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登山初心者向け安全対策とマナーのお話

2024/4/20のルミトモ(LUMIX友の会)の山撮影イベントに際し、初心者向けの登山する際の安全対策とマナー(暗黙のルール)について紹介します。

安全については詳しくはガイドさんからも説明があると思いますが、基本事項を共有しておきます。

【安全対策】
登山において怖いのは遭難があります。
原因として①道迷い②転倒などによる怪我、疲労で動けなくなるケースが低山では多いと思います。

まずは①の道迷いですが、今回はグループでガイドさんがいたりするので大丈夫ですが、一般にはGPSアプリを使い、できれば地図とコンパスを持って行きます。スマホアプリでYAMAPヤマレコをDLして頂ければ良いです。無料でも使えます地図もDLしてルートなど登山計画を立てることができ、現在地、距離などを把握できますこまめにチェックすれば基本道迷いはありませんルートから外れたらアラートを出してくれる機能もあります。この機会に一度試してみてはどうかと思います。

これらアプリはスマホなのですが、万一スマホが壊れたりした場合に備えて地図とコンパスがあるのが理想です。本格的に始めるなら、いざという時に備え、これらの使い方も知っておいた方が良いです。
参考に私のYAMAPのリンクを貼っておきますが、見て頂ければデータでルートなども残るのが分かると思います。これが計画のルートを予め決め、リアルタイムの現在地を確認できるイメージです。YAMAPではApple Watchと連携してApple Watchで地図/現在地も見れます。

②の怪我や疲労で動けないパターンですが、エマージェンシーキットを常に携行しておく必要があります。絆創膏や包帯などのセットで売っているのでそれでいいと思います。さらに痛み止め(ロキソニン)、腹痛などの薬、携帯トイレ、潰したトイレットペーパーも個人的に追加しています。
ソロ登山の時は必ず携行しますが、今回はグループなので、全員が持っていなくても良いとは思います。

転倒はけっこう起こるので、特に下山時は慎重に歩くべきです。カメラがあると特にですね。
私も何度も転倒はしていますが、一度、石の多い河原で、急に蛇が出てきたことに驚いて転んでしまい、パンツが破け血まみれになり、カメラも傷が付く事態になりました。この時はエマージェンシーキットで対応しましたが、いつ何時も冷静に判断、行動することが求められるので、蛇や蜂が出てきても落ち着いて回避することができるといいと思います。このあたりは登山を繰り返すと慣れてきます。

mont-bellなどでポイントで保険に入ることも可能です。今回レベルでは不要だとは思いますが、リスクのある山に行くときは念のため入った方が良いかと思います。
私の場合はアルプスなど危険なところも行くので、一応、滑落などを想定し、ココヘリ(遭難時の捜索/保険)のサービスにも加入しています。

あとシャリバテという言葉があるのですが、その名の通り、シャリ(米)が切れて、ばててしまい、元気が出ない状態のことを言います。そのため、行動食として、おやつと言いますか、食べ物を持って行き(チョコとかいいのですが、暑い時期は溶けます)、休憩時にこまめに頂くことが多いです。合わせて水分もこまめにとります。
リンクのジェルなんかもパッと摂取できて即効性もあり、よく縦走(複数の山を連続で登る際:六甲全山縦走など)する際は持って行っています。トレイルランニングされる方がよく使っています。

あとはお手洗いの場所が限られるので、YAMAPなどで事前に位置は確認しておき、行けるときには行くのが基本ですね。どうしてもな時のために携帯トイレ&トイレットペーパーも持参しています。

【登山のマナー】
暗黙のルールみたいなものですが、みなさん当たり前にされているのでご注意下さい。

・人に会ったらこんにちはの挨拶
・すれ違う時は、登り優先、待つ方は危なくない山側でスペースのあるところで待つ
・追い抜くときは、声をかけてから
・グループ登山だと一般の方には迷惑になるので、横に広がらない、前後に来られた際は、グループメンバーに声掛けして止まってもらって、先にいってもらう
など

最後に携行品とパッキングについて説明する予定です。

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