チートスレイヤーはパロ元が角川社内だからこそ連載中止になってそう

何かと物議をかもした異世界転生者殺し(チートスレイヤー)の連載中止が発表されました。

ソードアートオンラインやオーバーロードといった有名作を想起させるキャラが多数登場していてパクリだの何だの騒動になっていた本作がついに連載中止となった訳ですが、個人的な推測ですが、中止になった原因は他社の作品ではなく、角川で連載している作品のパロが原因じゃないかと思っています。
ドラゴンエイジ編集部はこのままいくつもりだったかもしれませんが、そんな考えを潰したのは角川内部の問題なんじゃないかって妄想をしました。

各原作者から公に抗議は出ていない。

現時点で、炎上後に各原作へ向けて謝罪を行った形跡は確認できますが
例:転生だったらスライムだった件(講談社)
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/311735/blogkey/2816992/
原作者から大きな抗議の流れは確認できていません。
そんな中で一番大きな連載中止の圧力になりそうなのが、角川社内からの問題視の声になるんじゃないかと思います。

〇〇の作者が怒ったらどうするんだ問題

おそらく、本騒動にて角川社内で一番怒った人はパロ対象の作品担当編集だったんじゃないでしょうか。
万が一、ソードアートオンライン(SAO)やオーバーロードといったパロ対象の原作者が怒ってしまったら角川にとって非常にまずいことになる可能性があります。
原作者が著作を引き上げてしまうと、今後の作品展開やメディア化再放送といったことに影響が出て、角川が得られるはずだった利益が消し飛ぶ可能性すらあります。
担当編集「SAOの作者が怒ったら角川の利益〇〇億円が吹っ飛ぶけど覚悟はあるのか」
なんて別の編集部で多くの利益を出しているスター編集からクレームがついたらどうでしょう。発行部数33,000部(2019年データ)程度のドラゴンマガジンではとても社内で太刀打ちできません。
角川の傘下である富士見書房を出身としていて、その中でもヒットを飛ばしているとは言い難いので余計に社内政治では弱い立場でしょう。
こうして、角川内部の社内問題となったチートスレイヤーはとても重責に耐えることができるものではなく、連載終了の判断となりましたとさ。
(念のため書いておきますが、社内政治だったって話は妄想ですよ)


逆に、本作は原作の出版社の資本と関係無い出版社で連載されていたらこのまま連載継続されていたんじゃないでしょうか。
作者が怒ろうが低品質なパロディ程度で著作権侵害認定するのは難しいのが現状でしょうし。

個人的な本作への感想

最後に個人的な本作への感想ですが、品性もなければリスペクトもない低品質なパロディでクソだと思っていますが、それ以上に編集会議で連載にGOを出し、内容をちゃんと確認したはずのドラゴンエイジ編集部が本作を掲載したにもかかわらず、何ら信念も責任もなく掲載して作家を切ったことに怒っています。

キャラクターの意匠、設定等が他作品との類似性をもって表現されていること、特定の作品を貶める意図があると認められるだけの行き過ぎた展開、描写があること、またそれらに対する反響への予見と配慮を欠いていたことなど、編集部での掲載判断に問題があることを認識し、連載中止の決定に至りました。

いくらなんでもこの言い訳はねーだろ。
炎上するまで、ドラゴンエイジの編集部は多数の自社の作品キャラクターの類似性も分からず、クソみたいな行動してるのを見逃してた?
お前らは編集の仕事舐めてんのか。
類似性と特定の作品を貶める意図がこの作品から読み取れなかった業界知識すらないバカは編集の仕事向いてないから今すぐ辞めたほうがいいよ。

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