か違和感がある。

「美」

という一言。一文字の感覚に近い。

それはもちろん、西洋的な価値観の美人とか、時代の流行要素の「かわいい」ではない。

SHOGUNを鑑賞して、ちょうど今、そういうことに力を入れている身としては、

「美しい日本人女性」
「大和撫子」

を復活させ、日本人の体を取り戻すということを、お手伝いできればと思った。

SHOGUNはディズニープラス独占だけど、そのためだけでも、価値はあると思います。観終わったら解約すればいいんだからね。

「和の歩法」の動画プログラム、来月にリリース予定です。そして個人レッスンも、体のことや、瞑想のこと、霊性の開花など、さまざまなセッションやコンサルを始めます。

「和の歩法」などに関しては、こちらのインスタのプロフィールからリール動画を見てください。


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