萌さんと筆者

アートがビジネスに想像以上の大成功をもたらす!具体的な成功事例を対話スタイルでお伝えする連載@『国際商業』。ファシリテーターはパトロンプロジェクトの菊池麻衣子☆VOL.3ゲストは彫刻家の中村萌氏

【対談ピックアップ】
菊池:このようなアーティストと企業のコラボレーションがもっと生まれるように、両者が出会う機会を増やしていきたいものですね。ビジネスパーソンが、日常的にアーティストや
アートにアクセスするためにはどうしたら良いでしょうか?

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中村氏: 「純粋に見る」ことが大切だと思います。「決して有名ではないが、とても気になる、わくわくする」と言えるアーティストとコラボレーションしたら、会社の期待をも超えた全く新しい効果を導く可能性が出てくると思います。

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菊池:そうですよね。とはいっても、ビジネスパーソンが「純粋に見る」ようになることがまず難しいのだと思います。純粋に作品を楽しめるようになるためのアイデアは何かありま
すか?

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中村氏: アート作品に対して、あまりロジカルな知識に頼ろうとせず、もっと自分の感覚を信じて作品を見たら良いと思います。その上で、わからないから拒絶するのではなく、わからないものこそ、探っていく楽しみを感じていけたら、見え方が変わってくるのではないでしょうか。あとは、アーティストの制作現場であるアトリエやスタジオを訪ねるのはとても良い体験になると思います。神奈川・相模原の20軒を超えるスタジオと、その所属アーティスト約120名がメンバーを務めるSuper Open Studio NETWORKというものがあり
ます。このネットワークは、一般の方々が訪問できるようにスタジオを開放したり、その際にトークイベントを開催したりしています。今年も、『SUPER OPEN STUDIO 
2019』として10月12日~11月4日の期間開催します。普段はなかなか見ることのできないスタジオで、実際にアーティスト達に会い、製作途中の作品や道具を見たりしていると作
品と自然体で向き合えます。そこで純粋に「いいなー」とか「楽しいな」という気持ちが生まれてくるかもしれません。

wish for something」 2017年

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