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Jさんのホロスコープリーディング②天体のないハウスについて
今日も引き続きJさんのホロスコープの続きをみていきたいと思います。
4ハウス以降をみていきたいと思います。
4ハウス 精神基盤、経済基盤、家
天体:月
魚座の月と蠍座の水星が協調アスペクト
![](https://assets.st-note.com/img/1678484798258-gHD5uDzhpU.jpg?width=800)
他者と境界線なくつながること、自身も他者の一部であると感じられることで心が安心感を覚え、それがJさんの精神基盤や経済基盤になっているようです。Jさんにとって、「つながること」は、「深い感情でつながる」ということを意味します。感情でいかに深くつながっていけるか、という点に取り組む時に、感情の中にみえる真実を理解していく知性をお持ちです。
魚座の月(インナーチャイルド)をお持ちの方は、幼少期につながりを求めるがゆえに傷つく経験をされることが多いのですが、Jさんの場合はその他の天体とハードアスペクトがかかっていませんので、おそらくインナーチャイルド自体は癒しやすいと思われます。ただ、もしもまだ過去に昇華しきれていない感情があると感じられた場合は、ご自身の過去の気持ちに向き合い、当時の感情をしっかり感じていってみてください。感情や無意識の領域で知性を発揮できるJさんの場合は、自身の真実の感情と無理なく対話していけるはずです。そうして感情での安心感が手にはいることで、新しいことに挑戦していく気持ちがうまれていきます。
5ハウス クリエイティビティ、趣味 牡羊座始まり
天体:なし
趣味やクリエイティビティを発揮する際には、未知なるものや領域へと挑戦される傾向があるようです。それを、確実に美しい形に残していくことが出来るようです。牡羊座の支配星である火星は12ハウスの射手座のハウスにありますので、目にみえない集合意識を前向きにするための創作などにチャレンジされると良いかと思います。
天体はこのハウスにはないので、特に葛藤を引き起こす原因にはならないようです。
6ハウス 貢献、仕事 牡牛座始まり
天体:なし
Jさんにとって、自身の豊かな価値観がそのまま貢献になっていくと読み取れます。五感に響く美しいアート作品を作り上げることでも貢献をしていくことは可能かと思います。(絵や音声、音楽など)また、文芸や言語関係にも優れており、言葉を伝えることや情報を伝えることにもむいているようです。牡牛座の支配星の金星は、10ハウスと11ハウスの境界線にあります。そうした貢献をする機会をもうけることで、美意識や俯瞰視点を使った天職についたり、感情で深くつながれる方々と出会い喜びを感じていきたい、という意識が働くようです。
天体はこのハウスにはないので、特に葛藤を引き起こす原因にはならないようです。
7ハウス 他者とのコミュニケーション 双子座始まり
天体:なし
他者とのコミュニケーションの際には、好奇心をもって新しい出会いを楽しめるようです。特に、様々な人との感情面においての知的交流に興味をもって接していらっしゃると読み取れます。
天体はこのハウスにはないので、特に葛藤を引き起こす原因にはならないようです。
8ハウス 共有、共感、1対1のコミュニケーション 蟹座始まり
天体:なし
自身が安心して心を開ける人とは1対1で深く関わり、相手のために全力を尽くすことができるようです。心を開ける方とそうでない方たちとの線引きを自然にされているはずです。
天体はこのハウスにはないので、特に葛藤を引き起こす原因にはならないようです。
ーおまけー
Jさんの2ハウス、及び5ハウスから8ハウスには天体がはいっていません。天体のないハウスを心配される方もいますが、天体がないハウスは活用させようと思えばいつでも無理なく活用できるハウスだと思っていただくと良いと思います。ただ、天体がないのでそのハウスで、変革を起こしたり(天王星)そこに潜在能力があったり(冥王星)そのハウスの分野に喜びを感じたり(金星)という強いエネルギーは働かないというか、、、。強く思い入れることが出来ない感じにはなります。強く思いいれが出来ないから、苦手だと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
例えば私は貢献の6ハウスに天体がありません。私の場合は水瓶座が6ハウスで、3ハウスに支配星の天王星があるのですが、「これまでの価値観を覆すようなこと、新しい何かを発信する貢献」をしていくことになります。
英語講師として仕事をしている時は、学校では教えてもらえないような発音の勉強法について生徒にむけてブログなどで発信していました。
ただし、もしも発信をするだけでお金をもらう仕事をしたとしても、全く喜びも感じませんし、モチベーションにもなりませんので、本などの出版やYoutuber になる、といった事にはむいていないという事がわかります。
さらに、3ハウスの天王星にかかるハードアスペクトを紐解くと、無意識の領域にある真実やインナーチャイルドの気持ちをしっかり探究して、それを形にして発表することで葛藤が統合出来る、と読み取れます。
私の貢献は「会社で仕事をする」という一般的に良しとされている貢献の仕方ではないのです。
私の場合は6ハウスに天体がないので葛藤もないため、noteを始めてからやめようと思ったことは一度もありません。普通に続けている感覚です。私の場合はそういう貢献の仕方です。
ちょっと説明が長くなってしまいましたが、天体のないハウスを葛藤の原因とみなしてしまうと、どんどんずれた方向性へ行ってしまいますので気をつけてください。そして天体のないハウスも意識することで無理なく使っていくことができます。
では次回は残りのハウスを読んでいきたいと思います。
読んでいただいてありがとうございました♪
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