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ホロスコープー天体のお話ー

今回も占星術のお話をさせていただきます。今回は、天体のもつ意味を簡単にまとめていきます♪

天体についても色々と解釈があり、その時の心の成長度合いや現実に起きている現象によって意味が多少変わってきます。私の場合はホロスコープを心の縮図として読み、内的葛藤を統合していくことに役立ててきたので、そのために役立つ解釈をのせておきたいと思います。

太陽:本来の自己。(植え付けられた観念などを取り去った後にでてくる本当の自分。)

月:無意識、感情、インナーチャイルド。

水星:知性、思考。知的活動。

金星:喜び、恋愛、芸術。

火星:モチベーション。戦い。

木星:拡大、発展。(良い意味でも悪い意味でも)

土星:試練、訓練。

天王星:変革、自己変革。革新。水星より高い知性。

海王星:直感、夢。スピリチュアル。精神性。

冥王星:再生と破壊。

キローン:苦手意識、コンプレックス、挫折、過去の傷。

最後のキローンは小惑星なのですが、ネガティブ感情と向き合っていく際にはかなり重要な部分でもあるので、いれておきました。

これらの天体同士の配置、ハウス、星座をみることによって、自分の心にどんなエネルギーが発生しやすいか傾向をつかむことができます。

また、アーティストやクリエイターの方は、自分には一体どんな創作がむいているのか?と悩まれた時なども、ホロスコープをみるとヒントになります。

ホロスコープで使われているマークの意味は以下のwikipediaのリンクを参考にしてください♪

例えば芸術関係に重要な金星と海王星は、私の場合、牡牛座9ハウスと射手座4ハウスにあります。(以下の黄色い丸の2つ)※メイン天体のみの出生図です。


これだけだと、ただ単に、

アートや美しいものを探究をすることに喜びを感じる
(牡牛座9ハウス金星)
前向きな直感が基盤
(射手座4ハウス)

ということになります。(9ハウスキロンの説明はそのうちします)牡牛座は不動の性質、内にこもるエネルギーがあるので、アートについて勉強するのが好きで、自分でも創作してみるけれど(牡牛座の地の性質で形にする)、別に誰かにそれを伝える必要はないし、自分が好きで勝手に続ければいい、という感じです。実際に昔はブログもnoteも始めようとは全く思っていませんでした。

4ハウスにある海王星については、射手座は何か1つの前向きな的(目標)をみつけた時に、矢が放たれるように発動するのですが、その目標がみつからないと、ふわふわした妄想にエネルギーを使ってしまい、現実に居場所も落ち着かない感じになります。特に私の場合はインターセプトされているので(挟まれている状態)、直感が使いにくい状態でした。

さらに、私の場合はこの金星と海王星は、150度、という統合するのがかなり難しいアスペクトです。金星と2ハウスの天秤座冥王星も150度で、金星頂点のヨッドを作っているのです。

なので、私の場合はこの天秤座2ハウスの冥王星の意味もしっかり考えて使う必要があります。この冥王星は、射手座4ハウスの海王星と60度の協調アスペクトの配置です。(以下の青い丸が冥王星)


冥王星は全か無か、というとても極端な、徹底的な底力を発揮することができる天体ですが、掘り出し続けないと底力につながりません。

私がバレエで挫折をした後で、芸術関係から一切離れていたのは冥王星の「無」の力だったのだと思います。2ハウスが意味する才能や所有をゼロに戻した感じ。占星術や自己セラピーでネガティブ感情を一通り統合した後は、「アート」を意識して自身の才能を磨かなければこの冥王星は使えないな、と思ったので一応掘っているところです。

また、この天秤座2ハウスの冥王星は、徹底的な美意識も埋もれている、ということを意味するので、それを掘り起こして4ハウスの射手座海王星とあわせて読むと、、

環境や所有するもの、人間関係など、全てを自身の美意識を基準にして揃えることで、前向きな芸術的な直感がおりてくる。

ということになります。

実際に、私の場合は、結婚後の家族、結婚前の元の家族内で色々と問題があったので、ホロスコープをひっそり使って心理作戦をたてて、解決してきました。天秤座の平和主義という美意識を使わざるを得ない状態でした。

こうして家庭や居場所を居心地の良いものにし、アートのある生活を基盤にすると、表現したいものが頭の中に浮かんできます。これで、2ハウスと4ハウスの冥王星と海王星がしっかりタッグを組んでいる感じになります。しかし、これだけだとただ直感がおりるだけで作品として形に残す力が足りないです。

そこで、牡牛座9ハウス金星の出番です。射手座の一瞬の直感と、天秤座の美意識を使って、牡牛座金星でそれらを形にしていきます。すると、私が創作しているPouring Art が出来上がります。もしくは、突発的に浮かぶ短歌や詩などです。私には小説を書けるようなアスペクトはないのですし、緻密な絵を作り上げる熱量もありません。なので、バレエ以外のアートは、本当にこれくらいしか出来ないのです。このように、限定されているのも私のもつヨッドのアスペクトの制限の一部なので仕方ないのですが、、。。ヨッドのない方はもっと自由な可能性が広がっていくと思います。

また、最近はアーティスト(牡牛座、天秤座、魚座が特に芸術の特性をもつ)の心の探究(9ハウスは精神世界の探求なども意味する)にこの金星を使わないと、自身の太陽へたどり着けないと気付いたので、こうして占星術のお話を書き始めた次第です。これについては、またそのうち書いていきたいと思います。

ちなみに、出来がった作品をnoteで発表しよう、と思えるようになったのは、牡牛座9ハウス金星の180度真向かいの蠍座3ハウスの天王星のおかげです。3ハウスは相手を意識しないコミュニケーションや自己表現を意味するので、noteなど自由に発表できる場所が最適です。

実は、noteを始めたばかりの時は、別に皆に私の創作を見せる必要ないよなあ、という牡牛座の性質と、全て見せたいという蠍座の性質が葛藤していました。蠍座は真実を広めたい星座ですが、牡牛座は自分が満足していればいい、と思うわけです。なので自身の正直な想い(真実)を牡牛座的なアートという形を使って表現することでそれぞれが妥協し、まあそれならいいかな、という感じで葛藤を統合できました。さらに私の場合は12ハウスの月がここに絡んできますが、そのあたりはまたハードアスペクトのところで説明していきたいと思います。まだまだ未熟な絵や短歌であっても、それも今の私そのものを表現しているので、こうして発表をすることで天体のエネルギーを使いこなしていきたいなと思っています。

毎回星の解説は長くなってしまいますが、こんな感じで、天体には特有のエネルギーがあり、葛藤を生み出すとネガティブ感情がうまれます。そのネガティブ感情の落とし所をみつけるために行動していくと、その結果自分にはこんな能力があったのか!こういう作品が自分に向いているのか!と、いうものがみえてきます。

アーティストやクリエイターの方達は、自分には才能がない、と思われるときもあるかと思いますが、それは間違いで、誰にでも才能を生み出すエネルギーは心の中にある、と私は信じています。ネガティブ感情を大切なギフトとしてみて、その感情が納得する何かをみつけて行動していくと、そこに何かが生まれます。それが自分自身の個性であったり、方向性だったりします。この記事を読んでくださっている皆様にも、ホロスコープはそうした可能性の在り処を探すヒントになるのだ、と思っていただけると嬉しいです♪

今回はここまでにしておきたいと思います。

読んでいただいてありがとうございました♪


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