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サビアンシンボルの読み方とドデカテモリー60進法の表

皆様こんにちは!

最近、ご依頼されたホロスコープリーディングにどっぷりハマり、現実も色々と忙しく、星の世界と現実を行ったりきたりで記事をアップする時間がなかなかとれませんでした。

ほんと、トランジットの冥王星と天王星の力はすごい!強い!有無を言わさない!水瓶座冥王星時代は、一体何が起きるか予想がつきませんね。皆さんも、大丈夫かな?と、心配になりますが、私は星読みを通してこれからもサポートしていければいいなと思っています。(ホロスコープカウンセリングの募集は一時停止しておりますが、また3月以降に募集再開の予定です)

特に今年、来年はかなりの転機になっていく方が多いのではないかと思います。星に対する理解を深めて、皆で乗り切っていきましょう!

では、今日は前々からアップしたかったサビアンシンボルについてまとめていきます。

1.サビアンシンボルの基本


ホロスコープでは、1ハウスが30度にわかれているのは皆さんもご存知の通り。まず、その度数についてですが、

60進法の場合は1星座は0~29.59度となります。

ただ、10進法を使う人も多く、

10進法の場合は1星座0~29.99度となります。

ホロスコープを出すアプリによってこの違いがあります。
私は60進法を使いたいので、60進法で天体の度数がでてくるAstrodienstを使っています。

↓こちらも参考にしてください♪

基本的に星の世界は60進法なので、最初から60進法で換算してあるほうが面倒くさくないよね、という単純な理由です。
ホロスコープは360度だし。12星座だし。時間と一緒。

だから、私は全部60進法で統一してます。

出生図のホロスコープを出す際に、正確な緯度経度の度数を入力しますが、それもGoogle Mapだと10進法で出るため、それを60進法に直したものを、Astrodienstの場所の緯度経度と一応照らし合わせて皆さんの出生図を作成しています。(10進法の度数と多少の誤差があるくらいで、実際にはハウスに影響するほどあまり変わらない場合が多いのですが、、) 

さて、サビアンシンボルはその1星座30度ずつの1度1度の意味を表しています。

例えば、獅子座29度のサビアンシンボルは「人魚」です。

人魚は、半分魚で半分人間ということから連想し、海は潜在意識を表し、人間は地上である現実世界を表す、と解釈します。なので、内的世界を外側へ打ち出すという意味になったり、意識と無意識のコントロール、もしくはそれぞれを行き来するという意味にもなります。

私は、まさに12ハウスにあるドラゴンヘッド(今生の目的)がこの獅子座29度のサビアンシンボルのため、潜在意識や内的世界の理解を深めて、現実の世界で活用してきました。12ハウスは、無意識の領域を表すので、その領域を最大限に使って何かしようね、というのが私のドラゴンヘッドの意図なのでしょう。

天体の度数をチェックして、サビアンシンボルをみていくと色々とわかって面白いです。

2.サビアンシンボルを読む際の注意点



次に、サビアンシンボルを読む際の注意点についてです。それは、

ホロスコープの0度スタートを、サビアンシンボルは1度スタートとして数えているところです。

例えば、出生図の太陽が牡牛座 2.25度の場合、サビアンシンボルではプラス1して、牡牛座3度のサビアンシンボルを読むということになります。(60進法の場合、小数点以下に関係なく、1の位にプラス1すればいいだけ。)

ただ、私の実感とこれまで皆さんとのカウンセリングを通して、天体のサビアンシンボルをみる時は、前後の度数も考慮したほうが良い、と最近思い始めました。

例えば、出生図の金星が、牡牛座2.25度である場合、プラス1度して牡牛座3度のサビアンシンボルを読みます。でも、その前の牡牛座2度のサビアンも感覚として、本人にかなり影響している傾向があります。さらにその後の度数も。

簡単に言うと、こんな感じ。

前の度数:感覚として影響を感じる度数
メインの度数:一番強い度数(意識して力をそそぐ事が必要)
次の度数:メイン度数の意味するものを手にいれて、さらに向かっていく度数

以前は、私の鑑定書で前の度数とメインの度数を読んでいましたが、最近はメインだけを読んで前後の度数の意味などは皆さんにご自分で調べていただくようにしています。

サビアンシンボルの解釈で一番大切なのは、自分の中に湧いてきたイメージです。色々なサイトの解釈を参考にしつつ、その中で浮かんできたイメージを信じて進んでいってほしいと思っています。メイン度数1つだけに縛られると解釈が狭くなっちゃう感じがします。

3.ドデカテモリ-について

次に、サビアンシンボルとは別に、天体の度数そのもののエネルギーをもう少し詳しくみれるドデカテモリーについて説明します。

占星術では、元々1つのサインを10度ずつの3分割で考えるデーカンと、2.5度ずつで12分割して考えるドデカテモリ-という概念があったそうです。(そこからさらに1度1度の度数に意味がある、と考えられて、サビアンシンボルが出来上がったようです。)

度数によって、最初の方の度数はその星座のフレッシュさ満載なエネルギーだったり、最後の方の度数は成熟して次の星座に向かうエネルギーだったりします。

で、この前(けっこう前かな?)noter仲間の方から、ドデカテモリーについてご質問をいただき、あらためてドデカテモリ-を見直していました。

そうしたら、、、。

あ、けっこうすごいかも!と再発見。w

前述したように、ドデカテモリーは、1星座30度をさらに12分割してあるというものです。牡羊座に天体があっても、その度数によって、牡羊座的な性質に、さらに他の12星座の性質がまざってくるという考えです。

10進法だと2.5度ずつで30度を12分割です。

60進法だと2.3度ずつに換算されます。
(60進法だと0.59のあと1になります。時間と一緒だと思うとわかりやすいかも。60分の半分は30分、っていう感じで。)

10進法でまとめてある表はよくネットでみかけるのですが、60進法の表がほぼなかったので、自分で作っちゃいました。

60進法で星の度数を出している方々の参考になるかと思いまして、皆様に活用していただければ嬉しいです。

60進法のドデカテモリー一覧表↓↓↓

細かいですね~。でも読み方は簡単です。
自分の天体の星座と度数をみて、それを表に当てはめればいいだけ。
サビアンシンボルみたいに繰り越す必要はなく、その天体の度数をそのまま当てはめるだけです。

それだけで、その度数に付随しているもう1つの星座の力がわかります。

例えば太陽が牡羊座1.25の方は、表で照らし合わせると、
牡羊座+牡羊座なので
自分全開で突っ走って生きる力があります。

また、私みたいに牡羊座の太陽が6.44の場合、
牡羊座+双子座なので
メインはもちろん牡羊座ですが、そこに「伝達、コミュニケーション能力、情報、うまく立ち回る」という双子座の意味がはいっていきます。

私の太陽は牡羊座8ハウスにあり、牡羊座の支配星の火星は12ハウスにあるので、それを含めて解釈すると、

果敢に様々な人の無意識に飛び込むような挑戦をし、電光石火の早業で臨機応変に相手に情報を伝えたり、うまくコミュニケーション能力をとって、相手も自分も変容させていくことで、本来の自己が輝く。

と読み取れます。私の場合、この太陽が存分に発揮できるのは、ホロスコープカウンセリングで皆さんとお話する時だけです。

また、私の場合、天職を表す10ハウスに双子座がインターセプトされていて、双子座の性質30度全てをもっているのですが、天職以外では発揮されません。太陽にも、この双子座の性質がはいっているので太陽と10ハウスがつながっている感じです。

こんな感じで、天体のドデカテモリーをチェックして、さらに自分の出生図でそのドデカテモリーの表す星座のハウスをみてみると、裏設定はこうなのかな?繋がっているみたいだな。というのが読めます。w


最近、鑑定書をつくる時は、その天体のドデカテモリーを先にチェックしています。皆さんの出生図を読んでいると、かなり繋がっている場合が多いのですよ~。(いつもお伝えしているようにアスペクトにもよりますが。)

というわけで、これは皆にシェアしなければ!と思ってまとめてみました。
出生図の天体の使い方や方向性のヒントになっていきますので皆もチェックしてみてくださいねー!

=はるなのホロスコープカウンセリング(フルリーディング鑑定書付き)は現在募集を一時停止中ですが、3月以降にまた募集を再開させていただきます。=




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