8月22日(日)関西サッカーリーグ 第10節 VS Cento Cuore HARIMA
2021 Match Report #15
大 会: 関西サッカーリーグ第10週 vs Cento Cuore HARIMA
試合結果:4-1
後半怒涛のゴールラッシュ。リーグ再開を白星発進。
勝ち点同数、得失点差で3位のCento Cuore HARIMA(以下、ハリマ)との対戦。負ければ順位が入れ替わり、首位との差も開いてしまう緊張感のある試合でした。大雨でまともに練習ができなかったことや、中断期間中に天候等の関係で練習試合がなくなり、90分の試合を一度もできなかったことから、体力、集中力において不安を抱えていましたが、
チームの集中力は高く、不安要素を力強く跳ね除けました。相手チームが退場によって10人になったことにも助けられましたが、強敵をシュート1本に抑え、4点を奪い、圧倒。好ゲームを演じてくれました。
【前半】
相手のフォーメーションは4-4-2。前線の選手はあまり激しくプレスをかけてくるタイプではないので、こちらがボールを保持する時間は多くなるだろうと予想していました。
前回の対戦時とはメンバーが違いますが、ハリマはJクラブやJFL上位カテゴリーでの経験を持つ選手がおり、非常に危険な相手。序盤は相手のアーリークロスにひやりとさせられる場面が続き、緊張感のある展開が続きました。
しかし、こちらが崩れるようなことはなく、落ち着いてボールを保持しながら、サイドから突破を図り、チャンスを作り出します。何度か決定機を作りますが、ゴール前で相手の体を張ったブロックにあい、ゴールを奪えません。
前半23分には相手のクロスの処理をうまく実行できず、オウンゴールで先制点を与えてしまいますが、その後も慌てずにボールを保持しながら攻め込む場面は続きます。
しかし、得点は奪えず。試合を折り返します。
【後半】
ビハインド状況ではありましたが、焦りはありませんでした。
サイドでのコンビネーションからチャンスは十分につくれているので、連動を続けられるように集中力を保つことが大切だと、ハーフタイムに再確認。
後半開始直後には、早くもハリマの運動量が落ち始めていました。
前半の連動性は見られず、徐々に相手の各ライン間にスペースが生まれてきていたので、ボールを動かしながら、相手のブロック内に侵入して行きます。サイド攻撃から押し込み、CKからボールを拾って粘り、ペナルティエリア内で宇都木が倒され、PK獲得。PKを久保が冷静に決め、同点に追いつきます。
同点に追いついたことで、ハリマの運動量がさらに落ちました。このタイミングで一気に畳み掛けたいと考え、久保と大北に替えて中西と加藤を送り、前線をフレッシュな選手に交替します。
その後、ハリマの選手が2枚目の警告で退場となり、フォーメーションは4-4-1に。ボール保持はさらに楽になります。以降、一気に畳み掛けます。
中西の前線でのボール奪取から一気にエリア内に侵入、冷静に宇都木が決め、逆転。
右SBに入った大橋から中西、堀野とつなぎ、堀野が相手DFの逆を取り冷静に決めて3点目。
さらに試合終了間際に中西と加藤のコンビネーションで4点目を奪い、4-1のスコアでタイムアップ。ホームで和歌山の皆さんに良いゲームをお見せできたと思います。
次戦はASラランジャ京都です。前回の対戦では勝利しましたが、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。決定機を多く作りながらも決めきれなかった反省があるので、次こそは圧倒できるようにまた準備を進めて行きたいと思います。
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