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アニメーションの神様

こんばんは。

ねむるまえにです。

絵の進捗書くの今日はお休みします。

昨日ユーリーノルシュテインのこと書いたら、久々に彼の作品を観たくなって観てました。

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ちょっと前に、ストップモーションアニメーションと日本映画の歴史の展示を観に行ったことがあったんですが、そこでも、ユーリーノルシュテインの名前が出てきていました。
本当に世界中のアニメーションに興味がある人達に影響を与えてきたんだと感じます。

数年前に、彼の『外套をつくる』を映画館で観たんです。ドキュメンタリー映像でした。

ノルシュテインは新作アニメーションの『外套』に着手してから40年近く経つのですが、未だに未完成です。

完成しない理由には、彼をとりまく環境が変化したり、健康問題があったり、一番は資金問題があると言っていました。
ただ、一切お金が集まらない訳じゃなくて、彼の中のこだわりがあって、多くの支援申し出を断ったりしています。

いつになったら『外套』は完成するのか?というインタビュアーの質問に、最後は
『絶対に新しい外套をつくる。絶対に』と答えていました。

資金問題は大きな問題だけど、その理由でストップしてる訳じゃなさそう。
何十年も外套のことだけを考えてきた、と言う言葉から、情熱が消えてしまった訳じゃなくて、制作の苦悩があって、そこからずっと抜け出せていないのかもしれない。
アニメーションの神様と呼ばれ、世界中の期待を背負っていたからこそ、作品を生む苦しさも、ものすごいものなんだと思います。

あのドキュメンタリー映画を観てから2年は経ちましたが、時々どうなったか検索していますが、今のところ変化はなし。

『外套』の完成が見たいです。
どうか苦しみを突破できますように。


おやすみなさい。







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