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5月30日(日)関西サッカーリーグ 第4節 VS AS.Laranja Kyoto

2021 Match Report #6
大  会:関西サッカーリーグ第4週 vs ASラランジャ京都
試合結果:2-0



《前半》多くの決定機を決めきれず、徐々に苦しい展開に。
約1ヶ月ぶりのリーグ戦。対戦するラランジャ京都は昨年の準優勝チーム。現時点ではうまく勝ち点を取れていませんが、テクニックのある選手が多く、力のあるチームなので、難しい試合になるだろうと感じていました。
相手のフォーメーションは4-4-2。高い位置からのハイプレスとGKからのビルドアップが特徴的なスタイル。こちらは先週の試合と同じ4-5-1。準備してきたビルドアップで左サイドから相手のプレスをかいくぐり、序盤から何度も決定機を作りますが、決めきれません。
また、少し固く、ボールが跳ねるピッチにうまく適応できず、味方同士のタイミングやフィーリングが合わずに中盤で危険な失い方をしてしまう場面もあり、好機をたくさん作れているとはいえ、楽観視できない時間が続きました。
また、前半半ばからラランジャがこちらのビルドアップに対応してきて、スムーズに前線にボールを運べなくなります。相手の前線には得点力のある選手もおり、ヒヤッとさせらる場面もありましたが、こちらのリスク管理のミスでピンチを招いている部分が多く、改善はそれほど難しくないので、焦りはありませんでした。
しかし、非常に多くの決定機をつくり出せたにも関わらずに得点できなかったことで、選手間に嫌なストレスが生まれていないかは気がかりでした。

《後半》先制後、苦しい時間帯が続くもAT弾で2-0
相手がこちらのビルドアップに対応したプレスを行ってきたので、ハーフタイムでポジションを微調整し、改善。加えて、ボールを保持しながらゲームを進めるよりも、ピッチとの相性等を考慮し、ロングボールの方がリスクなく戦えるのではないかと感じ、割り切った考えも必要になる、と話しました。
後半開始。GK桑水流やCB篠原・白から前線に大きくボールをつなぎながら試合に入っていきます。相手のビルドアップに対してもプレスがうまくハマり、ボールを自陣に侵入させません。
後半もうまく試合に入ることができ、決定機を多く作り出しますが、決めきれません。
そのうち、相手も徐々にペースを掴み出します。
後半10分過ぎには、アクシデントからDFラインを突破され、ポスト直撃のシュートを撃たれる非常に危険な場面もありました。なんとか相手のミスに救われた形でしたが、アクシデントは仕方ありません。少しチームにも緊張感が生まれましたが、こういう時にどう考えるかで勝負は決まると私は考えています。
「やばい。ゴールを決められそうだ」と考えるか、「ラッキー。こっちに運がある」と考えるかは自分たちで選択できる感情です。
この場合、アクシデントに見舞われたこちらとしては運がありませんでした、相手がシュートをミスしてくれたことに関しては、運がありました。私は、こちらの運を信じていました。
その数分後、後半17分にようやくゴールが生まれます。CKのこぼれ球をCBの白が豪快に叩き込み、待望の先制弾。先週、涙に暮れた男が大事な場面で結果を出してくれました。
しかし、これで少し楽になると思いきや、徐々にこちらの運動量も落ちていき、中盤で相手にボールを持たれるシーンが増えてきます。後半に入ってもピッチとのフィーリングが合わず、嫌な失い方をする場面が増えていきます。
先制できたこともあり、リスクを負う必要はなかったので、もう一度ロングボール主体の攻撃を強調。長身FWの門司とスピードのある堀野をピッチに送り、直線的な攻撃を強めます。
以降もビッグチャンスを迎えますが追加点は奪えず、試合はラスト5分の最終局面へ。終盤は相手の圧力に押され、自陣でセットプレーを与えてしまいます。相手GKもこちらの陣内に入り、緊張感のある時間が続きます。非常に嫌な時間でした。
ラストワンプレーかと思われたセットプレー。なんとか相手陣内にはじき返します。
うまくこぼれ球を前線につなぎ、ハーフウェイラインを越えた位置にポジションを取った山中が、高い位置を取っていた相手GKの位置を見て、ロングシュート。
これが無人のゴールに吸い込まれ、2-0。そしてゴールが決まるとともにタイムアップ。
アディショナルタイムにピッチに入った山中が得意のシュートで最高の締めくくりをしてくれました。

今回のホームゲームも多くの方々に背中を押していただきました。本当にありがとうございました。危険な場面や苦しい時間帯も耐えることができたのはやはりみなさんの存在が大きかったと思います。2ゴール奪って、無失点で昨年の準優勝チーム相手に勝ち点3を取れたことは誇らしい結果です。
内容としては、今回の試合は、優位に進めていても決定機を決めれず、苦しい展開が続きました。しかし、それもサッカーではよくあること。決定機を逃しても、ゴールが決まらないことにストレスを感じるのではなく、相手にとって怖いプレーができていることに優越感を感じるべきだと思っています。
今回はそう考えることが、勝利につながったと感じています。

最近のアルテリーヴォはホームゲームが続き、良いサッカーも披露できています。
次戦はアウェイでのレイジェンド滋賀戦。連勝し、勝ち点を積み上げられるように準備してきます。

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試合会場からの帰路、時間がまだお昼だったからか、道は空いていました。
いつもは白良浜やアドベンチャーワールドに行く人たちで渋滞があるのですが、この日はすんなりと帰れました。しかし、それが少し悔しくも感じました。
いつかアルテリーヴォの試合でも渋滞をつくりたい、と。
私たちは、ただ単純にサッカーをプレーしているのではなく、和歌山に新しい「お祭り」を作ろうとしています。それも年に1度じゃない。毎週か、1ヶ月に2度か。
人が集まる理由に、なりたい。和歌山の観光資源になりたい。多くの人が集まり、選手たちのプレーに胸を熱くしてもらい、人生の活力にしてもらう。映画館やアミューズメントパークを作るのと同じです。サッカーで和歌山を活性化するということは、そういうだと思っています。
それで雇用が創出できれば最高です。
今回の勝利はその夢にまた一歩近づけたはず。
これからも夢に向かって進んでいきます。

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