ｱﾛﾜﾗ#18 粉舐めビリティ

正確にはケイパビリティ（能力素質才能）が今回の場合は「耐えうる」の意味合いだそうなのでネガティブ（不確実な何か）な状態に耐えられること、でした。まあまあ違ってた。

あとビジネス用語としてのケイパビリティはまたもっと違う感じの意味でした、すみません。ここは文字数に制限があるのでビジネスで使う予定のある方は自分で調べてみてください。丸投げごめん。

理解不能あるいは未知の事態に直面した時、そのストレスに耐えながら正しい道を模索していく姿勢、その力が今までもこれからも人類の大きな局面には必要なものだとアロちゃんは思うのです。
己が内に潜む狂気に耐えろ。

【PG10】理由:横文字や熟語が多い為10歳以下のお子様には説明が面倒くさそう

ｱﾛﾜﾗ#18 粉舐めビリティ

藤：はい、藤原でーす

🤔アロちゃんだよ

藤：アロちゃんさ、小難しいカタカナ用語ってあるじゃん。

🤔はあ、「アジェンダ」とか、そういうやつ？

藤：そう。「目次って言え！」みたいなさ。あ、（目次じゃなくて）「議題」か。

🤔うん、そうだね

藤：でもちょっと、やっぱ「意識高い人」って思われたい時もあるからさ。

🤔うんうんうん。

藤：この間まで、ちょっとね。「コアコンピタンス」がわかんなくて。

🤔え、何それ？コンピタンスって何？

藤：コアコンピタンスとは…簡単に言うと、その企業とかの「中核・中枢となる強みとか魅力」のこと。

🤔はあ～！

藤：競合他社と自社を比べて「自分の魅力ってなんだろう」と。「お客様に選んでもらえるには？」みたいなところで…

🤔うん

藤：「ケーキ屋さんにも手を出したし、掃除グッズ屋さんにも手を出したけど、やっぱりうちは、呉服店として出発して…やっぱり服なんだよね！」とかっていうのが多分、コアコンピタンス。

🤔はあ～

藤：磨いていくべきはそこで、そこからの発生展開みたいなところが…結局（中核の）魅力なんじゃナイカナ？みたいな。企業の強み戦略みたいな時に語られるらしいんだけど…

🤔なるほど

藤：ちょいちょい忘れて、毎回ググってるのね。そこに更にさ、「ケイパビリティ」っていう言葉が出てきたじゃん。

🤔ああ！

藤：多分「ケイパビリティ」もコアコンピタンスと同じでさ、なんか「強み」とかそういう意味、じゃん？

🤔いや、あれは「能力がある」とかだね。

藤：「能力がある」ってことなんだ。

🤔うん。

藤：だからね、「ケイパビリティ」はまだ自分の言葉になってないから…この言葉に出会うとね、表情がね、マリオの「ドッスン」みたいな顔になっちゃうんだよ（笑）

🤔（笑）結構わかりやすく怖い顔した

藤：あの顔で、「けいぱびりてぃ。。。（怒」って

🤔わははは

藤：まだサラッと「あ～ケイパビリティね？」って言えなくて。まだドッスン顔になってしまうんですけど。

🤔うん

藤：そこに更にさ？何？「ネガティブ・ケイパビリティ」とかっていう言葉がさ、出てきてさ。ここはもうお手上げなんですよ。

🤔あ～、その組み合わせ何？ってなる時あるよね。

藤：そう…アロちゃん、ちょっとさ、何？ネガティブ・ケイパビリティって？

🤔ちょうどこの間、それ読んだのよ。かいつまみますと…非常に端的に申し上げますと。 何か、「なんだこれは。全然わかんない。」ってなった時に、ぶち当たった時に、「わかんない」って怖いじゃん。

藤：怖いよね。

🤔ね。未知のものって恐怖を覚えたりするんですけれども、一旦その恐怖は置いておいて。「じゃあまず調べよう」とか「誰かに聞いてみよう」とか、 そういう他の「怖いから逃げる」とか「臭いものに蓋」じゃないアプローチを取っていくための力。 それがネガティブ・ケイパビリティ。

藤：えーー！？めっちゃ重要じゃないですか！

🤔割とこれはあれだよね、人が生きていくのにめっちゃ大事なパワーだと思うのね。

藤：アロちゃんはどうしてその言葉と出会ったの？

🤔なんでだったか、多分ね。反ワクチンとかあっち系だったと思うんだよね。陰謀論的な、ああいうのにはまっちゃうのはどうしてか？みたいな記事をあれこれ読んでる時に出てきた…と思います。

藤：あ～。そういうなんか…医療的な考え方じゃなくって、陰謀論とかに飛びついてしまう人っていうのは、ネガティブ・ケイパビリティが「無い」とか「まだ取得できてない」っていう風に、思えばいいの？

🤔「弱い」んだろうね、多分ね。怖いから、自分のもっと分かりやすい、自分が理解できる範囲の言葉でしか語られてないものに飛びついちゃう。

藤：ん～～～

🤔知ってるものって安心感あるじゃん、どうしても。だから、知ってる言葉に飛びついちゃうんじゃない？

藤：なんかあれだね、昔の人がさ、柳が揺れるのを見てさ、「幽霊だと思った」みたいなさ。そういうのもあるかもしんないね。

🤔因果関係を自分の手に負える範囲内で作っていくのが、多分1番簡単な恐怖の解消方法だと思うのよね。

藤：ん～～

🤔だけど、そこに恐れずに、それを恐れず。自分の知らない言葉だったり考え方を理解しようと努めていく姿勢っていうのが、 この高度な社会の中で必要とされているのではなかろうか？

藤：（あまりにもガチのトーンが続くことに耐えられず）…今日のｱﾛﾜﾗ…高尚じゃね…！？

🤔だいぶ…（笑）

藤：中の人、変わってね？

🤔（中の人が変わってないことを証明するために）…「アロちゃん、暇」……！！

藤：急に軌道修正を図ったけども（笑）。へ～。そのネガティブ・ケイパビリティっていうのはきっと、あった方が、伸ばした方がいいものだと思うんだけど。

🤔うん。

藤：どうやって伸ばしていくものか？ってのは、その本や記事には書かれていたの？

🤔忘れたね（即答）

藤：そうなんだ。じゃあダメじゃん。

🤔うん。 いや、ほら、何かを読むときってさ、自分の知りたいことだけ読んで、あと忘れちゃうとか、読み飛ばしたりとかするじゃん。

藤：うん。

🤔だから書いてあったのかもしれないけど、覚えてない。

藤：そうなんだ。

🤔うん。多分そこに困ってないからじゃん、自分が。

藤：（アロちゃんには）あるんだな。ねがてぃぶ・けいぱびりてぃ、が……今ドッスンみたいな顔してるけど（笑）

🤔うん（笑）

藤：ねがてぃぶ・けいぱびりてぃが。。。あるんだね

🤔そういうことだね。「わかんなかったら調べればいいじゃん」とか、「知ってそうな人に聞いてみたらいいじゃん」って思えないで、「怖い怖い」って言って、なんか別のわかりやすそうなキャッチーなところに飛びつく、っていうタイプじゃない、ってことだよ。

藤：元々ってことか、じゃあ。

🤔そうそうそう。

藤：確かにアロちゃん、ｱﾛﾜﾗでもすぐ「ググりました」とか「それググったの？」ってすごい言うもんね。

🤔そうかもね？……そんな言ってたっけ？

藤：うん。あの「mayu-ge」を。

🤔（笑）

藤：ちゃんとググってほしいって言ってたから（笑）（※ｱﾛﾜﾗ#6参照）

🤔mayu-geはググれよ。まずググれよそれは。おかしいだろ。

藤：ググらなくてもわかるんだよ！mayu-geはいるんだよ！

🤔いるかもしんねーけど、少ないよどう考えても。

藤：（笑）……っていう、こういう水掛け論の時に、物事をはっきりさせようとした時に「ググりなさい」って言うじゃない、アロちゃんは。

🤔そうですね。まずググろ！そこは。

藤：だが私は、ググらずに水を掛けていくよ（笑）

🤔（笑）

藤：自分の中にある経験則だけで断言していくからねっ

🤔う～ん…「断言ケイパビリティ」がすごい…

藤：断言ケイパビリティ（笑）新しい！その能力は（確かに）、ある！

🤔「吹っ掛けるケイパビリティ」？

藤：吹っ掛け…ビリティ

🤔「吹っ掛けビリティ」だそれ（笑）

藤：これ、どっちかっていうと…そうだよ。陰謀論とかこう、（黒）幕側の。胴元の考え方だよ。そうだったのか～

🤔いや、でも（陰謀論の）胴元はさ、どうやって考えてんだろうね？あれ。

藤：やっぱこう「シッシッシ、騙してやろう」って思って扇動しているのではないの？

🤔思ってんのかな？思ってない気がすんだよね。

藤：信じているのかな。本当に「そう」だと。

🤔信じてんじゃない？怖いから。「自分の恐怖こそ絶対だ」って思ってるから叫ぶんでしょ。

藤：そっかそっか。それで怖いから仲間を探すんだ、「みんな怖いよね」って。

🤔うん。で、なんかあの手の文章ってみんなこう、恐怖を煽るし、安心させようとしないじゃん絶対に。

藤：うんうん。

🤔だし、それって新興宗教もすごいその手のタイプが多くて。

藤：へ～

🤔とにかくその、「来世とんでもないことになる」とか「この世の終わりが来る時にひどい死に方をする」とか、「救いがない」みたいな、 そういう入り口から入るんだよね。「あなたのその生活では救われない」みたいなところから始まる。

藤：確かに、一昔前にスピリチュアル界隈で大ブレイクした、とあるご婦人（●木●子）の決め台詞が「地獄行くわよ！」だったね

🤔あ～そういうのあるんだ。わかりやすいね、それ。

藤：そうそうそう。一世を風靡して。今でも、それこそググると、そのご婦人の「地獄行くわよ」って言ってるテロップが出てる画像が、多分出てくると思う。

🤔あ、ほんと？え、そんなに有名？

藤：すごく有名。この場では名前は出しませんけれども…後継者の、娘さんと言われる方も確かご活躍なさってるはずなんだけど。

🤔え、そうなの。

藤：私たちの母親世代がね、結構そのご婦人に傾倒したんだよね。

🤔そうなんだ。うちの母が傾倒したのは…なんつったっけ。あの、手から（白い）粉を出す…

藤：結構ガチのやつ（笑）

🤔しかもその、「現地（インド）で粉もらってきた！」っていうママ友の…

藤：「星の砂だよ～☆」（笑）（みたいなノリ）

🤔ママ友の旦那さんが、「現地で粉もらってきた！」って。それをうちに持ってきて、（母親とママ友の旦那さん）2人でその粉を舐めているところに、私がちょうど帰宅っていう（笑）

藤：ヤダヤダヤダ！！！！やばすぎる

🤔すげえところに帰ってきちゃった。

藤：で、その粉舐めるの、何ビリティなんだろうね～

🤔でもあれじゃない？ネガティブ・ケイパビリティとはまた別の…その恐怖を越えた先にある「何か」だよね（笑）

藤：粉舐めビリティだ（笑）

🤔それ、舐めていいんか？っていう。

藤：やばいでしょう。薬事法に引っかかるでしょ。

🤔薬事法は引っかかんないけど、多分、食品衛生（法）…（笑）

藤：やばいよね、やばいし、あのほら「電波」も非常に恐れる人もいるけどさ。

🤔あー、あるねえ。

藤：電気通信事業法と無線法を学べば絶対にそんなことは無い、ってよくわかるので。

🤔そう、だから学びは大事だよ。知らない、「無知」こそが恐怖の元だから。

藤：ですよね。

🤔はい…何？今日この話（笑）

藤：え？（笑）「粉を舐めよう！」？

🤔舐めない舐めない！！ダメだよ。「得体の知れない粉は舐めないよ」。

藤：「舐めないよ」。

🤔ダメですよ。なんかインドから持って帰ってきた変な白い粉とかダメだから。

藤：（笑）やめましょう。

🤔やめましょう。

藤：じゃあ、さようなら。

🤔またね。