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オタクだってアオハルしたい 6話




○○:..................



先日のリアミー、普段のミーグリ、グッズ、ライブ等々



○○:お金がない.........


和:五百城君バイトしてないの?


○○:うん


和:それはきついね


○○:だからバイトはじめようかなって


和:この前さっちゃんもやりたいって行ってたから一緒の所でやったら?


○○:てか、菅原さんは?


和:さっちゃんは委員会だからって行っちゃった


○○:なるほどね


和:どこでやりたいとかあるの?


○○:まぁ落ち着いた雰囲気の所がいいかな


和:駅前のカフェとかいいんじゃない?


○○:たしかに、そこにしてみようかな


和:さっちゃんと審議だね


○○:そうだね


和:さっちゃんが来るまで動画みてよーよ!


○○:学校内だけどいいの?


和:もうみんな帰ったもん!


○○:なら見よっか


和:うん!










ガラガラッ


咲月:ごめんお待たせ


和:ここのさくちゃんがやばい!


○○:いやいや、蓮加さんがやばい!!


咲月:はぁ........


和:あ、さっちゃんいたんだ


○○:おつかれさま


咲月:うん、帰ろ?


和:あ、五百城君もバイトしたいらしいよ


咲月:ほんと?!


○○:うん


咲月:1人ではじめるの心細かったの!


○○:俺もだよ、ありがと


咲月:こちらこそ!


○○:いつ面接行く?


咲月:今週の土曜日とかは?


○○:いいね、それで電話してみよっか


咲月:うん!


和:(なんか疎外感.........)


咲月:五百城君、なぎが寂しそうな顔してる。笑


○○:そーなの?笑


和:寂しくなんかないし~


咲月:ツンデレだ。笑


和:うるさい!













そして土曜日.........



駅前のカフェ「バンドエイド」前にて.........





○○:あ、菅原さん


咲月:緊張するね.........


○○:たしかに.........


咲月:まぁ、とりあえず入る?


○○:そうだね


カランコローン


店長:いらっしゃいませーって.........もしかして面接の子達かな?


咲月:はい!


○○:よろしくお願いします。


店長:うん、じゃああそこの席に座っといて貰えるかな?


咲月:分かりました!



○○:優しそうな人だね


咲月:ね、ラッキーかも








店長:待たせてごめんね


○○:いえいえ


咲月:とんでもないです!


店長:面接を始めていくわけなんだけど







店長:採用!


○○:え?


咲月:え?


店長:え?


○○:.........?


店長:まぁ冗談はおいといて、採用するのはホントなの


咲月:良かった.........


店長:今、ほぼ私だけで回してる感じだしこんな可愛い子とカッコいい子が入ってくれたら売上も上がるかなって。笑


咲月:なるほど.........?


○○:良かった.........のか?


店長:まぁ、そういう事。次来た時に色々教えてあげるから今日はもう大丈夫よ


咲月:ありがとうございます!


○○:これからお世話になります。


店長:期待してるわよ?笑


○○:あはは.........












○○:なんかあっさりだったね。笑


咲月:ね。笑


○○:もう帰る?


咲月:遊んで帰ろうよ!


○○:いいよ


咲月:渋谷行かない?


○○:パネル展?


咲月:そうそう、まだ行けてなくて


○○:いいよ







渋谷で歩くこと数分.........









咲月:あ、あのたい焼き美味しそう


○○:食べる?


咲月:うん!





○○:何味にする?


咲月:カスタードもいいけど.........餡子も美味しそうだし.........


○○:半分こする?


咲月:え!いいの?!


○○:いいよ


咲月:ありがと!




○○:(なんかデートみたいだな.........)






咲月:あれ、顔赤いけど大丈夫?


○○:だ、だいじょうぶ。


咲月:そっか、じゃあ買いに行こ!





咲月:すいませーん、カスタードと餡子1つずつ下さい!


店主:はいよ!


店主:嬢ちゃん可愛いから1つ分サービスな!


咲月:ありがとうございます!


○○:よかったね。笑


咲月:うん!







店主:はい、カスタードと餡子ね!


咲月:ありがとうございます!


○○:ありがとうございます。


店主:あ、彼氏さん!彼女さんのこと幸せにしてやれよ?笑


○○:はい、ありがとうございました。笑


咲月:..................


○○:何か言いたそうな顔してどうしたの?


咲月:さっきの.........


○○:ああ言った方が店主さんにまたサービスして貰えそうでしょ?笑


咲月:意外と悪いとこあるよね、五百城君って。笑


○○:そうかな?


咲月:うん、特に和と喋ってる時とか


○○:なんか井上さんには負けたくないというかなんというか.........


咲月:似た者同士なのかもね。笑


○○:そんなことより、食べよ?


咲月:うん!






いただきまーす


○○:うん、美味しい!


咲月:餡子も美味しいよ!


○○:あ、はいあげる


咲月:和の時みたいにあーんしなくていいの?笑


○○:からかわないで。笑


咲月:ふふっ笑













数時間後.........


咲月:今日はありがとね!


○○:こちらこそ、楽しかったよ!


咲月:なんかさ.........その.........


○○:ん.........?


咲月:で、デートみたいだったね.........?


○○:..................


咲月:ちょっと.........何か言ってよ.........。


○○:ご、ごめん.........とりあえず電車乗ろ.........?


咲月:うん.........




○○:満員だね.........


咲月:そうだね.........?





2人:き、気まずい.........





咲月:(思ったことすぐ口に出す癖、直さないとな.........)





その時.........電車がカーブに差し掛かった所で人並みに押される2人。





咲月:きゃっ




○○:菅原さん!ギュッ





咲月:い、五百城君.........


○○:ご、ごめん.........人がおりるまでは我慢して.........


咲月:うん.........すっごい心臓バクバクしてるね?笑




咲月:(五百城君がかっこよく見える.........てかかっこいい.........)





○○:それは菅原さん、美人だし.........


咲月:っ..................ギュッ


○○:菅原さん!?


咲月:今は顔見ないでほしいかな.........多分.........赤いから.........










プシュー


○○:着いた.........ごめんね?


咲月:ううん.........ありがと.........


○○:じゃあ解散しよっか.........?


咲月:うん.........


○○:じゃあね。フリフリ



咲月:ま、待って!


○○:.........?


咲月:五百城君のこと.........○○君って呼んでもいい.........?


○○:いいけど.........


咲月:やった!


○○:(ガッツポーズしてる.........可愛い.........)


咲月:そしたら私のことも.........咲月って呼んでくれる.........?


○○:うん、いいよ。



「咲月」




咲月:っ.........


咲月:じゃあね!○○君!


○○:ばいばい、咲月!





咲月:(好きになっちゃったのかな.........)


○○:(可愛かった.........けど.........)








To be continued.........














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