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探求文庫 #118 タダより怖いものはない。

探求文庫 #118 タダより怖いものはない。


スピリチュアルとか自己啓発の世界では「お金は使えば入る」とか「循環させる」というキーワードをよく見聞きします。これはある種の真理を物語っているとは思います。

なぜなら、「与えたものを受け取る」からです。

しかし、その手の霊感ビジネスや情報商材に大金注ぎ込んだのに、循環どころかますますカツカツになる人や、ただ散財して終わる人も多くいます。てゆーかほとんどです(笑)。

なぜならまずは「恐れ」が起因している場合が多いので、その人が宇宙に放ったものは「恐れ」なので、ただただ恐れを受け取るだけです。

ちなみに「お金」を実際に手放したかのように見えますが、それは物質世界の話で、エネルギーの代用品です。お金そのものにはなんの力はありません。お金にどんな想いを乗せるかがポイントなのです。

だから実際にお金を手放さなくても受け取れるケースもあります。

例えばMさんの持つAという商品があり、Y子さんがAを求めるのならは、Aを売るMさんにお金を払うか、MさんにAの価値を何らかして提供すればいいのです。そうすればMさんはY子さんにAを与えるでしょう。

しかし、Y子さんにとっては、実は本質的には『A』という商品も、『Mさん』という業者も、一つのエネルギーなのです。だから必ずしもMさんに向けて提供するだけではなく、Y子さんの目の前の人や、目の前の物事に与えることで、それが巡り巡ってY子さんに戻ることもあります。それは『A』かもしれないし、形を変えて『A”』になるかもしれませんけど。

ただ、順当に行くのなら、やはり「お金」は便利です。早いし、宇宙の法則を真っ直ぐに体現してくれるツールです。

ただ気をつけたいのが「タダで受け取る」というメンタリティです。

世の中、実にこのメンタリティが働いているでしょうか?できたら何もせずに得たいと思うし、自分が与えた労力より受け取るものの方が多い状態を望んでしまいます。自分からのチャージは少なめ、バックは多め。コスパとかタイパ(タイムパフォーマンス)って言葉がありますが、ただただ労力よりも受け取りを多くしたいだけです。

正しい道筋や「流れ」があり、それを掴むと確かに最小限のコスパになるので、そこを目指すのは良いと思います。しかし、多くの人はそうじゃないですよね?なぜなら「お金がなくなる」「時間や体力を失う」という“恐れ”があるからです。

このメンタリティでいる限り、このエネルギーを放ち続けるので、ずっとバーゲン品をセール品を探す日々になってしまいます。だからお金をちゃんと払う、ってことはいかに大事か。労力を惜しまずに使うというのはいかに大事かってことです。タダを求めるメンタルが、自分の人生をつまらなくさせてしまうのです。

しかし、いつかも話したことがありますが、以前僕の身に起きたことで、

「どうしてもケンスケさんに直接会ってお話がしたい!」

と頼まれて、人に会ったことがあります。

僕は基本的には人生相談などは当たり前ですが「有料」です。資格も誰かからの認定もありませんが、「プロ」として、人様の心に寄り添ったり、一緒に解決策を見つけたり、何らかのアドバイスを提案する身です。

だけど、最近はいませんが、以前はよく見知らぬ人からメッセージが来て「会ってくれませんか?」と頼まれたりしたものです。

ちなみに、この手の話は、同業者ならみんなあります。多くの人が「無料」で、相談に乗って、解決してほしいのです。

当然、普通は断ります。しかし、魔が差したというか…、地元だったのと、共通の知人が多かったのと、

その方が美人だったから(笑)

という理由もあり(主にそれです…)、会ってお話したんです。

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