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蠍座の月をみてみようー私のパートナーシップの例ー

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さて、ユリシスさんがみつけてくださった月の真相に基づいて、今日は蠍座の月についてみていきたいと思います。

なぜ今回蠍座の月なのかというとですね、、、。

私の旦那の月が蠍座にあるからなのです!!
今回、すごい長い話になるので皆様お暇な時に読んでくださいね。

彼の月は太陽とぴったんこの合です。

彼をずっとみていて思ったのは、太陽と月が合の方は、どうやら自我視点の月を手放さないと、絶対に自己実現へむかえないようです。太陽が重なっているので、成長していく過程で、何をしたいかはみえていくようなのですが、何故か進めない、という現象が起きる。太陽と月が合ではない人も、もちろん欲求に振り回されているうちは自己実現はできないのですが、アスペクトを統合していくと、ある程度までは進めると思います。私はそうでした。

けど、太陽と月の合は、この先禁止!みたいな現象がおきる。笑。
少しも進めない状態。

月と太陽が同じ星座で同じハウスの場合も、そういった影響がでる感じです。合よりは弱めなのかも。

というわけで、プライベートな話も含めてですが、皆さんの参考になれば、と思ったので旦那の例をみながら蠍座の月について簡単にまとめていきたいと思います。

まず、復習ですが月には、自我目線の月と俯瞰視点を得た霊性の月があるということでした。

出生図の月は、7歳までにその星座の純粋な性質を使って母親や他者から愛されている、世界から受け入れられていると感じる環境をつくります。

皆さんの月を考察したり、最近カウンセリングでお話してて思ったんですが、だいたい「月の性質を使わざえるを得ない」状況が多い。

7歳までに、母親や周囲から愛されたり、受け入れられないと子供は生きていく力がないわけです。だから、その月の性質を発動させざるを得ない。

私も、獅子座の月の「高いセルフイメージ」とか「自分が輝いている」という事をしないと、なんでも出来る4つ上の兄よりも愛されないと感じていたのだと思います。自分に注目がいくようにしないといけない。だから、幼稚園や幼稚園では皆が出来ないことをわざとして、両親や周囲の注意をひいていたんでしょう。7歳以降はその限界を感じて挫折感を味わい、自己否定、劣等感につながっていきました。

そうした「恐怖」をうえつけることがまず月の第一の役割です。同時にその星座のとっても純粋な性質を学んでいる、という事にもなります。

蠍座を例にすると、蠍座の性質は、深い洞察力、心身で感じる他者との一体感、真実を見極める力、かなり強い集中力などがあげられます。

うちの旦那は蠍座に物凄い天体が集中しています。
そして、彼の母親も蠍座の太陽です。(それ以外はわからない)

私にとって義理の母親になりますが、お義母さんは中国からの移民です。
移民してすぐに結婚しているので、英語が全くしゃべれない環境で、唯一の望みは生まれてきた子供達だけだったと思います。趣味も教育も仕事のためのスキルもなかった、と言っていました。義理の父も中国からの移民ですが、旦那が小さい頃は、お義母さんに家のことを全てまかせて、いつも自分だけ外に出かけて楽しんでいたようです。

そのような背景があり、旦那の場合、0-7歳までの間に、特にお義母さんが文句を言ったり、悲しんだり怒ったりしている時に、感情を一体化させることで、母親から特別に愛されていると感じていたようです。

彼は男兄弟3人の真ん中です。兄や弟よりも、蠍座の彼が一番母親の感情に一体化していたのだと思います。蠍座同士ですからね。

蠍座の月をお持ちの方は、幼少期にそのように特に母親と感情の一体化をせざるを得ない状況があったのではないかと思います。

けれど、うちの旦那はちょうど7歳くらいに家庭でとても傷つく出来事に巻き込まれています。そして、その時に母は、自分を守ってくれなかった、と。(これは彼のキロンが牡牛座4ハウスにあることに関係しています。出生時間がある程度までしかわからないのですが、4ハウスの可能性が90%くらい)

恐ろしい目にあったにも関わらず、母親が身を体して自分を守ってくれなかった、という思いは幼い彼にとっては裏切りにみえたはずですし、信頼と心の拠り所と生きる安心感を一気になくしたと思います。

しかし、蠍座の月は、

自分はスキンシップや感情の一体感で深い愛情を感じることができる、
もしくは、そこにある真実や、本当の感情を見抜くことができる。

というイメージを与え、それが自分であると思い込ませます。
だから、自分と母親はつながっていてお互いに愛を共有しているはずだという思いと、守ってくれなかったという気持ちが混ざり、相当な混乱がおきたはずです。

彼は、蠍座に太陽、月、水星、金星、火星、天王星をもっています。お昼前に生まれたという事だけわかっていますが、どんなに出生時間をずらしてもこの6つの天体は蠍座におさまります。なので、7歳以降に洞察力を磨いて、真実は何かを見出していかざるを得ない環境だったようです。(親戚中がインナーチャイルドに囚われている人達ばかりなので、その他も色々あったみたい)

こうした状況は、まさに出生図の月の役割なのです。月はそうした恐怖を与え、自我を守る役割があります。そこにしがみつかせて、自我視点で勝手に成長させようとする役目があります。でも、本来の自己は太陽なので、月の目線で成長しても限界がくるのです。

蠍座の月をお持ちの方は、特に対人関係においてスキンシップや感情の一体感で深い愛情を感じることができるパートナーを求めたり、深く信頼できる友人とつながることを求めては、それが得られないか、裏切られるか、自分から裏切るか、全てをなかったことにして関係を放り投げるか、壊すか、、、といった行動にでてしまうかもしれません。

7歳までの月の成長なので、自分と他者の感情は別なのだ、という判断が難しいために、自身の愛の欠乏感に相手を引き込むことで安心したいと思ってとる行動だと思います。たぶん、全てが混ざってるのではないでしょうか。

成長するにつれて、相手の気持ちと自分の気持ちが違う、と頭ではわかっていても、感情でそれを受け入れるのがとても難しいのではないかと思うのです。なので、もしも相手に何かを断られたり、すれ違いを感じると、それを強い拒絶だと感じてしまって、自身の世界に閉じこもるか、もしくは関係を破綻させて一からやり直そうとしてしまうのかもしれません。

大人になれば、というか他の星座の月であれば、相手の意志や感情を尊重し合って、妥協したり、話し合って問題を解決していく事ができるはずなのですが、それが、どうしても出来ないらしい、、、と、私は旦那と意見がぶつかる度に思いました。私が怒ってる時点で、彼にとっては恐怖で、拒絶されている、と感じていたのでしょう。たぶん、蠍座の金星と火星もきいているんだと思います。月だけだったらそこまで極端ではないかもです。

蠍座は、生命の根源とも言える深い、濃厚な愛の世界です。生命を生み出す世界だから当然です。なので、ネガティブな時に、自分自身の感情の動きや心の洞察をしようとすると、さらなる恐怖をうみだすのだと思います。

彼の場合は、10ハウスか11ハウスに蠍座の月と太陽があります。

自分の洞察力や真実を重んじる仕事につけば、または、社会的に成功すればなんとなかるという強い思いがあったはずです。(月は、そのハウスの分野にも囚われてしまうので)

彼は実は警官なんですが、実際に警察官という職業につき、社会で能力を発揮し、結婚して家庭をもてば満たされると思っていたはずです。しかし、警官という特殊な組織のなかでも、いつも上司から同じような嫌がらせをうけていました。部署が変わっても同じ現象が繰り返されていました。

私と彼はカルマメイトなので(小惑星などから判断)私も、どうしても彼にずっと反発していました。なぜ話し合って解決できない?!と私の乙女座土星が、何度もあきらめては挑戦しましたよ。笑。

天秤座の俯瞰視点も徹底的に使ったし。それでも前向きに射手座の直感をおろして、あとは魚座で彼の全体像をイメージして理解しようとしてきました。

私には占星術を使って人間関係をなんとかする、という力が備わっていたようなので(というか、無理矢理考察せざるを得なかったので)自分の闇と彼の闇に同時に対峙してきました。

しかし、求められるものがあまりにも深すぎて、私の精神状態がおかしくなりそうになりました。繰り返しいいいますが、彼の場合蠍座に6つ天体はいっているんで!!笑。
通常の蠍座の月の方は、参考にしないでください。笑。

で、彼と学びは終わりなのか、、、終わらせていいのか、、、と思っていたタイミングでユリシスさんの月の真相に出会いました。しかも、ユリシスさんは蠍座の月のヨッド頂点をお持ち!

そして、蠍座の世界の深さに感動し、最後に彼の蠍座の月としっかり向き合うことにしました。といっても、皆さんの月と同時進行で彼の月も考察していただけなんですが。

そうしたら、現実に色々起きました。

日本から帰ってきて色々と話してあってはいたのですが、彼がまた闇にハマってしまった。

長い話になるので、結論だけ言うと、

私が、まず獅子座の月の最終的な手放しをしました。

私の獅子座の月が無意識にもっていた家庭や妻のセルフイメージは、私の母親の影響をうけすぎていたことに気がついたんです。そして蠍座の彼が求める妻にもなれない。

でも、私は牡羊座の太陽になることが出来る。

8ハウスなんで、これで最後だ、と思って蠍座の闇の中にとびこんでみたんです。

そうしたら、蠍座の闇に沈んでいる彼は、浮上の仕方を母親から教えてもらっていない事をようやく理解できました。そして、その事実を私は受け止めることが出来ました。そして、彼が伝えようとしていた心身の一体感の果てにある、蠍座の深い愛情と真実でつながる信頼の世界がイメージできた。

ああ、これが蠍座の世界だったんだな、と思いました。

彼は今、絶望していて、子供も妻も手放して、仕事も変えようかとさえ思っているけど、浮上できない状態。

手を差し伸べたいけど、差し伸べたらまた自我視点に戻っちゃうかもしれないのです。

どうしよう、、、。ですよ。ほんと。そしたら、救世主のような友人があらわれて、彼と私の話をそれぞれ聞いてくれたんです。

で、その友人と話していたら蠍座云々ふくめて、男性側の心理、父親の心理も深く理解できました。(友人は離婚歴もあってシングルファザーだった)

だから、とりあえず、獅子座の月を手放した目線で、これまでの事を一応あやまって、彼の理想の世界、欲しかったものに対して理解できたことを伝えました。

そしたら、浮いてきました。

で、私がこれまで感じていた事も話しました。そうしたら、彼は自我目線の月ではなく、上の次元の目線になれた感じでした。

そして、その場で蠍座6天体全てが、一気に、社会と妻と子供のために、というエネルギーに変わったようです。

お互いの月が解放されたな、と感じることが出来ました。

純粋な蠍座のエッセンスに、さらに太陽蠍座。笑。

彼はこれから、子供の頃の自分と同じ境遇の孤独な少年少女の心を深く洞察して共感し、彼らが居場所をつくれるような社会にしていくと思います。深い感情でつながれるようなるような地域や社会にするために変革を起こしていく力を彼はもっている。そのための蠍座6天体でしょう。

たぶん、普通の人だったら蠍座のこの6天体のエネルギーは受け止めきれないかもです。笑。まじで。

しかし、皆さんもご存知私のヨッド頂点は牡牛座金星。牡牛座は、神ゼウスに誘拐されて、その寵愛をすんなり受け入れられるくらいのセルフイメージなのです。

私は、獅子座の生み出すセルフイメージじゃなくて、この金星のほうのセルフイメージをもつべきだったのか!!ということにも気付きました。月と金星がスクエアなので、そうなったんでしょう。

蠍座6天体の寵愛は、まさに冥界からの愛です。笑。私の中で彼は冥王。笑。

もんのすごい強力でエネルギーが強くて溢れてきて、先週から身動きとれませんでした。笑。

これからホロスコープリーディングを仕事としてきちんと始めていく前に、どうしてもはっきりさせたいな、と思っていた部分が解決しました。まじで、超難関な最終試験でした。ヨッドの耐久性がなかったらクリア出来なかった。

子供達には相当なストレスになってしまったので、夫婦でしっかりフォローしていきます。

月をみつめていくと、パートナーシップにも必ず変化がでてくると思いますが、自身の月を知ることで真実がみえてきます。

最後まで読んでくださった方々ありがとうございますー!





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