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「気圧病」のメカニズムについて(前半・無料)  「生命力」と「健康」について(後半) 

「気圧病」のメカニズムについて(前半・無料)


先日、NHKの「朝イチ」で、天気痛が話題になってました。

これ、こんな特集組まれるくらいだから、このnote読んでる人でもけっこう「あるある」の人、多いのでは?

天気痛、いわゆる「気圧」の変化によって起こる体調不良。

今日はこの「気圧病」について書いてみようと思います。何故なら僕自身、昔はこれでかなり参っていたからです。

と、その前に、個人的な話から先に失礼します。

先日、4月5日の晴明の日、誕生日でした。44歳です。不思議なシンクロもありつつ、

Instagramや、Facebook、でも、たくさんのメッセージをいただき、こちらのnoteでも、プレゼントのサポートまでいただきまして、大変感謝です。

上のツイートの通り、僕自身はほとんど人をフォローしていないし、人のブログとかほとんど読まない。つまり基本的に「他の人をあまり見てない」「自分以外にあまり興味ない」という、アーティスト特有の恩知らずな男にも関わらず(笑)、いつも暖かく見守ってくださる皆様のおかげで活動しているおります。

今後も、誰かのお役立てるような、心を温め、叡智となるような言葉や歌を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、気圧病の話に戻ります。

僕は22歳〜25歳くらいまで、呼吸不全で四六時中チアノーゼで、大変苦しかった数年間でしたが、この頃、いわゆる気圧病がMAXでした。

僕が20代前半の頃なんて、スマホなんてもちろんない時代です。2000年代幕開けごろですからね。ようやく誰もが携帯電話を持つようになった時代、ってくらいです。

僕はテレビもなかったし、もちろん新聞もない。だから天気予報って日常の中で見ることがなかった。にも関わらず、この時期の僕は「歩く天気予報士」ってくらい、天気がよくわかった。

(あー、今夜あたり雨だなぁ)
(明日から天気が崩れだすな、今回は長いな)

とか、それくらいは普通にわかりました。
なんなら、
(南で台風が発生したな)
くらいも当てられました。

単純です。「体調」と連動していたからです。

気圧病って、気圧、気温、湿度の変化により、様々な症状が出る疾患全般を指しますが、実際のところメカニズムははっきりわかっていないのが現状とのこと。

しかし、僕は気圧病のメカニズム、何となくわかります。

ちなみに今の僕は、気圧病的なものはほとんどありません。天気のことは多少読めても、それによる体調不良とかはまずないです。

どうして今は平気なのか?それが「呼吸不全」と大きく関わります。

僕の呼吸不全は、背中の筋肉がガチコチになりすぎて、背骨の神経を激しく圧迫し、そのまま胸椎にずれや、軽度の捻挫症になり、呼吸筋を動かすことができなくなるという症状でした。

他にも、肝機能、腎機能、胃腸など、胸椎から出ているあらゆる神経が麻痺された上に、横隔膜運動が弱ってるので、肝腎の機能がかなり落ち、自律神経もズタボロ…。

気管支や肺に異常はない。でも、息が吸えない。かろうじて死なない程度の息ができる程度。慢性的なチアノーゼ(酸欠)で、脳への血流も落ちるので、思考も不安定になり、うつ病になりました。偏頭痛、メニエール病、不眠、突然の吐き気と嘔吐、肋間神経痛…。

とにかく最悪の状態でした。今考えても、よく生き抜いたなぁと思います。

その状態で、もしも他の要因で、酸素量が減ったらどうでしょう?

ただでさえギリギリの酸素量で生きているのに、酸素が減ると当然様々な疾患が悪化しますし、命に関わります。

気圧が下がると、空気が重くなります。想像つくと思いますが、重たい空気は、軽い空気より、吸うのに力が必要です。

ちなみに多くの人が、息って普通に自由にしていると思っているけど、体が空気を吸い込み、吐き出すと言う、筋力を使ったふいご運動をしているのです。

気圧が下がると、ふいごを強くしないとなりません。

丈夫なふいごを持っていたり、ふいごを動かす動力源がある人は問題ないのですが、当時の僕は、動力源はカツカツ、ふいご自体も劣化品ときたもんだ。

気圧が低いと、むちゃくちゃ苦しいわけです。

夜になる、というだけで気圧って下がります。そこに低気圧とか台風って最悪で、しかも、春や秋という季節の変わり目はさらに気圧が乱れやすいです。

比較的、夏の梅雨明けや、冬の晴れた日は楽です。

これ、何が起きてるかと言うと、普段より空気を吸うため、吐くための筋肉の労力を酷使していることによる疲労。そして、酸素摂取量低下で起きる内臓、筋肉、分泌系、免疫系、神経系などのあらゆる機能の低下。

そこに、元から慢性疾患や、それに準ずるような症状がある人は、機能低下と体力低下により、当然問題が生じます。

わかりますか?気圧病って、酸素量が微量に低下することで起きる様々な慢性疾患の悪化によるものです。

昔から「雨の日は古傷が痛む」って、年寄りが言いますけど、これも実は一種の「気圧病」なんです。

ただ、どうしてこんなに話題になるかと言うと、これはもう「生命力の低下」が一番の原因だと思います。

なぜなら、本来我々はそれくらいの気圧変化に対応できるくらいの、余力の体力や酸素供給があるのです。現に僕も、健康になったらその手の症状はほとんどなくなりました。

ただ、現代人は生命力が低下し、体力やあらゆる機能に余力がないのと、慢性的な疾患を抱えている人が多いので、ちょっとした変化にもすぐに「心身のトラブル」として現れるのです。

これが気圧病のメカニズムです。

だからとにかく、気圧が下がった時は「無理をしない」ことです。呼吸筋という、全身運動にかかわる筋肉群をいつもより使って、さらに酸素量が減っていることを知っておけばいいです。

そして、今ある慢性疾患や、気付きにくいような炎症(例えば小腸とか)を改善することです。そして「生命」です。

生命を育むことを意識してください。

追記 Youtubeにも、同様の内容ですが、お話をアップしました。

あとちなみに「HSPやスピリチュアル感覚が強いみたいな人は、こういうに敏感だ」という意見もあるかもしれませんね。

しかし、それも一概には言えないのでは?もちろんそうかもしれませんが、なんでもそういう目に見えない力のせいにしてばかりいては、思考停止に陥ってしまいます。

では後半は、そんな話も踏まえ、生命力と健康、というテーマで書いていきます。

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生命力と健康について(後半)


HSPとか、スピリチュアル感覚の敏感な人は、確かに気圧病とか、電磁波とか、新月だの満月だの、夏至だの冬至だの、色々と体調にリンクしやすいというのは事実です。

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