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鍼灸を習いに 面接へ

ボディケアの施術をかれこれ20年以上やってきました。
お勤めを経て独立開業して16年目。
ちょっと自分の知識も技術も枯渇してきたと感じているので、
新たに鍼灸を学びに学校へ通うことにしました。
いや、まだ正しくは合格通知をもらったわけではないのだけど。

で、昨日は社会人入学試験の日でした。
受験者は私を入れて3名。
1人は私より10は年上らしき女性。
もう1人は20代くらいの男性。
待ち時間にすこしお話したりして過ごしました。

内容は面接。
事前に書いた小論文を持参して。
面接のためにスーツまで用意しないといけなかったのは痛かったけど、
大人だし持っておいて損はないよね。
(と、言い聞かせる…)

3人の面接官を前に、ふと、
あれ、こんなの人生初めての経験だわと気づく。
今まで面接なんて大学生のときのバイトの面接くらいしか受けたことなかったなと。
なので、「こういう場面に備えて学生はマナーとか?学んで臨むのか」
と感じました。
私のできうるかぎりのマナー?でなんとか座ったり立ったりお辞儀したりしてきました。
そっちのほうが緊張したかもしれません。

「鍼灸師をめざそうと思われたのはどうしてか」
「なぜこの学校を選んだのか」
「今開業されているが、一日の患者さんは何人くらいなのか」
「学校で学ぶということから長年遠ざかっておられるが、勉強は大丈夫か」←がんばりますとしか言えんやろ
「学費の支払いは大丈夫か」
「いま健康か」
「大きな病気はしていないか」
「施術をしていて得たものはなにか」
「鍼灸を実際受けてみてどうだったか」

みたいな感じでした。

最初の質問は、当然予想できたはずでしたが、
答えをきっちり用意していたわけではなかったので、
ちょっと話が遠回りすぎたかもしれない。

ひとりひとりの体質の違いを読みとることを学び、
施術に活かしたい

西洋医学的に手の施しようがないところからでも
東洋医学にはできることがある、
そこを学びたい

と、いうようなことを伝えたつもりです。
伝わったかは分からないですが。

真ん中に座っておられた校長先生らしきお方は
目がちょっと怖いなって思ったのですが、
最後の方は笑ってくださったりして和みました。

「余談ですが、私が最後に校長を勤めたのはあなたの母校(高校)なんですよ」
だそうで。
あらまあ。ってちょっと嬉しくなりました。

結果は今週中に来る予定。
受かってるといいな。
そして来年からの生活は忙しくなるだろうけど、
楽しみだな。