アーティストが成長するコツ

自分に対しての焦りがないと、アーティストとしては成長していきません。

この焦りというのは、単純な技術論や知識の話ではなく、他者の作品により心の底から魂を震わされた経験が、どれ程あったかによります。

初めて豊田市美術館に行った時は感激したものです

これらを質の高いものから、何度も味わっていると、自分などまだまだ深淵なる何かに辿り着けていないのでは？
と考えることが徐々に増えていきます。

そうした葛藤と実践と渇望の繰り返しを
気が遠くなる程に続けたある日に、
ふと新作は完成していて、、、

自分も少しは真理に歩み寄れたのかなと想えることも、極まれに一瞬ありえます。
（つまり、滅多にないことだからこそ忘れられない出来事として自身に刻まれます）

プロのアーティストである以上、作品が売れることやアーティストとしての価値を上げていくことも大切ですが、

時には目先の利益に惑わされずに、真理を探究することで感動に近づくことができます。