見出し画像

Vol.57【 ピレネー山脈を彷彿させる北海道大雪山国立公園 】スペイン巡礼おばさん奮闘記

『9月に入ってからの北海道の登山、防寒着を忘れないようにと旅の栞に記載されており雨具のほかにあったかいフリースをザックにしのばせていました。
しかし、今年は全国的に猛暑の影響で幸か不幸か、フリースを一度も出すことなく暑いぐらいの日差しのもと一日6時間弱の山行に一泊二日で行ってきました。』

と、途中まで書きかけでほったらかしていた所、本日10月3日、「大雪山に初冠雪」のニュースが😅

時季はずれの投稿となってしまいました。

旭岳登山

標高2291mまで旭岳ロープウェイで登ってこれます。下界に比べると過ごしやすい気温です。
大雪山国立公園姿見の池
所々から噴煙が立ち上るシューシューという音と共に硫黄臭が風にのって押し寄せてきます。
前を歩くグループの列が山の壮大さを教えてくれます。
「金庫岩」ここまで来れば山頂までもう一息です。
素晴らしいお天気

旭岳には7年ほど前、登山を開始したばかりの頃登ったことがあります。その時も土日だけの弾丸登山で、飛行機を降りたその足で朝から登頂。そして二日目に十勝岳を登頂してすぐに空港に向かい、その日の夜には出発地である福岡に舞い戻っていました。少し若かったからそんな日程で北海道の山を二つも制覇できたのでしょう。

今回も土日の連休だけのツアーでしたが、前後泊もしたので日程的にはゆっくりできました。しかし、二日目の

温泉沼めぐり

は想定していた以上にしっかり山の行程で、さすがに疲れました。

ヒグマの痕跡
ヒグマセンターの剥製です。通常は大人のオスと子熊が一緒なのは少しおかしいそうですが、可愛い子熊の姿があってホッとさせてくれてます。

ヒグマセンターで注意事項などの説明を受けてからの入山です。こんな大きなヒグマに本当に出会ってしまったらどうしましょう。行程上には、所々にヒグマの糞や足跡、食痕などが日付プレート付きで残されています。こんな道端に残された痕跡がリアルで、背筋を伸ばさざるをえません。

綺麗な緑の中を歩きます。
バショウ沼
沼に映る山容が綺麗です。
土俵沼
緑沼

土俵沼、バショウ沼、緑沼それぞれに名前のいわれがあるそうです。


黄色い小花が可愛らしいです。
ヒグマに遠慮して人間は決められた場所で軽食を取ります。
エゾ沼
鴨沼
式部沼

式部沼、鴨沼、エゾ沼、高原沼など、7つ程の沼めぐり、想像していた以上にきれいで見応えのあるものでした。


高原沼
層雲峡・今回は登らなかったけど黒岳ロープウェイ下でお買い物
ヒグマセンターで購入した温泉沼めぐり手拭い

こんな多くの沼めぐりを終えて、黒岳のロープウェイ口でみなさんお土産のお買い物。今回もたくさんお金を落としておられました。

帰りのバスの中から見た夕陽がアート
旭川空港でしっかり北海道ラーメンをいただく
ツアーリーダーのみきさんと

今回も素晴らしいツアーの企画ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?