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性教育、やった方が良くない?【C.N.】


こんにちは

趣味は考え事な女子大生です。
考えごとをするのが好きすぎて、(性を)考えるサークルの代表にまでなってしまいました。

もともとは、堂々と彼女を作りたい!という動機で入ったサークルでしたが、AROWはそういうサークルじゃなかったし、
それ以上にやりたいことが沢山わいてきてそれどころじゃないです。


考え事の醍醐味は自分の現時点での持論に反論してみることなので、わたしの持論はコロコロ揺れ動きます。割と極端にも色々と。

だけど、性教育をしたほうがいい!ってことだけは、今までほぼ揺らいだことの無い稀有な持論です。

性に関することや、恋愛に関することなど、しっかり目に表現すると、ジェンダーやセクシュアリティに関係すること、
たくさんの人を幸せにするポテンシャルがあるはずなのに、今はむしろ多くの人を苦しめていてもったいないことこの上ない。

社会問題になっている性暴力や女性差別、セクシュアルマイノリティ差別、ジェンダーステレオタイプ、、、(書き切れない)だけじゃなくて、
日常的に漠然と、
「可愛く/カッコよくなきゃモテない」「誰かにモテなきゃ生きていけない」とか
「恋人にこんなことされるのがイヤ、、、だけどそういうもんだよね」とか
「付き合ったらヤんなきゃダメ?」とか
「運命の人はどこ!?」とかとかとか
うっすらまたはがっつりと、苦しめられていることも沢山ある。

こういうの、100%なくすのは難しくても、減らしていく力が性教育にはあると思う。
(ここでいう性教育は、学校で教える知識だけじゃなくて、知識を得るあらゆる手段を指しています。)

例えば、ネットで検索すれば科学的に正しい知識が簡単に手に入ること、大好きな漫画やアニメを思いっきり楽しんでも、誤った認識に凝り固まってしまわないこと、身近に相談できる大人がいて、相談をしたら正しい知識で安心させてもらえること、街にあふれる広告が、フィクションと現実を混同させないこと、本当はいるはずの人間が、まるでいないかのように表現されないこと・・・
とにかく、ぼーっと生きていても無我夢中で生きていても、誰でも自分と他人を傷つけない最低限の知識を得られる、そんな社会であってほしいのです。

これをかなえるための「性」にフォーカスした第一歩として、日々AROWで活動しています。


最近は活動が楽しくて楽しくて、うっかり色々手を出してキャパオーバー寸前 みたいな感じですが、これはあくまで最近の話。前までは、もっとゆる~くAROWに参加していました。それこそ、はじめは恋人探しをしたかっただけだし、その後も、もう一個参加している部活が忙しくて参加したいイベントに参加したいときに参加するだけのメンバーでした。
こんな感じでゆる~く学んでいく中で、性教育を中心とした様々な分野の興味深さと社会の設計ミスを知って、さらになにより丁度よくコロナで暇になったので、これだけ深く関わるようになったのです。

学びたい人が学ぶ、動きたい人が動く、休みたい人が休む、繋がりたい人がつながる。
AROWは皆にとってもそんな場所であってほしいなあって思います。

(C.N.)



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