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怖いまま、飛んでみる。

11月に初出版の書籍が出たこともあり、『瞑想アーティスト』という屋号で活動してきたが、『奇談家』そして『作家』という肩書きができた。しかし、それは所詮はただの“肩書き”である。実際は、日々やってることはさほど変わったわけではない。オレはいつも、目の前のことをコツコツとやるだけだ。

しかし、無料で毎日書きまくってきたブログ(はてな→アメーバ)から、こちらの「note」に主軸を移し、それを「有料」で届けるということに、密かなプレッシャーを感じている。ブロガーから、作家として。

いや、今になってことではなく、始まる前から、ずっと考えていた。実際は、2019年の夏くらいには「現在のブロガースタイルではなく、自分の文章表現でやっていきたい」という意識が芽生え始めてた。いや、文章に限らず、あらゆる自己表現を駆使して、ハウツーのお役立ち情報ではない、もっと深みのある、繊細なエッセンスで、ハートのエネルギーを拡大し、サードアイを開かせるような、感覚を開くような表現を。

そうなると、まさしく「ハウツー」形式ではなく、アート(芸術)的手法になる。物語や、音楽、歌…。

こちらの書籍など、完全にそういう意図がある。この本はただの「短編集」であり「エッセイ集」のようなもの。実話なので「ノン・フィクション」の掌編小説のように読めるが、基本的にこの本を読んで、人生に役立つ手法のようなものには直結はしない。

つまり、この本は基本的に「役に立たない本」だ。しかし、多くの「芸術」がそうであるように、アートとは、各自がそれぞれのフィルターを通して受け取り、味わい、消化し、そういう紆余曲折を経て、大きな何かをもたらす場合もあれば、それこそまったく屁のカッパにもなりゃしない、という事も多い。

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