法興寺 (飛鳥寺安居院) Photograph

画像1 日本最古の本格的仏像、釈迦如来坐像(飛鳥時代 [推古天皇の誓願により造立 (日本書紀)。609年完成説 (丈六光銘) が有力] 銅造 重文)
画像2 飛鳥寺安居院 (あすかでらあんごいん) 東門
画像3 飛鳥寺安居院 (あすかでらあんごいん) 本堂 (江戸時代再建)。日本最古の本格的仏教寺院法興寺 (ほうこうじ 別名 飛鳥寺 あすかでら、元興寺 がんごうじ。蘇我氏の氏寺として蘇我馬子創建。596年 [塔] 完成説が有力。鎌倉時代に伽藍の大半が焼失) の中金堂跡とその前方の塔跡の位置に現在の飛鳥寺安居院の寺域が有ります。飛鳥寺跡として1966年に国の史跡に指定。
画像4 本堂と思惟殿 (左) と礎石。
画像5 万葉歌碑 (作者・山部赤人、揮毫・佐佐木信綱)
画像6 本堂の前 (南) に塔跡があります。その東の部分 (本堂側 [北] から見た画像)。山部赤人の万葉歌碑 (書・佐佐木信綱)。
画像7 同。視線を右に移し、塔跡中央部。この地下3メートルが心礎 (しんそ 塔の中心軸である心柱 [しんばしら] の台となる礎石 ) の位置との標識。1956年の発掘調査で遺跡の位置や、伽藍配置 (一つの塔を中金堂 [北]、東金堂、西金堂が囲む形 ) などが明らかとなりました。
画像8 同 塔跡の西の部分。昭和初期の俳人弓場汰有の句碑。大手毬の灌木の後ろに正岡子規の高弟安江不空の歌碑。
画像9 飛鳥寺 (法興寺) 本尊の釈迦如来坐像。堂内の撮影が可能で、撮らせて頂きました。
画像10 大部分は後世の補修で、当初の部分は顔の上半分、右手の第2-4指の3本、左耳と言われてきました (石田茂作) が、近年は更に広く取る所見が有ります。
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画像13 両脇に穴が有り、脇侍 (わきじ、きょうじ) の菩薩像を立てたホゾの跡で、法隆寺本尊と似た形式と考えられています。土台は石造で創建当初からこの位置に本尊があったそうです。
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画像16 参観者と比べると像の大きさが分かります。
画像17 堂内の展示・発掘調査時の写真
画像18 同・塔心礎の発掘写真
画像19 法興寺からの移築による日本最古 (568年) の建築部材と判明した、平城京元興寺僧房の巻斗 (まきと)。
画像20 飛鳥寺安居院の西にある、創建時の西門跡。南門より大きかったとのこと。
画像21 西門跡の西隣に蘇我入鹿を祀った「入鹿の首塚」があります。素朴な形の五輪塔は南北朝時代のものだそうです。
画像22 入鹿の首塚から見た飛鳥寺安居院
画像23 入江泰吉の写真だとこの構図が本の表紙 (カラーブックス「飛鳥路の寺」) 等になってました。もっとローアングルで春の田園風景として撮ったり。そんな五輪塔も珍しい感じがします。
画像24 飛鳥寺安居院、入鹿の首塚を西から望む
画像25 飛鳥寺と重畳たる山並みの遠望 / 記事写真 2018年5月撮影 / 3月更新 /📔ブログ内 法興寺関連記事 (ミロク石) https://note.com/artandmovie/n/n9df3c11c6e8b

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