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『断薬』はゴールではない。スタートです。

明け方は咳が酷いです。

人間のほとんどは未完成のままお亡くなりになってゆくという統計。

来年で父と同じ年齢になる。
58歳から闘病のため入院したら退職金なしで解雇になり、
状態が悪くて還暦祝いもしかった。

肺癌が脳とお腹に転移して咳が止まらないので、めでたく無いんです。
享年60歳
誰もお祝いしなかったので後悔している。

終末医療で家にいたので咳が聴こえてきてしんどかった。
寝不足で会社に行って電車の中で初のパニック発作になった。
あの時カウンセラーが居たらもう少しマシだったかな。

最後の入院になった時もお見舞いに行ったらパニック発作になって2人で点滴してたが、俺のはセルシン点滴だった

それ以来25年も大して変わらない状態で【ベンゾ中毒】になった。
メンタルクリニックや精神科を転々とした。

【服薬26年目】から転院して減薬開始して29年目に抗不安薬、睡眠薬、抗うつ剤、全種類抜けたので、発作が出なくなって正気を取り戻した。

誰にも表彰されないけどよくやったと思う。
実社会では当時の主治医とモニタリングで病院同行したサビ管だけ祝いの言葉。
あと看護婦さんに前代未聞の快挙と言われた。

俺的には『ウツミンの本を3冊買え』って強く言ったツイッターの人と、実存的サポートをしてくれた当時のサビ管をダブル受賞させたいところです。

しかしながら断薬はゴールではなく回復のスタートなので嬉しくはないですね。
断薬から5年過ぎました。

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