当たり障りない
この言葉が、自分の特徴だった。
高校時代から。
なるべく目立ちたくない。
サッカーしてる時だけは輝いていたかった。
社会に出てみて、使われる身になって
個性を出さない自分にとって感じたのは、
自分の代わりなんていくらでもいる。
当たり障りないからこそ、上司の機嫌とって
同僚の悩み聞いて、仲の悪いのを取り持つ時もあって、板挟み状態。
頼れる。優しいという一面は、良くも悪くも
下の立場でいる以上向かないんだとわかった。
時にどっちの立場なんだとかも言われ、
あくまで両方の視点で見ていたい自分。
何事も俯瞰で見なきゃ固執してしまうから。
28歳にして、海外へ行った。
違う文化で、環境、肌の色から何まで違う。
ヘイトを向けられたりもあった。
お前の英語は小学生以下だって言われた時も。
何も言い返せず、悔しかった。
アジア系の友達もできて、
話している時に、
日本にいた頃の自分の悪いところが出た。
自分の意見はないのか?
って。俯瞰的に見てたけど、意見を言わなかっだからだ。
どっちつかずというのか、はっきりしない
この性格。
これが優しさだと勘違いしていた自分が
愚かだった。
これが海外だなっとも思った一面。
自分の意見を言うこと。してから謝る。
日本的な確認してからするとは真逆だった。
配慮がないなとも思ったけど、郷に行ったら郷に従え。
中学高校と何回も先生に言われた言葉。
2つの視点を持てるようになったのは大きな成長だ。
この性格だから、
優しいと言われがちだが、
本当は好きじゃない。
誰にでも優しくしてしまうのはいいことだけど、ほんとは好きな人たちに優しくいたい自分。
みんなに優しいはいいことと言われるけど、
なめられてるとも感じるし、
本当のやさしさを与えられてないから。
自分がまだ未熟なんだなと。
周りよりも運がないとかついてないなって思うこともあるけど、なによりも周りの友達とか人々に恵まれている。
大事な時のために運はとっておきたい。
運はあまりないけど、
自分らしく一歩一歩コツコツと。
何事も恐れないこと。
20代最期の夏のひと時。
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