◆自分を低くみせる人は…

自分のことをけっこう正直な人間だと思っていても、ふとしたことで、今まで自分の素直な気持ちだと思っていた部分が、実はあまりきれいなものではないと知ってがっかりすることがあります。

それはだれしも多かれ少なかれ、自分と人を比べて、あくまで自分感覚で、人よりちょっと上手くいったり、逆に人の失敗やうまくいかないことを見聞きして、ちょっと安心したりすることで、なんとか心のバランスをとって、自分が少しは価値がある人間なんじゃないかと思って生きていたいと願っています。ささやかな自己満足な幸せではありますが…。

そして、総じてみれば、だいたい±0、ちょっと喜んだり、ちょっとムッとしたりを等分にくりかえして「まあまあいいんじゃない?」というところでなんとか自分で納得しているのかもしれません。

そう考えると私の生活のあれこれも、もしかしたら身近な友達の心のバランスに一役かっているのかもしれないな~と思ったり。なので、特に落ち込んでいる(ように見える)友達には、自分のとっておきの失敗や、現在の苦境などを、ちょこっと伝えることがあります^^ こういう引き出しの多さにはちょっと自信があるのです(笑)

しかし、そんなとき、あ~余計な親切だった! と反省することも…。子供のデキの悪さを嘆く友達の言葉を真に受けて、我が子のトンデモ話をして、安心させてあげようとしたら…その友達の嘆きは単なる謙遜で、お子様とってもデキ良かった~ということが後で分かり、ちょっとなんなのー? 我が子犠牲にして損した! 我が家の恥をさらしてしもうた~と思っても後の祭り><; 友達の謙遜話に「え~そんなことないよー〇〇くん、かしこいじゃない~」とさらっといえばすむところを、なぜに我が子を引き合いに出したて突っ込んでいったのか…友達も内心、「あなたのトンデモくんと比べないで…」と思っていたかもしれません…;;

人の心のバランスのとり方は人それぞれ。自分の±0作戦が、賢明な友達には通用しないということをもっと早く知るべきでした。そして、かしこい女性にありがちな生態なのですが…自分や子供のことを、いつも低く見せようとする人は、内心、そんなに困っている人は少ないので、かしこい人の自己卑下話には御用心…というお話でした^^;;

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