見出し画像

蝋空間アーティスト_ミナイ マサシ

【プロフィール】

『本質を見つめる時間と空間』をコンセプトに活動している、蝋空間アーティスト ミナイ マサシ 。キャンドルやリードディフューザーなど、上質でナチュラルなプロダクトを展開中。リードディフューザーに使われる香りとして、廃棄になってしまう国産フルーツを使用するという取り組みも行っている。“意味のある時間と空間を届けたい” という思いから、人の内面を照らし出し、人生の有限性を表現している。

【How I am here】

彼は幼い頃から音楽や美術が大好きだった。

そのため本当はアート系の大学に進学したいと思っていた。

しかし両親の意見もあり芸大には行かせてもらえず、普通の大学に進学することに。

そのような状況の中、「音楽」は自分の憩いの場だった。

自分で音楽を作ってみたり、
その過程でいろんな人と出会った。

ある日音楽目当てで劇場に行った際にその「空間」が人を魅了していることに気がついた。

その劇場では「キャンドル」が音楽の魅力をより引き立ててくれて、その場にいる人の気持ちを盛り上げていると感じた。

それをきっかけに「自分もそんな空間が作れる人になりたい!」と思うように。

そこから実際にキャンドルを作成している人に会いに行き、自分でも作成し始めた。

そして大学を卒業後、普通の会社に就職。

大学時代は「両親のために」という思いで普通の大学に行き、空間作りも仕事には振り切ることができなかった。

しかし社会人になってからその縛りはなくなり「自分のやりたいことをやろう」と決意。

そこで「蝋空間アーティスト」としての活動が始まる。

ただ彼にも「修行期間」が存在する。

30歳でフェスや結婚式など、イベントの「空間づくり」に励んだ。
1日22時間働いて月一で休んで、のようなハードワークをしていた。

「1年間は人より勉強しよう」と心に決めたのだ。

その修行期間で自分の好きなアーティストが自分の作った空間で歌っている姿をみて感動し、より一層この世界の魅力に惹かれる。

そしてキャンドルが日常的に多く使用されるヨーロッパにも2ヶ月勉強しにいく。

修行期間を経て今年キャンドル関係の総合スタジオを設立。

大型フェスの総合演出や、アート作品、商品の開発などを行っている。

また、ただ作品を作成するのではなく「リードディフューザーに使われる香りとして、廃棄になってしまう国産フルーツを使用する」などさまざまな工夫を行っている。

普通の大学を出たからこそ「どうしたら多くの人に見てもらえるのか」という視点も重要視しつつ活動を進めている。

【ご本人から皆様へのメッセージ】

「自分が本当にやりたいこと」「表現したいこと」は人それぞれあると思うけど表現が目的なのか自分が有名になりたいのが目的なのかそこを明確に嘘偽りなく認識しておくことが大事だと思う。加えて「表現が目的」でも「どのように表現したいのか」明確に持っておくべきだと思う。
仮に「なんでもいいから何かで表現したい」であれば会社員でも表現できるかもしれないし「作品を通じて表現したい」だったらアーティストとして生きていくのがいいのかもしれない。
根底にある思いとやりたいことを明確にできたら葛藤があっても葛藤に対しての答えは出ると思う。
自分が思っている「想いをどのように表現するのか」は自分で考え続けるのが大事だと思う。そうするとたぶん自分の答えが出てくると思うし、その想いを持っていること自体が大事。
自分は昔の自分にやりたいことやってるって言いたいと思っている。
だからやりたくない仕事をやる会社員として働く時間は無くしたかったし、バイトと両立という道も嫌だった。自分の表現だけで食べていくためにたくさん勉強してたくさんの人に出会った。
自分には「行かせてもらえなかった芸大」があった。
でも社会人なって30でアートの道に進むことができた。
これは「空間で表現したい」という自分の想いを持ち続けていたからできたことだと思う。

ミナイ マサシ

【👀ミナイマサシさんについて詳しく知りたい方はこちらへ 👀】

◆Instagram
https://www.instagram.com/minaimasashi/
◆個人サイト
https://rosokuminai.com/

〜最後に:運営局より〜

ミナイさんも一年前に初めてお話しさせていただき、今回出演オファーさせていただいた方です。アート系の大学ではない大学のご出身でアートに関係ない会社にも就職経験があるミナイさんだからこそ作れる作品があるなぁとしみじみ思うお話でした。とてもストイックでやると決めたらやり切る性格も成功の秘訣なのだと個人的に感じました。
社会人としても生き方を学ばせていただきました!ミナイさん改めてご協力ありがとうございました!

アーティスト発信所_運営局より

※この記事にある写真に関してご本人の許可をいただいております。

以上になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?