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新型コロナウイルス感染症への対応について

このご時世にこの画像は何やと、ふざけとるんかとご指摘を受けそうですが、冗談みたいな話で新型コロナウイルスの影響で「ビールを飲む米国人の38%が今はコロナビールを買わない」と答えたという世論調査結果が発表されたとニュースサイトで知りました。ミソもクソも一緒かよってツッコミ入れたくなりますが、未知のウイルスに対してやるせない気持ちの矛先が変な方向いっちゃってますね。

そんな中、昨日の公演でいつもよりコロナビールが売れてる当店、空気読めてるお客様と出演者に囲まれて最高やなと店主独り善がってます。

と、サラリとINしてきましたが、何かなければnoteの更新できない店主クオリティー健在で約4ヶ月ぶりのお目見えです。

まずはじめに、しっかりとお伝えしておかなければならないことで、新型コロナウイルス感染症の対応として、今後開催予定の公演につきましては主催者様側の中止の意向がない限り、感染拡大防止に尽力した上での開催の方向で進めさせていただく方針です。

・出入口ドア手前と会場内(ドリンクカウンター付近)に消毒用アルコールを設置します。
・リハーサル後の開場前と終演してからのお客様と全出演者撤収後に出入口ドアやトイレのドアノブ、テーブルやバーカウンター、トイレを流すためのリモコン部分など手で触れる可能性のある箇所をアルコール消毒します。
・リハーサル/本番共に出演者毎に使用したマイクのグリルボールをアルコール消毒します。
・スタッフはマスクを着用させていただきます。

お客様や出演者もマスク着用や咳エチケット(咳が出るときは手で覆うでなくティッシュやハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえること)消毒用アルコールのご利用など、ご協力のほど何卒宜しくお願い致します。
また、少しでも体調に異変を感じられる方はご自身の健康を最優先していただき、決して無理をなさらないようお願い致します。

最大限に感染拡大防止に努めますが『安全です』と言えることは決して無いですし、閉鎖された空間に各地から人が集まって来られる場所ですので正直危険な場所であるとも言えます。音楽やライブが身体的な意味での生きていく上で必要不可欠かと問われるとそうではありません。

ですが、今日も今日とてお互いを思い遣りながら、最高な音楽が鳴り響き、マスク越しでも分かるほどの沢山の笑顔が溢れています。

大阪のライブハウスで集団感染が発生したと報道があって、元出演者の知人が経営していることもあり私自身問題をより身近に感じさせられましたが、お国から要請のあった大規模なイベントならずとも危険であるという印象が沢山の方へ強く焼き付いてしまったと思いますし、この騒ぎの中で中小ライブハウスの営業の在り方も問われていると思います。

正直、営業がなければ私を含めてスタッフ全員が路頭に迷うことになります。素直に今の状況は先が見えずとても怖いです。だからと言って無理強いして営業を続けることだけに固執しているわけでなく、音楽やライブハウスへの愛情や美学を語って理解して欲しいなんて気持ちもありません。危険な場所であることを当店スタッフ全員で認識して、新型コロナウイルスを正しく理解すべく情報収拾をし、感染拡大防止に最大限努めた上でライブハウスの営業を続けさせていただくことの選択をしました。

何度も言いますが、『決して安全な場所ではない』ことを認識された上で、自分の身は自分で守るつもりで対策をしていただき、足を運んでもらえるなら心から嬉しく思います。

最後になりましたが、罹患された方の一日も早い回復と感染の終息を心からお祈りしております。

長文をお読みいただきましてありがとうございました。店主でした。

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