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2020年2月の記事一覧
背伸びする君に踏み台を
涙のような雨のふる夕方、楽屋口の見える廊下でした、弾けないギターのコードがひとつあるという話。
診断結果を元に。
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ぽっつり降り始めた雨粒がどんどん地面を濡らしていく頃。楽屋にすぐ戻れる距離、廊下で台本を黙読していた少年の手元に影が落ちた。周りは撮影の準備で慌ただしい。
すぐに動くと思った影は動かなかった。
「ふじくん」
「どうした
君が夜を迎えるまでいるよ
オレンジの光が周囲を照らす夕方、壁に囲まれた庭園で辞書を使ったゲームをした話。
診断結果を元に。
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ほかほかとした陽気をまとって光を放っていた太陽は西へ傾いていた。
それを壁にもたれて一人の子供が眺めていた。きはだ色のシャツとジーンズはところどころ汚れている。腰に巻いたベルトには小さな枝切りばさみが引っ掛かけていて、そばにはスコップ
また大事に育てていく
満月の見える夜、言葉の通じない国で大事なことから忘れていってしまう病気になった話。
診断結果を元に。
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嫌なことは全て前兆があるわけじゃない。肝に銘じろ。
そんな言葉が綴られた最初のページを見て、溜息を吐いた。
もうこんな思考回路になってから、新しく触れるいろいろがどれだけ大事かわからなくて、かたっぱしからメモを取る毎日。
そんな