【漫画初学者の実践】モックとキャラ設定 〜そして消えるデータ〜
ようやく下描きが終わった……と言いたかったけど作画に入る前にやっておきたいことをもう少し、のターン。
一つ工程が進む毎に、漫画って難しいなとしみじみする。
枠線と吹き出しでモックアップ
最終確認として、写植だけされていた原稿の枠線と吹き出しだけ先に清書する事にした。（蛇足だけど、原稿っていうと一気にそれっぽい！漫画描いてる（？）！！！）
清書した原稿は仕上がりサイズで1ページずつ画像を書き出し、pixivに非公開で投稿。
いわゆるモック的な？実際に漫画を読む時と同じ環境を作って最終確認をした。
……すると出るわ出るわ違和感が！！！
本っっ当に細かい調整からほぼ描き直しまで、全体を通してまたも修正を掛ける羽目になった。こんなことやってるからいつまでも完成しないんだよぉ゙！！！
仕方ないので、未来の私のために、違和感ポイントを書き残しておく。
●漫画のノドの部分（見開き中央）は断ち切りのコマは作れないらしい。断ち切りは外側のみにしよう。
●吹き出しのトゲはありすぎると野暮ったい。話している人が明らかな時など、可能な限りトゲは無くそう。
●折角の見せゴマ（大コマ）に台詞をいっぱい載せるのは止めよう。思ったより絵が見えない。
●吹き出しをコマからはみ出すと印象が強くなる。意図しない限りはコマの内になるべく収めよう。
●説明シーンは内容に合った絵を描こう。ただの人物や背景だと目が滑る。
修正しながら知った豆知識なんかも入っているが、主な気付きはこの辺だろうか。
ぶっちゃけここで出くわした一番の問題は『見せ場がどこか分からない』なんだよ！！
どうしようね！！？！？！
とりあえず目が滑る説明箇所を削り、唐突な場面の間を補完しながら、コマの数を少し減らしたり可能な限り！出来る範囲で！調整を加えた。
ラストに関しては1ページ丸々描き直した。
そんな修正→pixivにアップを3回繰り返した。
これで本当に良いのか。もう何もワカラナイ。それでも終わらせるっきゃない。
主観だと良くなっている気はするのだが。本当は清書に入る前に他人に見せるのが一番良いのかなと思う。
見てもらえそうな人には、どちらかというと完成形をちゃんと読んで楽しんで欲しいのでここは我慢することにした。
きっと大丈夫と言い聞かせることにする。
キャラ設定画を描く
むしろ今まで無かったの？というタイミングでの設定画作成。正直今更作る必要も感じていなかったのだが、この後の作画に入る前に考えておきたいことがあった。
人物の髪色、服の色、その他諸々、
トーンを使うか？ グレーか？ ベタか？
というこの3択。初心者にはなかなかハードルが高い。最終的にイラストと一緒に本にする予定のため、クリスタ上の設定ではカラーになっていたはず。
つまり現時点ではトーンを使わなくてもいいし、色を塗っても良い。しかし今回は個人的に『漫画らしい漫画』を描きたいので、白黒でトーンも使いたい。
でも今時はグレーとトーンを織り交ぜてる場合も多いとのことなので、上手いこと使い分けなくてはいけない。
うん、作画をしながらアドリブするとページごとで全く違う塗り方をしそうだ！
というわけで、塗分表的な？ものを作りたい。グレーも作中で使う%をある程度決めておきたいなと（20%、40%、60%だけとか）。
まだ線画しか描けてない。頑張る。
ちなみに漫画といえばデフォルメだろう！と慣れないなりに描いてみたキャラのデフォルメ顔がこちら。
助手（中央右）と博士（右）
どうぶつの森感があるような…気のせいか？
あとは視点主の少女の顔がなかなか決まらなかったので、髪型を変えたり微妙に目つきを変えたりと試行錯誤した。
最近だと某作品のフ◯ルンと完全に髪型が被っているので、似ないようにかなり意識はしている。ついでに服装も色々試してる。
作画資料を集める？
本当は下描きをもう少し詳細にしていくつもりだったが、あまりにも修正が多いのでちゃんと描いている所もあればアタリだけの部分もある状態だ。せめて資料は…と思ったが、これに関しては割とPinterestで画像を集めるよりも、手元にある資料集や漫画を参考にするのが良いのかなと思っている。
参考にしたい作品を数冊近くに置いて作業をする事になりそうだ。
なんだかんだ、亀足ではあるが着実に前に進んでいる気がする。
特にpixivに上げると、完成がリアルに想像できてモチベーションに繋がった。非公開の使い道を感じた事が無かったが、なるほどこれは便利な機能だ。
まだまだクリスタの機能も慣れない事だらけなので、少しずつ、一歩ずつ、着実にを合言葉に進めていきたい。
あと8pくらいで描けそうなちょっとしたネタとかを落書きしていきたい。今ガッツリ考えて描いてる分、力の抜き方もイメージできるようになって来た。
落書きで漫画が描けたらとても楽しそう。
楽しみ〜〜。
というところでデータが消えた
Apple製品を使っている方はおなじみ？のデータ共有機能iCloudだが、私は会社のMACでしか触れたことがなくiCloudはちゃんと使ったことがなかった。
だからiPadにiCloudの表示を見かけてもよく分かっていなかった。
先週の土曜、『iCloudのメモリが足りないのでバックアップが取れません！』というアラートが出た。
調べてみると、写真やアプリのデータなんかもiCloudに同期する設定になっていた。iPad本体に保存していると思った私は、ほとんどの同期を解除した。
写真は、本体にダウンロードしますか？と聞かれ、データが多かったので止めた。最終的に写真とクリスタのデータ、バックアップだけが残り、iCloudのメモリは空いた。（データ容量の表示はよく分からなかったが……）
何だったんだろうと思いつつ、クリスタを開き、漫画の続きを描こうとしたところ、
データが無かった。
最近開いたファイルには何も表示されず
漫画のデータが入っていた『コミック』フォルダ自体がない。
慌ててファイルアプリで確認すると、最近の項目がまっさらになっていた。
心当たりがあるのはiCloudの同期のみ。
とりあえず、とファイルの同期を再開してみたが、データは戻ってこなかった。
その後色々探して、パソコンからicloud.comにアクセスしてみたり、バックアップの中身を確認できるアプリを入れてみたりしたが復元できなかった。
復元できなかった…………。
……まあ幸い、作画に入る前だったし、修正はpixivに上げるために画像書き出しもしてたので、それを下敷きに再度描き直す他ない。
でも同じ作業するのしんどい〜〜〜〜！！！！ヤダァ〜〜〜〜〜〜！！！！！と思ったので気持ちを切り替えるために思い付きのネタを土日の2日で仕上げてアップしました。
良かったら読んでね。
はあ………描くか………………。
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