【時代遅れ】マルクスの資本論を現代マーケターよりに拡張しよう
モチベーション
商業資本(商品生産業務以外を担当、マーケター的)がなにも商品の価値を生み出してないって言い張るのは流石に時代おくれだよね?
なので、今を生きている人間は現実を反映したものに拡張して認識しよう
このままではマーケターを軽視した発想になりかねないよ
拡張の提案
産業資本を表す式を拡張しよう
G-W・・・P・・・W'-G'
が従来の式、G=金 W=商品 P=生産
金で商品を買って(前半)、生産された商品が流通してまたお金に変わる(後半)
という商品を介した、お金からお金への循環を表しているよ
いや、ちょっとまて、現実の商品をみて買っとる人なんて、今の時代あんまおらんて(相席食堂風、ノブ風)
そう、スマホ、ネットがこれほど普及した今現実の商品をみて買う人はほとんどいないのである
この違和感を修正するのが今回のモチベーションだぞ!
だから、ここで少し工夫をして、
G-W・・・P・・・W'-G'
↓
G-(V←W)・・・P・・・(W'→V')-G'
と拡張する
Vは仮想空間上に存在する情報というアップロードされた商品のことだよ
購入するときはこれしか買う人には見えないから、
ここではこの情報存在だけが商品の価値を決定していると考えるよ
W→Vの流れは、
バーチャル変換率 c(0<=c<=1)
で表現すると
変換率が、c=1のときは、もとの商品の存在は完全に消失することになる
そのときは
G-V・・・P・・・V'-G'
となって、購入や、流通の過程で現実に商品が存在しているかどうかは、どうでもよくなるってことだね
ということはc=1の場合は、
商業資本(マーケター的)は、
商品の生産も、販売も、すべて担当しているスーパーマンとして
定義することができるよ
つまり、マーケターは実は商品を代行して売っているのではなくて、この世界線においては、商品を完全に作って、販売もしているってことね
生産も販売もできる役割だから、もちろん資本主義においての平均利潤もおおきくなるよ(儲かるってことね)
現実にYogiboの本社買収など、バーチャルの生産が勝るパターンがあるよね
https://signal.diamond.jp/articles/-/1024
また、c=0+ε(微妙な無視できるくらいのプラス)の場合は、ほとんど完全に実物の情報をみて買うケースのことだね、、、
でも現実的には、
0.3<c<0.9くらい
のことが多いと感じるね
まとめ
完全に商業資本が仮想世界のみで生産を完結することもなければ、
現実の商品のみが生産を完全に担っているわけではない
案外商品は、現代では、仮想世界で生産されているってことなんだね
こう拡張してみると、商業資本もただの販売代理店じゃなくて、
生産の大部分の役割
を担っていて、商品の価値を実際に作っている大切な役割だってことにやっと気づけるんだね
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