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Bさんのホロスコープリーディング②インターセプト

前回、Bさんのグランドトラインについて説明しましたが、今回はこのグランドトラインの1つである3ハウスの蟹座の月にかかっているハードアスペクトについてみていきたいと思います。

Bさんの蟹座3ハウスの月は、6ハウスの天秤座金星、海王星のコンジャンクションとスクエアです。


3ハウス蟹座の月は自分が安心できるテリトリーでしか自己表現したいとは思いません。安心出来る範囲内での自己表現に、心は充実感を感じます。しかし、6ハウスの天秤座金星と海王星のコンジャンクションは、偏りのないバランスのとれたものにするために直感をおろして貢献をすることに対して喜びを感じますなので、蟹座のように自分の安心できる範囲内だけだと、天秤座としては偏りを感じます。

バランスのとれた貢献のために蠍座の直感をおろしてそれに喜びを感じて誰かに伝えようと思っても、自分の想像をこえる範囲の直感で貢献をすると、月は不安感を覚えてしまいます。

実は蠍座に海王星をもっている世代の方は、ホロスコープを読める方や、オーラがみえる方、過去世リーディングをされている方など目にみえない本質をつかめる才能を基本的にもっていらっしゃいます。

Bさんの場合は、さらに月と海王星がハードアスペクトです。このハードアスペクトはいわゆる霊感が強いアスペクトとされています。月は無意識を表し、海王星は直感や目に見えないものを表すので、直感や霊力が勝手に強くなるのかもしれません。蟹座の月は、この蠍座の能力に不安を覚えてそれを誰かに伝える気持ちにならずに殻に閉じこもるか、本当にごく一部の人達にしかその事について話さないようになってしまいます。

こうした葛藤がうまれた場合は、まずそれぞれの星座の性質をみていきます。蟹座は水の性質なので感情をとても大切にします。天秤座は風の性質で知性を大事にします。蠍座は水の性質なので感情を大切にします。

蟹座は、愛情や感情でつながっていると確認できる範囲であれば安心します。なので6ハウスで直感や霊感を使って貢献をしつつ、そこで蠍座的に感情でつながれた経験を、天秤座の中立視点、知性を使って3ハウスで自己表現していくことで葛藤が統合できます。そうする事で、心の充実感とともに、人生に対する喜びも感じることになります。この葛藤が統合されると、おそらくご自身の直感や霊感を使ってする貢献の体験談などを安心して語っていけるようになると思います。

ただし、この6ハウスはインターセプトのハウスなので、この金星および海王星の葛藤を統合するのは人生の後半になってからということになります。以下の黄色い丸の天秤座とその対の牡羊座のハウスがインターセプトのあるハウスです。

Bさんの6ハウス始まりは乙女座でここに木星があり、その後天秤座がまるまるはいって金星があり、蠍座海王星とコンジャクションになっています。このように、1つの星座がそのハウスで他の2つの星座にはさまれている状態をインターセプトとよびます。インターセプトのハウスは成長に時間がかかると言われています。使えるようになればかなりの得意分野となりうるのですが、そのハウスの意味を理解するのは、人生の後半になるといわれているのですが、Bさんの場合、おそらく今がその時期なのかもしれません。

では、次にグランドトラインの火星にかかるハードアスペクトについてみていきたいと思います。

11ハウス魚座の火星には、6ハウス乙女座の木星がオポジション(180度)の位置にあります。



6ハウスの乙女座木星は現実的な細かい分析能力を使う事でチャンスがおとずれる事を意味しています。11ハウスの魚座の火星は、グループ内で他者と個の境界線を溶け合わせたような交流にモチベーションがわきます。

細かいところまで分析して貢献に役立てたいと思う乙女座木星と、もっと広くおおらかに交流できるグループに対してモチベーションがわく火星が葛藤する配置となります。または、乙女座の木星はしっかり現実的な貢献をすることが大事だと思うけれども、魚座の火星はスピリチュアルな精神性を感じられるグループと交流するほうにモチベーションを感じるといった感じです。

こういった場合も双方が合意できるような形で統合すると良いですので、現実的な貢献をスピリチャルな精神性を感じられるグループや組織で行って行けば良いということになります。

グランドトラインにかかっているハードアスペクトの方向性などをみていくと、例えばご自身でスピリチュアルなセミナーなどを開かれてそこで講義のようなものをすることにもむいている気がします。7ハウスに太陽があることを考えると、あまり大人数ではなく、セミナー中に1対1の場をもてるような少人数のグループがむいている気がします。

あとは、これまでのご自身が使ってこられた直感や霊感の話などを安心できる場所で伝えていき、他者と交流をしていくことも良いと思います。3ハウスはnoteのような発信もそうですし、youtubeでも、スタエフのような音声配信でも何でもよいと思います。Bさんの場合、すでにnoteでそれらしい感じの事をたまに書いていらっしゃるとは思うのですが、さらに力をいれていくと良いのではないかな?と思います!

とりあえずグランドトラインにかかるハードアスペクトは以上ですが、
もう1つ大事なハードアスペクトがあるので、次回はそれについてお話していきたいと思います♪


私のnoteで、自分のホロスコープを解説用に使ってもいいよ、という方は、以下からご連絡いただければと思います。(今お申込みいただいた方は2月以降の解説になります)リーディングは無料です。

こちらからご連絡ください♪

読んでいただいてありがとうございました♪














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