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日主別「最初の一歩」の「景色」:四柱推命

五行で「始まり」の象意を持つのは木気です。
芽吹きの様。
固い種の皮を突き破った芽は、地中から地表へと、その歩みを進めます。
特徴としては、「一点」を目指していること。
その「一点」は、今は手が届かないけど、いつかきっと掴めるはず、なんとしても掴みたい、そんな「向上心」に支えられて進みます。

「日主」は木気と出遭う時、芽吹きとなります。
五行と木気の関係から、「日主」それぞれの「最初の一歩」の踏み出し方が異なります。


まずは「日主」が木気の場合から。
木気と木気は、同じ五行です。
つまり、「日主」がそのままスケールアップする感じです。
木気を「日主」に持っている人は、もともとせっかちさん。
自分で気になったら、自分ですぐに確かめたいタイプ。
なので、「最初の一歩」は、例え準備ができてなくても、気になったら「吉日」とばかりに動きます。
考えるよりもまず行動してから。


次に「日主」が火気の人。
火気は木気に出遭うと自信が湧いてきます。
または、背中を押される感じを受けるかもしれません。
なぜなら、焚き火に薪を投入したかのように、火が大きくなっていくからです。
火気を「日主」に持っている人は、とても愛情深い人。
なので、周囲の要望を無視することができません。
頼りになる人でもあるので、担ぎ出されて物事が始まることが多いですね。
「最初の一歩」は、支えてくれる人の笑顔に勇気をもらって。


「日主」が土気の人。
土気は木気に出遭うと、ちょっとプレッシャーを感じます。
もともと責任感の強い傾向がある土気の人。迷惑をかけないようにいつも頑張ります。
木は土深く根をはって、大きく成長していくように、「成長」のためには、土の力が必要なのです。
上司に頼まれて、、、、仕方なく大きなプロジェクトを引き受ける、こんな感じで始めるかもしれませんね。
期待に応えたい気持ちが芽生えて「最初の一歩」を踏み出します。


「日主」が金気の人。
金気は木気に出遭うと、俄然やる気が出てきます。
もともと正義感の強い金気の人は、「不正」を見るとそれを正したいスイッチが入ります。
たいていの「不正」は、「今までもそうだったから」見て見ぬ振りをされてきました。
でも、金気はそれを許したくないのです。
だから、「新しいやり方」に変革するために動き始めます。
金気の「最初の一歩」は、やがて大きな変革につながります。


「日主」が水気の人。
水気は木気に出遭うと、ソワソワしてきます。
やりたい事がある場合は、とても良い状況にはなりますが
そうではない場合は、気忙しくなって、ちょっと疲れてしまうかもしれないですね。
というのも、もともと水気は「下」に向かって向かう気です。
木気に吸い上げられてると、無理やり上昇させられるのです。
でも、気持ちが変わりやすい水気さんにとって、「方向」を示してくれるのは木気。
だから、頼れる人との「ご縁」や「情報」を得て、「最初の一歩」が始まります。


五行の流れの特徴から、「最初の一歩」の手応えを感じ始めるのは「3ヶ月後」です。
とりあえず「3ヶ月」続けてみると良いかもしれないですね。

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