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タルトの展開方法が個人的にもったいないと感じる話

アメリカの自然派コスメブランド“tarte(タルト)”をご存じですか?

こちらはcosme@マグの記事を参考に書かせていただいております。


“tarte”という名前には『あなたの肌を喜ばせるヘルシーなご褒美を』という思いが込められ、“ハイパフォーマンスナチュラルズ”をコンセプトに果物やミネラル等から抽出された天然由来成分を取り入れたナチュラルコスメブランドなんです。


1999年にコスメフリークを自称する創業者でありCEOのモーリーン・ケリー氏が、N.Y.のワンルームアパートで自身が欲しいコスメを作ったのが始まりとのこと。天然由来で体に良く、天然色素でありながらしっかり発色し、さらに持ちがよくパッケージもかわいい、そんなコスメを求めて、様々なラボと連携しながら、妥協せず納得のいく商品を完成させました。このようにして、使い心地も発色も優れ、持っているだけでも楽しくなるような、メイクの楽しさが伝わる“tarte”が誕生したわけです。


その特徴は、徹底的にナチュラルであること。天然由来成分を使用するだけでなく、パラベンやグルテン等は不使用で、さらに動物実験も一切行わず、実使用テストによって安全性を確認。アメリカでも、最先端のナチュラルコスメとして注目されています。

大切なのは、ナチュラルなだけではないと言うこと。デザイン性もかなり優れており
1000万人超えの公式インスタグラムのフォロワー数からも実感することができます。私もフォローしていますが、とにかく全体的にポップ。見ているだけで、楽しく幸せになるようなデザインコンセプトです。


実は私は一時期、海外で生活していた時期があるのですが、その時は大きな手術をした直後で、体質の改善をしたいと常に考えていました。


食べ物もなるべく植物性のものを選ぶようにして、化粧品類も、自然食品店で売っているようなナチュラルなもの。デパートコスメからは遠ざかっていました。


そんな時に、アメリカのSEPHORAで何かナチュラルなお化粧品は無いかと、店員さんに聞いたところ勧められたのがタルトでした。

とにかくナチュラルでありながら気持ちがウキウキしてくるようなキラキラしたパッケージ。華やかなものが大好きな私としては救われたようなそんな気持ちになったものです。

日本では買えないだろうなと思い込んでいたのですが、実はタルトは、KOSEの傘下に入っており、オンラインはもちろん、メゾンコーセーと言うKOSEの全商品を扱う専門店でも購入することができます。

今やどこのコスメメーカーでも、SDGsや持続可能な社会の実現などを理念に掲げてボトルのリサイクルなどかなり積極的に取り組んでいますが。タルトは本当に早い段階からそういったところに注目していたイメージがあります。


自然環境に配慮したモノづくり”や“社会への還元”にも情熱を注ぎ、動物保護や女性の権利向上、環境に関する慈善活動等も積極的に行っています。


正直なところ、いちタルトファンとして思うところは、日本での展開の方法がちょっともったいなさすぎるというところ。


いわゆる海外コスメらしい、はっきりとした発色、しっかりとしたカバー力、そして、キラキラのデザイン性の高さというのが特徴だとは思いますが、


現在の日本の市場が、韓国コスメのような淡い発色やトーンアップするような明るいお色味のラインナップが主流になってきていると言うところも原因かもしれませんが、


あれだけの良質な商品があるのに、正直ほとんど知名度がない、美容雑誌などでもあまり見かけたことがないというのが現実です。

“tarte”ブランドを広く世に知らしめたのは、『世界で12秒に1本売れている』と言われる伝説のコンシーラー「ダブルデューティビューティ シェイプテープ コントゥアーコンシーラー」ですが、


これさえあればファンデーションがいらないと思えるほどの高品質。
シミや色むら、ニキビや毛穴等の肌トラブルをしっかりカバーするスティック状のコンシーラーですが、瞬時に肌を明るく滑らかに整え、引き締まった印象に仕上げるコントゥアリング コンシーラーです。


肌にするすると伸びるクリーミーなヴィーガン処方。海外ですとカラーラインナップは、圧巻の全30色。

ほとんど白に近いものから、チョコレートカラーまでずらっと売り場に並んでいるのが圧巻でした。

最近では、そのコンシーラーも、マットよりの仕上がりのもののみならず、日本で好まれるようや艶感のあるタイプも売られているので、選びがいがありますが、


私は、個人的にちょっとダークのお色味もお顔に陰影を出すために使ったりしています。コンシーラーといっても様々な使い方ができるのです。

日本の店頭であっても、30色ずらっと並べたらいいのにと個人的には思います

そして、もっとパッケージのキラキラ感を打ち出して、コスメキッチンのようなナチュラル志向の方でも、華やかなものが好きと言う人向けにどんどんアピールすればいいのにと思っています。

このままでは、コーセーがタルトを手放して、日本から撤退してしまうのではないかと私は個人的に危機感を抱いていますが、、、そんなことはないですよね。


写真は数年前のタルトのコレクションですが、海をイメージしたコレクション。華やかでとっても素敵ですよね。こちらは時間が経っているので、実際に顔につける事はしませんよ。大切に大切にコレクションとしてとってあります。


そうやって取っておきたいと思わせる、美しい商品パッケージと言うのも大きな魅力です。もっともっとタルトは打ち出し方があるのではないかと個人的に考えてしまっています。





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