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アロワラ#28 鎌倉ぶらり旅〜純情派〜

小町通りは原宿の竹下通りかというくらい大混雑で、もうここ数年はずっとそんな感じだそうです。コンパクトな観光地は気になった場所を何度も見に行けるから大好き。また近々行きたい。
鎌倉の駅から海ってあんなに近いんだねー!海大好き。宇宙よりも手近に感じられる無限の未知と畏怖がある。
盃のことは「かわらけ」というそうなので気になった人は自分で詳しく調べてみてね。

アロちゃんは海が好きなので、億万長者になったら葛西臨海水族園にあるジャイアントケルプの部屋を自宅に再現して、大きなソファベッドを置いてそこで本を読んだりしたい。維持費どんだけかかるのかな。水族園に多額の寄付をしてVIP待遇してもらう方が手軽かもしれないな。あー良い。行きたい。
【レーティングなし】

藤:はい、藤原でーす

🤔アロちゃんだよ。
アロちゃん春休み、鎌倉行ってきた。

藤:お!?良いねえ

🤔もうね、途中どうなるかと思ったよ。

藤:え?どういう意味で?

🤔いや、アロちゃんちからはさ、東京を抜けないと神奈川県に行けないんですよ。だから東京で乗り換えが発生するんですよ。

藤:うん

🤔…東京やばいじゃん…

藤:あのう、ね、苦手だもんね東京(笑)

🤔特に新宿駅な😤

藤:あ~~あそこは本当にダメですよ。

🤔うん。だから子供達ずるずる後ろに引き連れて「ここ、あってんのかな…?」って思いながら電車に乗って、なんか特急だか快速だかよくわかんないけど「これ乗ってみようかな…」みたいな感じで電車乗った。

藤:え、待って、いつも「乗ってみよっかな」って感じで乗ってるの!?

🤔いや、多分合ってるはずなんだけど(笑)
なんだっけ、乗り換えアプリとかさ、ちゃんと見てるし、何分発って書いてるから多分これ、これで合ってるはず!と思って乗ってる。

藤:あーまあ確かにね、「特急快速じゃなくて快速って書いてあるけど、いいのかな?まあ行き先一緒だしいっか!」みたいな。

🤔そう

藤:わかる

🤔そんな感じで乗ってて、そんで、なんだっけ、(旅の目的地として)最初ね、「江ノ島」行きたかったの。

藤:うん

🤔で、なんか江ノ島って初めてだったから全然わかんなかったんだけど、「片瀬江ノ島」っていうのと、「江ノ島」っていう、なんか別の駅があって、 そんで、新宿駅から何線でしたっけ。あれ、小田急線でしたっけ。なんか、あれ乗っていくと、藤沢っていうところ(駅)で、駅を出ないで違うホームの電車に乗り換えると片瀬江ノ島に行けるんだよね。

藤:出た…(駅を出ないでホーム間で乗換苦手)

🤔ね、罠でしょ。でも、改札を出て、改札出て乗り換えると、江ノ電に乗って江ノ島駅に行けちゃうんだよ

藤:え?

🤔で、アロちゃんは混乱して、で、しかもホーム降りたら、藤沢の駅のホーム降りたら、 なんか「江ノ島の乗り換えはこっちだよ」みたいなのが、どっちにもこう、右にも左も書いてなくって、なんで?ってなって

藤:(笑)どっち!?てなるね

🤔そう。で、よくわかんないけど、「とりあえずこの階段登ってみるか」と思って登ろうとしたら、なんだっけ、江島駅に行くにはこっちのホームじゃないって書いてあって。

藤:ええっ

🤔「じゃあこれ階段上っちゃダメか?」と思って引き返し始めたところで、駅の中の放送が入って「江ノ電はこっちじゃない。江ノ島の駅はあっちだ」みたいなこと言ってたから、「じゃあこれか?」と思って行ったんだよ。

藤:ふふふ

🤔だから本当は最初片瀬江ノ島駅に行きたかったんだけど、なんか流れで江の電に乗ってしまったので、 「あれ?片瀬江ノ島駅って書いてないじゃんこれ。この電車どこ行くんだ?」ってなって。「でも江ノ島っていう駅があるなこれ(まあここでもええやろ)」って思って、そこで降りました。

藤:ああー怖い〜やだよお

🤔そう、だから元々、家にいた時は片瀬江ノ島駅から1番近いコインロッカーを調べてあったのに、 「江ノ電の江ノ島駅のコインロッカーはどこだ!?」ってなって

藤:あーそっか

🤔必死で調べて、そしたらね、すぐ駅の脇にあったから大丈夫だった。危なかったーもう本当嫌い。乗り換え嫌い。

藤:ほんとっすね…ほんとっすよ…

🤔でも、無事着いた。

藤:良いね。どうでした?

🤔うん、無事。無事着いたし、桜も咲いててさー

藤:あーいいね

🤔うん、よかった。あったかかったし。

藤:うんうん。

🤔あと、着いたのがね、10時とかだったかな。10時になるかならないかぐらいで、だから人が少なくて。「へー、10時なのにこんなに人少ないんだ」って思ったらさ、参道の店は全く開いてなくて。

藤:あー

🤔そう、そういうことらしい。

藤:そっかそっか

🤔うん、みんな食べ歩きをするんだね。あそこでね

藤:あーー楽しそう。

🤔これが軒並み閉まってて。なるほど。まあでも子供連れてるしさ、めんどくさいじゃん。いちいちあれ食うこれ食うって言われるの。

藤:確かにねー

🤔ねー。という意味ではよかったです、すんなり行けて。

藤:ああ逆に。確かにスムーズだね

🤔で帰り際にやっと店が開き始めたから、あれこれ食べて帰った

藤:いいね。食べ歩き、楽しいよね。

🤔うん、落ち着いて食べられた。全然まだみんなお腹が空いてない時に食べ始めるのはいいね。(混んでなくて)

藤:(笑)大事だから

🤔ほんで、鎌倉に行きました。

藤:うん

🤔鎌倉もね、20年ぶりとかでなんも覚えてなくて。だから新鮮だったよ。

藤:いいな鎌倉。1回だけ確かに行ったことあるんだけど、やっぱり私も覚えてないや、ちゃんとは。

🤔うん。なんか大仏の中に入った記憶しかないんだけど。

藤:入れるのあれ!?

🤔そうなんかね。拝観料みたいなのちょろっと払うと。でも今値段上がってんだろうな。なんか私が行ったときは150円とかだった

藤:あーじゃあ変わってるかもね

🤔それかもしかしたらこれは全然違う場所の大仏の記憶かもしれない。

藤:んーー(笑)

🤔(笑)記憶が怪しい

藤:旅の1番の、メインというか見どころはどうだった?

🤔うん。メインは友達の家族と合流して、ただホテルにこもってゲームをするっていうやつで。

藤:最高じゃん。

🤔そう。だからそこら中で食べて、 それでゲームをさせて。大人だけ美味いお店行って楽しくやってたんですけど

藤:(笑)

🤔アロちゃんが1番ワクワクしていたのは!ビーチコーミングです!

藤:ビーチコーミング?

🤔はい。最近知った言葉なんですが。なんか季節がね、ちょっと限定されてんだけど、秋から春にかけて、冬とかね、 早め、朝早めのビーチに行って、んで、打ち上げられた様々なものを吟味して拾う。

藤:へえええ

🤔なんか、なんでコーミングなの?って思ったんだけど、髪を梳かすみたいに、こうね、砂からこう、ものを取るから、コーミングらしい。

藤:潮干狩り的な奴だよね

🤔うん、そう、うん。ほんでね、一昨年かな あ、調べとけばよかった。忘れちゃった。なんかね、早稲田じゃないな、なんか、早稲田大学がある駅の、なんかどっかのすぐ近くの図書館かなんかで、 どっかの高校だか中学校だかがやってる博物学のイベントみたいのがあって。

藤:うん

🤔すっかり名前忘れちゃいましたけど。そこで、なんか先生かなんかをやってる人が色々な動物の骨を持ってきててさ。で、骨を見に行きたくて行ったんだけど

藤:あ~その(骨の)流れか!

🤔なんか同時にいろんなワークショップとか実験コーナーとかもいっぱいやってたから、子供をそっちに放ち、親は骨を見に行ってっていうね。そしたらね、その先生が「鎌倉の海で拾ってきたんですが、これはなんでしょう」って言って出した白い棒があったんよ。

藤:うん

🤔はあ、なんじゃろうと思ったら、鎌倉の合戦でさ、海の藻屑と消えた馬の骨!

藤:ええ!?なに!?

🤔めっちゃロマンあるじゃん。

藤:それ、あれか。骨をちゃんと調べれば、いつ時代の何の動物かってわかるんだ

🤔そうらしいよ。

藤:ええーー!なるほどお!!

🤔でも、でもさ、さすがにさ、海に洗われすぎてて、もうなんか素人にはただの白い棒なんです。(白い棒っていうか枯れ木みたいな)

藤:うーん、ホネホネしてないんだ。

🤔うん、もう角取れてるしさ、なんか細かい穴が開いて、そこに砂も入るし。
だから、これと同じものが落ちてたら、頑張れば見つかるかもしれないけど、同じものが落ちてるわけないから無理だろうなと思いつつ、「鎌倉の海めっちゃ行ってみたい」ってずっと思ってたの。

藤:あーもう、それ聞いた瞬間、もうお宝がたくさん眠ってるビーチに変わったわけだ

🤔そう。

藤:えー、ロマンだね。

🤔ねー。
ってなってたら、なんかインバウンドだかなんだか知りませんけど、軒並みですね。普段、そのゲームお泊り会をやってる家族とは都内でお泊りしてたんですけど、もうね、ホテルがアホのように埋まってるわ値段上がってるわで(部屋が)なくて。

藤:あ、すごいよね、最近ね。

🤔そう、びっくり。価格でさ。

藤:うん。

🤔そんなわけで、鎌倉にまで遠征することになって。「鎌倉かよ〜んもう行けんのかなアロちゃん…」ってすごい心配だったんだけど、「え。でも鎌倉じゃん!?!?!?!」ってなったわけよ。

藤:うんうんうんうん

🤔大いに喜びまして、行ってきて。で、まあ馬の骨を見つけるのは無理じゃん、多分ね。でも、「馬以外にもなんかあるだろう」と思って

藤:なんかはあるよね。

🤔で、だから「鎌倉・海・ビーチコーミング」とかでググったのよ。
そしたらね、まとめてる人いたんですよ。鎌倉の海でこんなの拾えるよって書いてる人が!!

藤:同士!!

🤔いるじゃない。やっぱね、いるよね、インターネットには。

藤:すごいね

🤔ほんでね、1番これイケそうだなって思ったやつを無事見つけて帰ってきました。

藤:えー、おめでとう!

🤔イェーーーーイ
あのね、あっち、やっぱさ、お寺とか色々あるじゃん。神社仏閣諸々。
そんで、御神酒を入れた素焼きの盃っていうのがあって、
で、なんかそれがね、何百年も。てか、下手したら何千年。何千年は嘘か。でもね、ずっと使われてて、で、使うたんびに使い捨てなんだって。

藤:あ、そうなんだー

🤔そう、御神酒を1回入れたら、それはもうそれでおしまいで、結構海に投げ捨ててたらしくて、だからこの、 なんだ、ただの、ちょっと角の取れた変な形の茶色い素焼きっぽい石?に見える何かみたいのは、結構それなんだっていうので、とってきましたよ

藤:あーよかったねえ

🤔うん、あった。確かによく見ればその素焼きの、なんだ、無印とかで売ってんじゃん。素焼きのなんとかみたいな、アロマストーン的な。

藤:あるある

🤔あれの茶色い、ハニワ色の、あのストーンみたいなやつがね、ぽいぽい落ちてるのよ。

藤:へー。一個やそこらじゃないんだ。

🤔そうそう、よく見ると、あ、さっきもあったな、これっていうのがある。うん、 面白かった。

藤:すごすぎ。あと20秒

🤔あ、え。本当だ。あっという間でしたね

藤:なんかもう素敵な思い出たくさんで。

🤔うん、楽しかったヒトデも落ちてた。

藤:ヒトデいいね。

🤔うん、可愛かったよ。鎌倉おすすめです。

藤:はーい

直球でいきます!サポートよろしくお願いします!今使っている2千円のマイクを卒業したいです!