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東京は夢の街なのか。東京協奏曲

親戚の冠婚葬祭で他県を訪れることになった。
東京から行くのはまずいんじゃないの?と心配を伝えたが、大阪からも来るからと押されて行くこととなった。

鉄道の駅は遠く、バスターミナルの利用となり、念のために飲食店を検索したが見当たらず、親戚に確認したら、何軒かあるが殆どが他県から来た方お断りなのだそうだ。
やっぱりコロナ禍の中、東京から来た人は危ない人なのだと確信した。

コロナ禍の中、東京の新規感染者は他の地域に比べて、ダントツだった。
東京は夢の街じゃなかったのか、と凹む気持ちがむくむくとこの1、2年出ていた。

小林武史さんの作詞作曲、
櫻井さん、宮本浩次さんが歌う"東京協奏曲"
が最近リリースした。
ミュージックビデオの撮影場所は銀座四丁目の和光ビルの時計台の横。
特殊撮影ではなく本当に時計の横でロケーションしたようだ。

嬉しかった。
憧れの銀座和光にベテラン3人が立ち、東京を奏でている。

私は東京生まれ育ちで、東京で勝負とか戦うとは意識に無い。でも心の奥には東京のプライドがある。
きれいで真っ直ぐなものと志しがある。

宮本さんの歌う歌詞で
"空っぽだけど 動いていた
血を流しても 笑ってた
楽しそうじゃ ないけど
あいつはそれを 面白がってた"
きっと、
宮本(ここからは強い親しみを込めて呼び捨てにさせて下さい)も笑っている。
私も日々と戦っている。
素直に真剣に生きたい、もう動ける時間が年齢的に限りがある。
素直に生きると傷つくこともある。そして前に進む。

戦っている場所が私は偶然、東京だ。宮本浩次も東京で戦っている。同じ空の下で私たちは同士だ、
と妄想に入る。

小林さん、勇気が出る歌をありがとう。
櫻井さん、温かく強い歌声をありがとう。
宮本浩次、いつも一緒に歩いてくれて深く感謝しているよ。

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