オタクだってアオハルしたい 2話

和と咲月と仲良くなってから1週間がたった頃.........

○○：ねっむいなぁ.........

男1：五百城君、ちょっと屋上来てくれる？

○○：うん？わかった

なんだろ.........

ｶﾞﾁｬ

思ったより人多いな.........

○○：えっと.........なんで呼び出したんですか？

男1：君、井上さんと菅原さんと昨日帰ってたよね？

バレてたか.........

○○：うん

男2：それ、今すぐ辞めてくれない？

男3：なんなら、関わるのもやめてくれない？

男1：これが最後の忠告だからな

○○：わかった、話はそんだけ？

男2：意外と聞き分けがいいな

○○：まぁ、そんじゃあ

ｶﾞﾁｬ

○○：悪い予感が的中しちまったか.........

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

和：おはよ

○○：..................おはよ

本人には言えないしな.........

和：なんか元気ない？

○○：大丈夫、昨日ブログ見返してたら遅くなっちゃって

和：わかる～

○○：クラスでそんな事言っていいの？笑

和：.........ブログ？な、なにそれ？

○○：無理があるだろ。笑

男1：五百城くーん、こっち来て

○○：井上さん、また後でね

和：うん

ｶﾞﾁｬ

男1：言ったよね、関わらないでって

○○：向こうから話しかけてきたから

男1：ふーん、口答えすんのね

○○：ぐはっ！

男2：もう関わんなよ？

○○：ぐっ！

そこからも殴られる、蹴られるを時間いっぱい繰り返した。

男1：じゃあ、また次の休み時間も来いよ？

ｶﾞﾁｬ

○○：はぁ.........はぁ.........

○○：保健室行くか

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

○○：すいません

先生：あら、どうしたの？

○○：階段で転んじゃって

先生：そっか、傷見して？

○○：はい

先生：これでよし、キツかったら寝てていいからね

○○：はい

一方その頃.........

和：ねぇさっちゃん

咲月：なに？

和：○○君戻ってこなくない？

咲月：たしかに、どうしたんだろ

和：連絡してみる。

「どうしたの？大丈夫？」

和：これでよし

咲月：和がこんな男の子と仲良くするなんてねぇ笑

和：五百城君は他の人とは違うし

咲月：ふーん。笑

和：そういうさっちゃんだってどうなのよ

咲月：この1週間五百城君と話してみたけど面白いよね笑

咲月：凄い根はいい子なんだと思う。

キーンコーンカーンコーン

和：結局最後まで戻って来なかった.........

咲月：連絡は？

和：返ってきてない

咲月：心配だね.........

和：でもバッグ置いてあるし.........保健室行ってみる？

咲月：和、あんた天才かも。笑

和：でしょ？笑

咲月：行こっか

和：うん

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

和：失礼します

先生：どうかした？

咲月：あの.........五百城君っています？

先生：彼なら寝てるわよ？そこのベッドで

○○：ｽﾔｽﾔ

和：ほんとだ。

先生：階段から落ちたって言ってたけど、アザとか凄くて心配してたの。

咲月：五百城君.........

和：意外と可愛い寝顔してるよね。笑

咲月：たしかに、こっちの気も知らないでね。笑

和：ﾂﾝﾂﾝ

○○：んぅ.........

咲月：ﾂﾝﾂﾝ

○○：んぅ.........あれ.........ここは.........？

和：あ、おはよ

咲月：もう放課後だよ？

○○：..................

和：どうしたのよ、階段から落ちたって

○○：あはは.........ドジっちゃって.........

咲月：もう.........心配したんだから気をつけてね？

○○：うん、ごめん

和：一緒に帰れそう？

○○：..................

「もう関わんなよ？」

○○：ごめん、今日はもうちょっと休んでようかな

和：そっか、じゃあまた明日だね

咲月：早く元気になってね？

○○：うん、じゃあね

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

翌日.........

○○：.........

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

和：おはよ、大丈夫だった？

○○：うん

ｽﾀｽﾀｽﾀ

和：どこ行くの？

○○：トイレ

和：そ

ｶﾞｼｯ

○○：なんだよ

男1：言ったよな、喋んなって

○○：..................

男1：来い

ｶﾞﾁｬ

○○：ぐはっ！

男2：関わってんじゃねぇよ！

○○：ぐっ！

男1：こんなもんで引き上げるか

男2：そうだな

○○：.........はぁ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

○○：.........

咲月：五百城君、元気ない？

和：大丈夫？

○○：ごめん.........ﾀｯﾀｯﾀｯ

和：どうしたんだろう.........

咲月：怪しい.........

それからことある事に和と咲月は○○に話しかけるも.........

和：帰ろ？

○○：家の用事で早く帰らなきゃ.........じゃあね

咲月：もう.........

と言ったようにかわされていた.........

和：どう考えても私達のこと避けてるよね

咲月：嫌なことしちゃったかな.........

和：いや、ずっと長袖でマスク付けてるのも気になるし.........

咲月：決めた、私明日○○君に聞いてみる。

和：私も手伝うよ

咲月：前みたいに楽しくおしゃべりしたいもん

和：そうだね

○○：..................

To be continued.........