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探求文庫  #44〜46 (過去記事)

2021年の8月から始めたnoteサークル(現在はメンバーシップという名称に変更されたけど、サークル(輪)という言葉が気に入っている)、「探求クラブ」内での「探求文庫」。

探求クラブ内でも、「過去記事が全部掲示板をスクロールしてさかのぼるので読みづらいとご指摘をいただき、過去記事もすべてマガジンにまとめることにしました。

過去のもので、途中まではメンバーでない方も読めるようになっています。もしご興味ある方は、掲示板を読める「探求読書コース」もあります。

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探求文庫 #44 祈りについて


こんばんは。

寒い部屋で体を温めるために腹筋を駆使する呼吸法をやりまくったら、内臓を強く圧迫しすぎて逆に諸々と症状が悪化してしまったケンスケです。

その呼吸法は寒い場所でも体は確かに温まりますが、何事も「過ぎたれば及ばざるが如し」でありますね。まあ、もともとお腹の不調という要因があったのですけど…。クリスマス近辺に、何かと食べ過ぎでお腹の調子がイマイチだったのです…

さて、今日の探求文庫は、前回の「祈りの前に」の続きのような文章です。

祈りは、願望実現、目標達成のためではないのですが、別に「容赦無くお願いしてもいい」のです。

繊細な波動ならば、それは具現化されてしかるべきです。放った想念は、放った人が受け取るのですから。

しかし、多くの方が祈りで「やらかして」しまうのが、具現化に「条件」「特定」の意識を交えてしまうことです。

祈りは、あなたが「受け取る」エネルギーであり、具現化といえど、それはエネルギーが形になっただけなのです。

受け取り方、の指定をしないということです。「いつ」とか「誰かから」とか「どんな風に(やり方)」というような…。

実際はそれも可能なのですが、四方八方から受け取れる愛の入口を狭めようとする想念なので、それはエネルギーの純度を下げる意図であり、エネルギーが粗くなります。

例えば、人間関係や恋愛問題で「幸せになりたい」としても、

「〇〇さんと結ばれたい!」
「夫から愛されたい」
「上司に理解してもらいたい」

と、特定の誰かに狭める。

「年収〇〇万円!」
「〇年〇月にチャンスが来る」

みたいのも同じです。

祈るのは、それらの遥か向こうにある「最終的に欲しいもの」であり、そして同時に、一番手前にある「動機」が放たれる行為です。

もちろん「目標」として、現実的なアプローチは必要です。でも、祈りってそういうことじゃないのです。

祈りは、ある意味オーダー(注文)に似てるかもしれません。

しかし、オーダーしたらあとはお任せなのです。宇宙のレストランです。

例えばあなたの望みは「美味しいものを食べる」だとします。美味しいものをオーダーすれば、確実に美味しいものをテーブルに出してくれるのが、宇宙のレストランです。しかし、宇宙レストランはとにかく世界中のオーダーがあるので忙しいです。

なのにそのシェフに向かって「牛のサーロインをミディアムレアで、付け合わせはマッシュポテトで」とか「麺固め、油多め、先にサラダを出して、あ、サラダはトマトは抜きで」とか言うと、宇宙シェフは、そんなめんどくさいオーダーは後回しにするかもしれませんし(笑)、いちいち作り直したりします。

あなたは「美味しいものを食べて、自分を満足させたい」という望み(動機)を叶えたいのなら、シェフを信頼して素直に待てばいいのです。

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