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何を表しているのかな?仏教美術

สวัสดีค่ะサワディーカー、東京(元バンコク)の絹美です。

タイでは国民の約9割の方が上座部仏教(南伝仏教)を信仰していると言われています。
(ただ、国教ではありません。信仰の自由はあります)

そんなタイの美術といえば、仏教美術ははずせません。
時代や地域ごとに特徴的の異なる仏像を鑑賞するのもおもしろいですが、
お釈迦様の一生(=仏伝)を知って仏像やレリーフを見るともっと楽しいです。


こちらは東京国立博物館の東洋館に展示中のパキスタン・ガンダーラのものです。
なにをあらわしたものかわかりますか??

実は、お釈迦様の誕生をあらわしています。
よーくみると、生まれたばかりのお釈迦様が確認できます。

マーヤー妃(摩耶夫人)が木の枝に右手をかけた途端、右脇からするりとお釈迦様が生まれました。
お釈迦様の体は生まれながらにして黄金色に輝いていたそうです。


東京国立博物館の有名な「摩耶夫人および天人像」も同じシーンを表しています。
どこにお釈迦様がいるかわかりますか?
ぜひぜひ、さがしてみてください!

「摩耶夫人および天人像」



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