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インフルエンサーという孤独。【耳で聴く美術館】

自分のことが多くの人の目に触れていくに比例して

孤独感は増していくことを実感する。

プライベートのことを相談することができない。

どこで情報が流れるかも分からず

イメージを損なう噂は命取りだ。

悪いイメージは仕事を受けた企業の方々に迷惑をかけることに繋がる。

クリエイター同士で集まっても、プライベートのことは基本的に話さない。

「他人に話さない」ということが最善の策だと分かっているからだ。

心無い批判を受けても、言い返さない。

他者の恨みは自分の知らない内に増長し、いつか大きな返りとして自分に戻ってくる。

相手にとっては一つのコメントでも

とても傷つくときがある。

ほんとうに勘弁してくれと思うときがある。

それでも、何もできない。

ストレスなく、物事を進めることなんてできないんだろうな。

よく「楽しそうだね」や、「好きなことをできていいね」と言われることが多いが

今の環境はまぐれでたどり着いた場所ではなく、

毎日積み上げてきた結果なんだよと呟きたくなるのです。


無条件に愛してくれる、犬を飼いたいな。

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