絵の勉強を1年本気でやってみた【第1課題:まとめ】〜次はなにやる〜
どうもこんばんは、53です。
前回で無事第一課題終わったので、今回はそのまとめとして振り返りながら次の課題について考えていきたいと思います。
いかんせん長い記事になってしまったので、ここで大事なところはまとめて次に活かしたい!という気持ちもあります。
絶対読み返すの大変ですからね!
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こちらは定期連載(毎週土曜更新)です。
なぜ始めるのかといった経緯はこちらのノートの方にまとめてますので、興味のある方はそちらからどうぞ。
このnoteの主旨は思考の言語化を目的とした、実験的な内容です。絵の描き方講座や絵の考え方を教えるものではありません。
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ちなみに振り返るに当たって『YWT(やったこと、わかったこと、つぎやること)』というフレームワークを活用したいと思います。KPTのような課題解決を主眼にしないので、今回はこちらにしました!
詳しく知りたいという方はこちらの記事とか分かりやすかったかなと思います!(検索でトップに出る記事ですが念のためリンク)
それでは本題に入ります。
Y「やったこと」 W「わかったこと」
ということなのですが、折角途中途中の進捗が残っているので、GIF画像にまとめてみました。
今回作成した4枚のイラストの変遷をダイジェストでどうぞ。
絵のトリミングがそれぞれ違うのでちょっと見づらいですが、大体こんな感じでしょう。
とまあ何となく思い出したところで、詳細を振り返っていきます。
課題設定の仕方について
これはとりあえず「やろうと思っていたけどなかなか進まないこと」を採用しました。
これについては結果的に成功だったかなと思っています。こういった画力向上系の学習の場合、パッと思いつくのは3ヶ月上達法やってみるとか毎日スケッチとかだとは思ったんですが、それを深掘りしても練習のための練習になっていくだけかなと思ったので除外しました。
記事を描く目的にもよるとは思うんですが、もともとスケッチや模写がある程度習慣化されている人間の場合、そこをあえて目標にしなくていいかなという判断です。
▼記事のバックナンバー
①
内容の検討をしっかりやる
いつもだったらラフから始めるところを、あえてmiro上で施策要件定義やマインドマップを活用してテキストベースで検討を進めました。
結果としていつも描くラフとは違ったクオリティになったと思います。何を描きたいか?の設定は私の場合文字の方が良さそうです。
ラフ〜カラーラフ、下書きについて
とにかくラフの時点で設定の穴埋めや必要そうな資料を集める!これがかなり大事でした。構図についてもかなり勉強を挟んで検討しました。
あとは真面目にパースを使って絵を描くのが初めてだったので、下書きから清書までの流れはかなり無駄を踏みました。主にパースをどのタイミングで使うかが問題でしたね。
初めからパースを使うと絵が固くなるかな?と思いましたが、パースを無視して描くとあとから修正が多くなるのでほとんど意味無いなという結論でした。
なので記事内で改善案を出してますね。
写真撮影→パースガイド線作成→下書き→線画
この流れで今後は制作したいです。
写真をあくまで地面とモノの距離感についての資料と割り切る必要がありました。
線画〜下塗り〜色塗り
線画は正直そんなに意識してないというか、清書しただけで手癖で済ませました。次はもう少し丁寧に描きたいなくらいですかね。塗りのほうがメインなので正直線画にそれほど力入れてないです。
次に下塗りの際のベースカラーについて、こちらはまだ未検証なので仮説程度ですね。
【明るいイラストを描く場合】※光が強い
ベースカラー:影色
全体の陰つけ:オーバーレイで光を描画
【暗いイラストを描く場合】※陰が強い
ベースカラー:明色
全体の陰つけ:乗算で塗りつぶし後削る
そして色塗りの手順について、こちらは最終的な塗り方によるのかなという感じですね。
【パターン①】
カラースキーム→下塗り→一枚塗り
・彩度が低くなりがち
・色数を抑えやすい
【パターン②】
カラーラフ→中間層の色で下塗り→効果塗り
・彩度を高くしやすい
・色数が増えがち
あとは参考にするイラストにかなり左右されたので、今後自分の目指すイラストの方向性をきっちりする必要があると感じました。
ブラッシュアップと仕上げ+表紙
少し駆け足気味ですがブラッシュアップまで行いました。これはジャムボードでなくiPadのメモでいいな〜という話でしたね笑。
最後に加工して終了と。
そしてついでに表紙も作ったよという報告ですね。
こうして振り返ると全体の半分は描く前の段階で時間を取ったのかなって感じですね。まあそのつもりだったので当然といえば当然ですが……次はもう少しスピーディに進めていきたいです。
あと、同時進行で絵を進めるなら3枚がいいかなと思いました。いつも4枚目がかなりしんどかったので……。
T「つぎやること」
第一課題を通して、ストーリー性のある一枚絵の描き方はかなり固まってきたかなと思います。そこで次の課題はそれを活かすことにしました。
丁度自分の創作の中で、文字の表現が入ると無粋になるなと思っていたものがありまして。連続した一枚絵で表現できたら良いけどどうしたらいいか分からない……というところで止まっていました。
丁度いいので、次の課題では実際にこの創作の作品づくりを進めていきたいと思います!
(本当は今ちょうど漫画が描きたいな〜という気持ちがあったのですが、それをすると絵の勉強という目的から外れてしまいそうだったのでやめました。漫画の描き方についてはまた別の機会に勉強したいです!)
まとめ
この一年勉強を始める前に、自分がどんな絵を描きたいのか〜とかをまとめたマップを書きながら見つけました笑。
どんな絵を描きたいのか、
目標にする人物はなにか、
絵の中のどんな要素が好きか、
もう一度そういうのも考えつつ、今の自分に合わせて更新しつつ、一年後には自分の理想に近づいていることを目指して頑張ります!
それではみなさまお疲れ様でした。
次の課題でもよろしくお願いします。
P.S.完成画集お披露目
この記事のここの枠に画集が届いたら写真をアップしようと思います。更新したら多分その時の記事で案内するはず!
お楽しみに!
↓↓↓
(1/30追記)
予想以上に早く届きました!
完成したご本がこちら!
自作の表紙もぴったりハマり、全体的にマットな質感が絵の雰囲気とも合っていてかなり良かったです。デジタル的ギラギラした絵というより、鉛筆のザラ感の残る絵などが多かったので、相性が大変◎でした。
各ページのレイアウトも、ほぼ画面で見ていたままでした。交流相手の方に送るに当たって細かい……わりと大き……ちょとあの(漫画のページ順間違えてたり時系列順じゃないものがあったり)……まあ色々直してから無事お相手さんの分の注文も完了。
修正後の本もう一冊自分用に頼もうかな〜……こんなんいくらあっても良いですからね!!!(良くはない)
以前も書きましたがお値段は送料込みで千円ちょい、このクオリティなら十分リーズナブルと言えると思います。
ご自分だけのオリジナル本が作ってみたいという方、是非しまうまプリントさんオススメしときます!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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pixiv:53
Twitter:@53goushitsu
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