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香りのイメージは人それぞれ

ここ数日久しぶりに調香を楽しんでいます。

つくづく香りの好みの問題は難しいなぁと感じる今日この頃。

特に人のための調香の場合は、「私が良くても相手はどうか」が気になり、黙々と調香だけを仕事にされている方のすごさを感じています。(かぎすぎて香りにやられた人)

今回は「体質」や「環境」から想像できる不調の本当の原因を探り、さらに調和がとれたブレンドにしていく作業をしているのですが、自分の考えた調和がとれた香りと、他人が感じる香りの好みの隔たりは、実際かいでいただかないとわからないので難しいと感じます。


また、別件で私自身も勉強のためにあるブレンド精油を取りよせたのですが、クチコミは良かったし、確かに良い香りだったものの、イメージしていた香りとかなりかけ離れていました。

夫にも試しにかいでもらいましたが、「この香りは〇〇ってかんじじゃあないよね・・」と言っていて、「やっぱり!?そうだよね」となりました。

その後私がイメージしたブレンドをかいでもらったところ、数回手直ししたものがイメージに近づき、長女も「昨日行った〇〇の香りだぁ!」と言ってくれたので、良かったのですが、その後さらに手直しすると、夫は「良くなった」と言ってくれたものの長女は「これは何か離れた感じ・・」としかめっ面。

本当に難しい作業です。


選ぶ精油で自分の「今」がわかる


精油の香りの感じ方は、その時々の体調の変化によっても変わります。

私の場合は良い例が「イランイラン」という精油です。

強いお花の香りで、エキゾチックなイメージのイランイランですが、初めてかいだ時は強すぎて苦手な香りでした。

でも、次女出産後、血圧が上がっている状態でかいでみたところ、驚く程心地良く感じ、しばらくブレンドに使用していました。


だからと言って、他の高血圧の方も良い香りと感じるかと言ったらまた別問題です。

割と万人受けするラベンダーやカモミール(ローマン)。
実は私は苦手と感じることが多いです。

特にカモミールは好んで使うことは一切なく、カモミールが他のハーブが弱っている時、自分に虫を引き付けて仲間を救う健気な様子から「お母さんのハーブ」と呼ばれていることを知った時はとても複雑な心境に(笑)。

でも、この精油が苦手なことにもその時の色々な理由があり、「怒り」を鎮めてくれると言われているペパーミント好きなことにも、きっと理由があるからだと(笑)、今は納得しています。


こういう人はこの香りを好む傾向がある、嫌な香りと感じる時はこういう傾向がある、という分析をされている先生も多くいらっしゃるので、学ぶと面白いかもしれません。

体調面から読むケースと、メンタル面で読むケースがありますが、結構調べていくと繋がっていると感じます。


精油を複数お持ちの方は、是非体調や気持ちの変化による精油の好みの違いを試してみてくださいね。


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