自分で決める
我が子ながら思考が独特な長男、9歳。
だいたい小4ともなるとサンタさんを信じるかどうかも怪しいところ。。
長男も半分は親が関わっているのではと気付いている気がします。
そんな状態でもサンタさんにはお手紙を書く。だってオモチャは欲しいんですもん。
今回、小4長男と3歳次男がサンタにお願いしたのはどちらもヒーロー戦隊ロボ。
しかも、彼らが生まれる前の戦隊です。
小4にしては少々幼すぎませんか?!と母は懸念するわけです。きっと周りの友達はもうこの類いは卒業してるよなと。お前まだこんなの欲しいのかよーって言われるんじゃないかなと。
しかし。
長男曰く、もし僕が飽きたらK(弟)はオモチャが増えるから嬉しいはずだよ、と。
兄弟愛。
そうだった。。。
私の浅はかな願いや社会の常識って長男には関係がないのだった。全く私はまたもや他人軸で我が子を判断しようとしてたのです。
親として《手出し無用》なのはこんな時。
欲求までも親がコントロールしてはいけない。
子供達が大人の干渉なしにいつまでも夢を持ち続けていたら、大人になってから私の好きな事ってなんだろう?とか、仕事に対してもやらされてる感満載でストレスフルになることはないんじゃないかしら。
些細な事から進路まで自分で決めることで自分の人生に責任感が生まれますよね。
長男が通ったウィーン日本人学校の隣にはインターナショナルスクールがあります。
そこでは14歳で一旦進路を決めさせるそうです。それによって進むコースが専門学校なのか大学なのか変わってくる。14歳といえば中2。早い段階から、自分で考えて決める、を実践させているんですね。
そうはいっても可愛い我が子が路頭に迷うような人生は歩んでほしくない訳でおかしなことは正したい。
でも人生は結果ではなくあらゆる感情を経験することなら、どんな道を行こうが本人の決断に任せるべき。親は愛を持って見守るしかない。
親になると色んな意味で忍耐力が試されますね。
振り返れば、進路に関して両親は私に決めさせてくれた。
高校は海が見えるところ。
大学は外国人が多く住んでいるところ。
いいたいことは沢山あっただろうに、私が決めたことをさせてくれた両親には本当に感謝。
私もそうでありたいな。
追伸:
クリスマスの朝、
サンタさんからのプレゼントに誰よりも喜んだのは長男でした(笑)
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