2023/02/16

出退勤するのに片道2.3kmくらいの道を30分くらい歩いている。車を持っていなかったから就職活動においての一番の条件が「徒歩で通えること」で、そうなると盛岡での就職の選択肢はかなり少なかった。

最近走ってないな、と思って、職場から自宅までの帰り道を走ることにした。ダウンジャケットを着込んでいたからすぐに汗が吹き出して、家に着く頃には肌着のヒートテックがびしょ濡れになった。

走ることが好きだ。損をしないから。走って損をしたことはない気がする。走ると時間に間に合う可能性が高まるし、移動時間を短縮できる。バスや電車よりも確実に時間が読める。バスが信号に何度も捕まったり、電車が急に停止信号に引っ掛かったりするたびにハラハラする。だったら走ったほうがいい。走れば、Google MAPで表示される「徒歩で何分かかる」という情報より確実に少し早く到着できる。俺は人生のわりと多くの難関を脚力で乗り越えてきた。

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この記事を読んだ。「自分で自分の機嫌を取れない人」には2パターンいて、本当にメンタルを崩してしまう人と、他者によって自分の機嫌を取っていく人がいる。後者は職場や家庭で誰かに当たり散らしつつ自尊心を回復させていくので、結局は粛々とセルフケアすることを選択する人のコストばかり嵩んでいくよね、という話だと了解した。セルフケアが上手い人よりも、他者にケアさせている人が強者になってない?

職場というのは人の集合体でしかなく、職場として解決してほしい問題があったとしても、人が動かないと何の解決もしないというのが、特に中小企業だと顕著だと感じる。セルフケアも大事だけれども、職場や家庭にいる人々を慮る姿勢と仕組みを用意していきたいね、という結論に至った。なので自分にできることは、まず同居人の話をちゃんと聞くところから。

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