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VOL34アーサー放談(2024年3月12収録)

「THE WORLD FOREVER CHANGES オッペンハイマー」
今月11日、第96回アカデミー賞で作品賞や監督賞はじめ、最多7部門の受賞した『オッペンハイマー』。この映画試写会のトークショーに声がかかったアーサーさん。
日頃、褒めないアーサーさんは、「見せてくれない秘密多々ありながらも、徹底してインサイダーの視点で語りつづけるところが面白い」、とのこと。
3時間もありましたが、その間常にスクリーンから問いかけられているようで、とにかく考えさせられました。
ですが、今回の放談は、そこまでたどり着くまで、花粉症の話が脱線し、さらに繰り返えしたため、本題までに時間がかかってしまいました。
(トータル2時8分)

オープニング~「花粉症」脱線に次ぐ脱線
目鼻がぐずる方が多い季節。アーサーさんも鼻がぐずるらしいですが、それを絶対認めません。
明らかに症状が出ている人が、花粉症だと認めない人は、自分が悪くてもから謝ることがないから、パートナーとして失格!という話を聞いたことがありますが、今回のアーサーさんの理屈は相当なものです。

ここのパートでは関係ないですが、キノコTシャツ

37'50”~「Putin Huilo」プーチンビール
吉祥寺にあるウクライナ料理店で出会った「プーチンビール」。
ラベルには「Putin Huilo」と書かれ、これはプーチン氏を罵倒するスローガンで、「Huilo」は「ばか、間抜け」という意味の罵倒語なのだそうです。メドベージェフ首相を抱き、細かく見ると危ない絵が描かれています。
産地はもちろんウクライナ。これを「Putin Huilo」と叫びながら飲むのだそうです。

53'35”~「第五福竜丸」
映画「オッペンハイマー」の話にいく前に、第五福竜丸について。アーサーさんは「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」という絵本を書いていて、映画にいく前にこの話はとても重要です。
そして、ニュートリノの命名者にして、原子力時代の幕を開けた「エンリコ・フェルミ」というノーベル物理学賞も受賞している科学者のことを記憶してください。

「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」

1°09'00”~映画「オッペンハイマー」
「オッペンハイマー」は、日本にとって特別なテーマを扱った映画です。賛否両論が予想されていましたが、女性の権利を訴えた『バービー』と公開時期が重なったことから、プロモーションが不謹慎となり、日本では炎上してしまいました。
そのため、日本の上映が遅れたのですが、アーサーさんは、広島での「オッペンハイマー」試写会のゲストスピーカーを担当し、今回はその直前に収録しました。
(後ろに冷蔵庫があり、いつもの場所ではありません)
アーサーさんは「多くの人に見てもらい、考えてほしい」という評価。
あまり褒めることを聞いたことがないアーサーさんも、もう一度見たいとのことでした。
クリストファー・ノーラン監督の映画は、いつも“問い”がありますが、この映画は始めから終わりまでとにかく考えさせれれる仕上がりとなっていて、3時間退屈することがありません。

アカデミー賞作品「オッペンハイマー」

※長い動画ですが、お時間のある方はどうぞ御覧ください。内容が内容なので有料とさせていただいています。また、動作環境によってはもたつく可能性があり、3つに分けた動画も用意しました。

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