無感覚な世界で繰り広げられる人工股関節置換術 その柱となるのが麻酔②
人工股関節手術当日。
車椅子でいくのかと思いきや自力、いや自足。
最後の自分の股関節の歩行。
手術室に入ると、数人のナイトキャップ(?)をかぶって
準備をしている看護師さんたちの姿。
なんかめっちゃくちゃかっこいい!
私が入ると、スッとみなさんの視線が私の方に。
「今日の鯉はこいつか」ってなんて思われてるのかしら。
手術室は、やはり別世界。
メタリックな世界。
ドキドキしていると、
一人の看護師さんが近づいてきて
「看護師の◯◯です。今日は宜しくお願いします!」
細身でメガネ(医療メガネかしら??)の奥からのぞく
目と落ち着きはらった声。
まさにプロフェショナルな雰囲気が全身から漂う看護師さん。
頭の中ではすでにNHKの「Xプロジェクト」の
主題歌である中島みゆきの地上の星
「手術台に上がってください」と言われ
言われるがままに上がり、仰向けに。
頭上のライトが眩しい。
人生初のスポットライト。
ついに私人工股関節の手術を受けることをひしひしと実感。
高揚感と緊張感でもう好きにして。
「お名前を教えてください」
「骨子です。」
「A
地から。。遠くからこられたんですね。」
「はい。A地でもここの病院の名はとどろいているんですよ。」
「そうなんですね。その名に恥じないようにしないと」
「それでね、それでね、、、、、、、、、、、
、、、、、、、」
・・・・・
・・・
スピー
はめられた。。。
ものの30秒で意識が飛んだ。。
恐るべし全身麻酔。
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