何で「お客様層」を設定した方がいいの?
今日は、これから起業していくにあたり、
何で「お客様」を設定した方がいいの?
についてお伝えしたいと思います。
何でお客様を明確にすることが大事なの?
そもそも治療院・サロン・レッスン教室起業とかその後のビジネスをするにあたり、なぜ自分のところのお客様を明確にすることが大切なのでしょうか。
今日はそのポイントとして、
・ブランディングイメージを決める際の手がかりとなるから
・集客が効率よくできるようになるから
この2つについてお伝えします。
ただし、1つだけ注意して欲しいことがあります。それは、起業前の段階の場合には、まだどのような客層を主な対象としていきたいのかまだ漠然としていることが多いです。こればかりは実際にサービスを提供していかないと見えてこないことですので、その場合には焦って決めようとすることなく、起業してサービスを提供しながら徐々にご自身に合う客層を見つけていってください。そして客層がおおよそ決まったら、今回お伝えする内容を参考にしながら自分らしいビジネスを組み立ててください。
理由①:ブランディングイメージを決める際の手がかりとなるから
この先に起業するときに、あなたはどのようなブランディングイメージの事業をしたいですか?
ブランディングと言うと、自分のところの世界観とか雰囲気を表現するものです。色、フォント体、発信などする時の語り口調、使用するイメージ写真などをどのようなものにするかによって、あなたの事業の見え方が全くと言って良いほど変わります。
そしてこのブランディングを決める際に大切となることの1つに「あなたのお客様層」が決まっていると、よりその相手に伝わりやすいブランディングを決めやすくなります。
具体的に挙げると、性別・年代・どのような雰囲気の人を客層にしたいのか?といったところです。
例えば、20歳前後で可愛いものが好きな女性がターゲットで、ポップな印象を持たせたければ、下の画像のような「若い女性が好みそうな、可愛い雰囲気のもの」として、ピンク色をメインとして、やや丸みを帯びたフォント体(親しみやすさをイメージ)、くまさんの可愛いぬいぐるみを載せるなど、「可愛い」を表現してみると良いかなと、ブランディングを考えていくことができます。
また、40歳代くらいで働き盛り、そのような疲れた身体をゆったり寛げるような、「落ち着き」を表現したければ、下の画像のように、ベージュ系統の色味を背景に、フォント体もややかしこまったものを使用することで、その雰囲気を表現することができます。
このように、ブランディングを決める際は、自分の表現したい世界観とか雰囲気を見つけながら、それと同時に「どのような客層の心に響いて欲しいのか?」を考えていくことで、自分のところにぴったりのブランディングが表現できるようになります。
理由②:集客が効率よくできるようになるから
もう1つの理由が、集客を効率よくできるようにするためです。集客はただやみくもに発信するのではなく、「自分のターゲットとする客層に向けて、自分の事業を知ってもらい、さらに自分のところの魅力などをメッセージとして届ける」ことが目的です。それなので客層を明確にすることで、あなたがこれからやる集客としての発信を「どのような相手に届けていきたいのか?」この届ける相手によって、どのようなツールを使い、どのような時間帯に発信をし、どのような内容のものを発信していけば、相手にあなたのメッセージが届きやすいのかを見つけ出すことができます。これはどのような集客手段においても言えることです。
さらにSNSなどネットでの集客は交流することがポイントでもあるので、どのような人と交流していけば集客につなげていくことができるのか、その見当をつけることもできます。
最後に
今日は、治療院・サロン・レッスン教室ビジネスをする上でなぜ客層を明確にすることが大事なのか、その理由を2つご紹介しました。冒頭にもお伝えしましたが、起業前とか初期の段階ではまだどのような客層を相手にしていきたいのかがはっきりしないと思いますが、その場合には、起業前はまず客層を「仮」で設定してみて、その後実際に起業をしてサービスを提供しながら徐々に自分に合う客層を見つけて、それに向けて調整していくと良いでしょう。実際に動きながら、自分の望むスタイルに向けて修正したり改善していくことで、「自分らしいビジネス」を作り上げていくことができます。ぜひ今日お伝えした内容をこれからの起業にお役立ていただければと思います。
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